みなみの香草屋 Blog

自然と共に共存し、植物の持つすばらしい力を借り、心身共に健康で過ごせるための、植物療法(フィトテラピー)について

2008年11月09日  アルツハイマー型痴呆症の脳は不活発
2008年03月15日  関連情報目次 脳・神経関連
2006年12月20日  フェンネルと脳の関係
2006年11月09日  モラルジレンマとブレインジレンマ

アルツハイマー型痴呆症の脳は不活発

● ひまわりが勝手に選んだ植物療法関係の記事一覧の目次です
● 年度別目次 年度別 / 2008年 / 2007年 / 2006年 / 2005年
○ 関 連 情 報 精油の化学 / 植物油の化学 / 医療 / 脳・神経 / 薬と身体 / 福田安保理論 / 千島学説 / その他

今日も、朝から曇り空で、今にも雨が降り出しそうでしたが、道路が湿っていましたから、雨上がりなのでしょうか。二階の階段の真正面には、黄色に色づいたイチョウの葉っぱが目に飛び込んできます。

今日の最低気温は 6.5度、最高気温は 11.2度(14:29)と、昨日とは違って風もなく、ときおりお日さまが顔を見せるなど、わりと穏やかな日曜日でした(
2007.11.09 初冬の風物詩)。

今日も山へ行ってきました。昨日は、元気な愛子の姿を写真に収めましたが、豆太郎も元気です。周りの山々は、紅葉が進んで本当にきれいです。ツルウメモドキも、随分赤い部分が多くなってきました。

20081109豆太郎 20081109紅葉 20081109ツルウメモドキ

厚い雲が出てはいますが、一方では、お日さまが顔を出しています。下の写真は、早咲きラベンダーの収穫をかねた剪定作業の様子です。この後、小雨がぱらついてきました。目まぐるしく天候が変わります。

20081109早咲きラベンダー1 20081109早咲きラベンダー2 20081109早咲きラベンダー3

下の写真、左と中央は、早咲き3号です。左が剪定前、中央は、剪定後です。とってもすっきりしました。これで、これから迎える冬の雪にも耐えることができます。右は、長い花穂を伸ばしているラベンダーおかむらさきです。こちらは、明日以降の仕事になりますね。

20081109ラベンダー早咲き3号剪定前 20081109ラベンダー早咲き3号剪定後 20081109ラベンダーおかむらさき

今日でようやく早咲きラベンダーの収穫けん剪定作業が終わりました。下の写真、左は、きれいに形を整えられた早咲きラベンダーです。中央は、まだ作業が進んでいないラベンダーおかむらさきです。

右は、先日、昨日と軒下へぶら下げられた干し柿です。

20081109早咲きラベンダー4 20081109早咲きラベンダー5 20081109干し柿

ここ数日で、随分紅葉が進んできました。毎日、ひまわりブログでは紅葉の様子をご紹介していますが、秋田市内は、今日あたりが見頃なのではないでしょうか。

桜の紅葉は、もう終わりに近づいていますが、雑木林の紅葉は、ピークを迎えている様子です。下の写真は、帰りの峠道の紅葉の様子です。左は、峠道を上がっているところからの風景。

中央は、下りにさしかかったところからの紅葉の様子、そして、右は、ずーっと下りきったところからの紅葉の様子です。この写真の左側には、こぶしの木があり、ほとんどど葉っぱがない状態でした。

20081109山からの帰り道峠の紅葉1 20081109山からの帰り道峠の紅葉2 20081109山からの帰り道峠の紅葉3

下の写真は、今日のお昼ご飯です。昨晩食べただまこ鍋に、ラーメンの麺を入れて食べました。昨夜のだまこもち、味がしみていておいしかった〜。右は、おやつのドーナッツです。

20081109だまこ鍋ラーメン1 20081109だまこ鍋ラーメン2 20081109おやつ

下の写真は、今日の晩ご飯です。とんぺい焼きに、小松菜のおひたし、そして、納豆汁でした。

20081109とんぺい焼き 20081109小松菜のおひたし 20081109納豆汁

昨日(2008.11.08)の NHKラジオ(かんさい土曜ほっとタイム)で、「おもしろ人物ファイル」という番組が放送されていました。

今回の内容は、再放送(アンコール)だったようですが、「
ラジオでボケ防止」だったっか、とても興味のある内容でした。さすがに、アンコールされるだけあり、かんさい土曜ほっとタイムというラジオ番組にピッタリでした。

もっとも、ひまわり自身が番組のタイトルをど忘れしてしまっていますから、もっと、ラジオを集中して聴かなあきませんね。これこそが、今回の中心となる内容でした。

ひまわり自身が、とても感じている事に、パソコンでセミナーの内容をキーボードから直接入力するようになった頃から、便利ではありますが、まず、

・漢字をど忘れしてしまう
・講義の内容をはっきり記憶にとどめておくことができなくなった

という事があります。番組の冒頭でも、何故ラジオがボケ防止によいのか、そして、アルツハイマー型の痴呆症に有効なのか、という事について、

・ラジオを聴くことで、耳から入った情報のイメージを膨らませる事で脳が活性化
・妄想、空想、想像をする事が脳の活性化につながる

という点が挙げられていました。その例として、ラジオドラマやニュース、さらには、スポーツの事がお話されていましたが、ひまわりも、20年以上前になるでしょうか、NHK のラジオドラマで放送されていた「江戸川乱歩シリーズ」にワクワクドキドキしていたのを、今でも覚えています。

番組では、ある大学の実際にあった例をお話されていましたが、便利になった反面、脳にとっては、後々「災い」を起こしてしまうやっかいな問題を抱えているようです。

それは、

・ある大学の論文の 67%が同じ様な内容の論文であった
・ネット上の情報を検索し、必要な所を「コピーアンドペースト(コピペ)」
・このようにして書き上げられた論文は ペーストの場所が違うだけで、ほぼ同じ様な内容

というものでした。このような事が、日常的に繰り返し行われていると、便利になった分だけ、脳には空白部分ができてしまうのだそうです。

番組のキャスターの方が、面白い事をお話されていました。
かんさい土曜ほっとタイムでは、「ぼやき川柳(通称ぼやせん)」というコーナーが放送されていますが、そこへ投稿される「手段」が、どうも番組で採用される「川柳」と関連があるらしいというのです。

その「手段」とは、「メールかはがき」でした。どうも、メールで投稿される方々は、その場で、ワープロとかメールソフトで書き上げたものを、そのまま「送信」されるケースがほとんどなのではないのか、と分析されていました。

その点、はがきで投稿される方々は、何句かを思い浮かべ、それらを手で書き、メモし、作り上げます。しかも、書き上げたはがきに切手を貼り、郵便ポストまで歩いて行き、投函されます。

そのプロセスが一番大切で、それら一連の行動を伴って書かれた「川柳」が、番組で採用される確率が高いのではないのか、ということでした。

ゲストの方も、手紙や日記を手で書く事はとても大切な事で、

・一日に起こった事を全部思い出すという作業
・それを書く事で、記憶を確保する

ということが、脳のためにとてもよい刺激となるようです。すかさず、キャスターの方は、「ラジオを聴いて、せんりゅうを書く。そして、手紙やファックスで送る事」が、脳にはよい事になるんですね、とお話されていました。

今までの部分は、番組の本当に冒頭のところで、その後、だんだん本題へと入っていきました。まず、最初のキーワードは、「
アルツハイマー型の痴呆症に陥りやすいタイプ」という事で

○ 65歳以上になると 4%がアルツハイマー型の痴呆症
・統計がでている
・高齢の方が増えれば増えるほど多くなる
○ アルツハイマー型の痴呆症のタイプ(生活習慣)
・不活発な生活
・寂しい思いでテレビをつけているだけ
・偏った食生活
・糖尿病、コレステロールが高い、高血圧の方々

の事柄をご指摘されていました。ここで、見えてくるのは「65歳以上」、「生活習慣」というキーワードでした。

以前、
2008.09.05 脳萎縮とアルツハイマー型痴呆症の関係でも投稿しましたが、以上のキーワードは、その時に掲げた三つの事柄ととても重なって見えてくるようです。それは、

1. 有酸素運動 〜 二倍の予防効果
2. 話相手を持つ 〜 八倍の予防効果
3. 生活習慣病を予防 〜 6倍の予防効果

でした。基本的なところは、みな一緒のようですね。

番組では、次のステップとして、ラジオを「
アルツハイマー型の痴呆症の予防にどのように活用するのか」という二つ目のキーワードのお話になりました。

この二つ目のキーワードは、一見すると相反する活用の方法のように見えます。

○ ラジオを「ながら族」で聴く
・ラジオを聴きながら同時に二つの事をする
・脳には難しい作業ではあるが、ある程度の付加をかける事
・右脳と左脳のバランスをとってあげる
・うつ病の原因の一つの仮説として、左脳を使い過ぎる
○ ラジオで集中力を身につける
・正しい情報を獲得するためには集中しないといけない
・きちんと順番に聴いていかないと獲得できない

という矛盾するかの様なラジオの聴き方は、脳が生まれながらに持っている「ある大原則」に対して、とても有効な手段となるのだそうです。その大原則というのは、

・生まれた時が脳細胞の数が最大で、その時点から徐々に減っていく
・脳細胞は、刺激をしないと死んでいく

という原則で、それを食い止めるための方法が、「脳を刺激する」事なのだそうです。実は、便利だと思ってやっている事が「脳にはかんばしくなく」、面倒くさいなぁと思ってやっていることが「脳には刺激を与える」事になるのだそうですよ。

ひまわりが便利だなぁと思っておこなっている事、一番最初に書きましたが、それがどうも、脳にはかんばしくなく、結果として、手書きで記録していたときと比べて、記憶にとどまっていない現実となっているようです。

具体的な例として、ラジオ以外では、

・ワープロから手書きへ
・日記を手書きで書く
・テレビをボンヤリして見ない
・本を読む

などがお話に登場してきました。ただ、ラジオのとても優れた点というのは、「ながら族」でいろいろな事ができる点にあったようです。こんな事もお話されていました。

お年寄りの方が、お孫さんなどに「
お手玉遊び」を教えてあげる事でした。まず、

・お孫さんなどに教えてあげたら喜ぶだろうなぁという感情の芽生え
・お手玉を作ろうという創作意欲
・お手玉を実際に行っているときに、脳は複雑な作業をして活性化
・特に、動的な空間認識、知覚、運動などと関係 〜 実際に脳を調べると活性化
・お年寄りの方とお孫さんなどとの間のコミュニケーション
・お孫さんなどのリアクションを見ながら、その反応を敏感に見分ける

など、お年寄りの方々だけではなく、お孫さんなどにも、とてもよい効果が期待できるのだそうです。民話や昔話などにも、もちろん同じ様な効果が期待できそうです。

そして、いよいよ最後のキーワードである「
前頭前野と思いやり人間らしい心」のお話が始まりました。先ほどの二番目のキーワードの内容である「脳を刺激する」事は、アルツハイマー型の痴呆症の予防に有効なだけではなく、脳の前頭葉、中でも「前頭前野」にとても関係があるようです。

この部分は、社会脳といわれており、何をすべきか、他人と自分はどう違うのかなど、もっとも人間らしい、人間らしさを与える部位で、「
自己抑制」と密接な関係にあるのだそうです(2008.03.11 絵本やアロマと前頭前野)。

これは、怒りたい気持ち、喜びたい気持ちなどを抑制してコントロールできる事をいうのだそうで、今回の大きなテーマであるアルツハイマー型の痴呆症の中には、この「
自己抑制」ができない方々が多いのだそうです。また、これは、「切れる」という方々の脳とも関連があるのだそうです(2008.03.06 キレやすい人とセロトニンの関係)。

この「前頭前野」を鍛えるためには、先ほどの二つのキーワードの例で示した以外に、

・ランチを新しいお店で楽しむ
・服装もどうでもいいのではなく、新しい服装へ変えてみる
・芸術的な事を行う

など、視覚だけでなく、聴覚や嗅覚など、五感をフルに発揮させる事が、「脳を刺激する」のにとても有効なようです。アロマテラピーでは、とても大切な部位である「嗅覚」のお話もされていました。

とても興味のあるお話でした。番組の最後には、キャスターの方が再度、まとめをしてくれました。

・よく歩き運動を行う
・栄養バランス
・芸術的な事に挑戦する
・仕事一筋から適当モードへ
・休みに自分の趣味を持つ

などが、「脳を刺激する」ことに関係し、アルツハイマー型の痴呆症の予防には、とても有効である、との事でした。そして、「川柳は手書きで」という「かんさい土曜ほっとタイム」らしいオチで締めくくられました。

ひまわりも、パソコンはどうにもならない様なので、せめて「
iPhone は手書きで」という改善を、切に望みたいですね。中国語では手書き入力可能ですが、日本語は、まだ対応していません。

そうそう、今回のゲストの方は、やはり NHK の関係で、「ヨン様の熱烈なファン」である女性(60〜80歳)の方々の脳を調べた事があるのだそうです。

ヨン様の画像を見つめてウットリしているとき、その方の扁桃体(扁桃核)が「
ピカッ」と光っていたのだそうですよ。扁桃体は「好きか嫌いか」を感じとる脳部位でした。ゲストの方は「恋愛の脳」といっておられました。

そう「恋愛」がとても「脳の活性化」によいようです。この扁桃体もまた、アロマテラピーと密接な関係にありました。

そして、脳の細胞は、減る一方であるといわれていましたが、脳の赤ちゃんがあり、減る一方ではなく、増えていく可能性があることも示唆されていました。

結局、現状にとどまらず、次のものを求めてやっていく、という事が大切で、いろんな趣味や好奇心を持って前向きに生きる事が、「脳を刺激する」最大の方法となるようでした。

日野原重明氏のお話を出されていました。何でも、三年先の講演まで、責任を持ってやるという前向きの気持ちを持って準備されているとか(
2007.09.16 生涯現役と存在の意義)。

このように考えてくると、アルツハイマー型の痴呆症の方々の脳は「
不活発」という事になるようです。今回の「おもしろ人物ファイル」で登場されたのは、和歌山県立医科大学医学部長の板倉徹氏でした。あ〜面白かった。

本当は、マインドマップで全体像を描きたかったのですが、時間がありませんでした。これって、面倒くさいなぁと思ってやらないことになるわけですから、「脳に刺激を与える」のではなく、全く反対の方向へと導いていることになりますよね。これ以上どうしよう!

● 関連記事
脳・神経関連の目次
2008.09.05 脳萎縮とアルツハイマー型痴呆症の関係
2008.08.21 痴呆症発症予知の客観的評価方法
2008.04.05 ヒスタミンH3受容体とアルツハイマー病
2008.03.11 絵本やアロマと前頭前野
2008.03.06 キレやすい人とセロトニンの関係
2008.02.23 アロマを利用した心の介護と痴呆症
2007.09.16 生涯現役と存在の意義
2007.03.05 失われた脳の機能を取り戻す
2007.01.08 脳を鍛えることとコミュニケーション
2006.12.18 認知症と介護
2006.06.14 アルツハイマーと免役

関連情報目次 脳・神経関連

http://blog.livedoor.jp/biopro/archives/50731737.html
2008.03.15 関連情報目次 脳・神経関連

ひまわりが勝手に選んだ植物療法関係の記事一覧(関連情報目次 脳・神経関連)
(2015.01.26 更新)


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● 年度 : 年度別目次 / 2014 / 2013 / 2012 / 2011 / 2010 / 2009 / 2008 / 2007 / 2006 / 2005
○ 関連 : 精油化学 / 植物油化学 / 医療 / 脳・神経 / 薬・身体 / 福田安保理論 / 千島学説 / 風景 / その他

植物療法関係の記事一覧を「年度別目次」として、年度別に分割しました。現在参照中の画面には、カテゴリー別では分類できない「関連情報目次 脳・神経関連の目次」の情報が表示されています。

○「脳・神経関連」

2014.11.12 ピリオドと体内時計とHes1との関連性
2014.08.05 アルツハイマー型痴呆症とアミロイドβの関係

2013.12.27 最近興味を持った新聞やウェブ上の記事 2013 秋から冬
2013.01.28 アルツハイマー型痴呆症の患者さんに対する精油のブレンド

2012.03.27 福田安保理論とミュータンス菌との関係

2011.12.14 感染症対策には神経系への配慮も必要
2011.09.30 脳出血の新たな危険因子とハーブウォーター
2011.09.01 ハーブを扱う側と利用する側
2011.06.20 アロマセミナー神経系とアロマテラピー 2011
2011.04.16 心労続きの人々と脳血管疾患
2011.01.26 心身と身体の関係
2011.01.19 脳脊髄液の流れ画像化と病気の診断
2011.01.18 アクチビンによる細胞分化と千島学説
2011.01.12 アルツハイマー型痴呆症のバイオマーカー
2011.01.11 痴呆症タイプの的確な診断とアロマ

2010.12.02 ストレスとIBS(過敏性腸症候群)そしてアロマ
2010.09.21 世界アルツハイマーデー早期発見のめやすに
2010.09.16 脳磁計利用による嗅覚減退とアルツハイマー病
2010.08.24 早期のアルツハイマー病とにおい検査
2010.03.26 日本の高齢社会を考えるフォーラム
2010.01.31 交感神経における伝達物質と受容体 2
2010.01.28 iPS細胞から分化させた神経細胞とiN細胞
2010.01.21 ラロン型低身長症とがんの関係
2010.01.19 脳波の利用とアロマテラピー
2010.01.16 アップルタブレットと脳の感覚器官
2010.01.09 交感神経と副腎髄質における伝達物質と受容体 1

2009.12.22 不公平を嫌う脳部位と統一一貫性
2009.12.11 統一一貫性とアロマテラピーの嗅覚作用
2009.12.09 嗅覚やフェロモンに関する遺伝子の変異
2009.11.09 自食作用とアルツハイマー型痴呆症の関係
2009.10.12 アロマテラピーセミナー 2009 その2
2009.09.08 におい情報と手網核とアロマテラピー
2009.06.06 ニューロステロイドの脳内での働き
2009.02.18 遺伝子のオンオフと笑いの関係

2008.11.09 アルツハイマー型痴呆症の脳は不活発
2008.10.07 GNH 国民総幸福
2008.09.05 脳萎縮とアルツハイマー型痴呆症の関係
2008.08.21 痴呆症発症予知の客観的評価方法
2008.05.22 脳トレはラベルなしのアロマボトルで
2008.04.05 ヒスタミンH3受容体とアルツハイマー病
2008.03.19 顔認証システムとアロマテラピー
2008.03.15 睡眠と生活習慣病の関係
2008.03.11 絵本やアロマと前頭前野
2008.03.06 キレやすい人とセロトニンの関係
2008.02.23 アロマを利用した心の介護と痴呆症
2008.02.16 iPS細胞と再生医療
2008.02.13 脳が喜びを感じる事のできる教育と親心
2008.02.10 再生医療と千島学説福田安保理論からの連想ゲーム
2008.01.18 韓流ドラマで脳のリフレッシュ
2008.01.09 マジンドールとアンフェタミン

2007.12.27 骨髄幹細胞と再生医療
2007.11.20 温泉復活と医学的評価
2007.10.29 無臭化と嗅覚の感度と役割
2007.10.23 カルノシン酸とローズマリーの関係
2007.10.22 アロマと体内時計の基礎研究
2007.09.04 うつ病とキレるは表裏一体
2007.08.15 うつ予防のための一つの取り組み
2007.08.05 ぱっとひらめく直感思考と小脳
2007.07.17 脳の老化と前頭前野衰えとの関係
2007.07.11 脳の病気とアゼラスチンからの連想ゲーム
2007.07.04 前頭前野の沈静化に森林浴
2007.07.02 ナルコレプシーとオレキシン
2007.06.06 一酸化窒素からの連想ゲーム
2007.06.04 精神障害者の社会復帰支援
2007.06.03 三感の感覚機能を持つ子供型ロボット
2007.06.02 シベリアカラマツとジヒドロケルセチン
2007.05.29 小型の脳計測器とBMI
2007.05.23 嫌な臭いと消臭剤そして精油
2007.05.18 セロトニンの体内分布と働きから
2007.05.17 嗅覚と静脈性嗅覚検査
2007.05.13 トリプトファンとセロトニンの行方
2007.05.11 心のかぜ人それぞれ
2007.05.08 パーキンソン病治療とウィルスの関係
2007.04.28 ベンゼン環からの連想ゲーム
2007.04.26 低髄液圧症候群からの生還
2007.04.16 神経再生に鼻粘膜を利用
2007.03.22 脳内リセットに喜哀楽と深い眠り
2007.03.17 不眠と抑うつ状態と生体リズム
2007.03.05 失われた脳の機能を取り戻す
2007.02.08 鈍感力と精油の力
2007.01.27 受容体と運動能力の差と体質気質
2007.01.08 脳を鍛えることとコミュニケーション

2006.12.30 抗アレルギーとドーパミン
2006.12.20 フェンネルと脳の関係
2006.12.18 認知症と介護
2006.11.21 コーヒーとNK細胞の活性
2006.11.20 カフェインはアデノシンのアンタゴニスト
2006.11.19 プリン骨格とカフェインとアデノシン
2006.11.15 コーヒーとがんの関係
2006.11.09 モラルジレンマとブレインジレンマ
2006.11.08 がんと統合失調症の関係
2006.10.16 アドレナリン受容体から思う事
2006.10.15 交感副交感神経そして交副感神経
2006.07.29 大脳基底核とDA
2006.07.27 サブスタンスPとDA
2006.07.24 脳幹に配置された神経核
2006.07.21 脳内神経伝達物質 DA
2006.06.14 アルツハイマーと免役
2006.06.11 なまり言語切り替えと脳の働き
2006.05.12 モルヒネと安楽死、そして脳内麻薬
2006.04.08 眠る脳、眠らない脳、眠らせる脳

2005.11.06 脳の神秘と可能性
2005.09.19 脳神経外科医から学ぶこと

フェンネルと脳の関係

● ひまわりが勝手に選んだ植物療法関係の記事一覧です(月別に並べてあります)
植物療法に関係のある記事のもくじ(2005.06.04 〜 現在まで)

今日は、朝、雲の間から日もさし青空も広がっていましたが、一日を通して曇り模様の天気でした。最高気温は 5.5度と、この季節にしたら、わりと暖かなんでしょうか。昨年は、すでに 10日から降り出した雪は根雪となって、すごい豪雪でした。現在のところ、秋田市内は全く雪がない状態です。

下の写真、左は、先日赤カブの酢漬け用に用意したもの。これが、中央のようにおいしそうながっこになっています。右は、トンブリと長芋を混ぜ合わせたトンブリトロロ。

20061217赤カブ 20061220赤カブがっこ 20061219トンブリトロロ

下の写真、左は、昨夜のおかずの肉ジャガです。朝から、ばっぱは大根のがっこ漬けに大忙し。大きなみそ樽に大根をびっしりと敷き詰め、別のナベに必要なものを調合しています。ナベの中身は、塩、ザラメ、酢、おにがらし、そして生ビールです。あまりにも重くて手伝いましたが、すごい量にびっくり。確か生ビール大きい缶を三本くらい入れたかな。この上に重石を置きます。

2006119肉ジャガ 20061220大根のビール漬け1 20061220大根のビール漬け2

昨日、精油のメーカーからファックスが届きました。「フェンネル完売のお知らせ」というもの。その内容が、「当初の予想を上回るご注文をいただきまして、今回入荷したロットは全て完売した」というもの。しかも、この精油を販売している海外の大元でも欠品中ということで、入荷時期が未定なんだそうです。

そしたら、今日は「ナツメッグ完売のお知らせ」というファックスも届きました。いったいどうなっているのでしょうか。以前にも、メーカーは十分な精油を確保しているはずなのですが、「当初の予想を上回るご注文」というのが、欠品となっている大きな原因だと思います。

確か、ローズヒップオイルのときから、欠品が多くなっているような気がします。
ローズヒップ オイル 完売のお知らせ(外部リンク みなみの香草屋)でも、完売の理由を、「TVや雑誌などでアロマテラピーを取り上げる機会が増えてきた」事や、「当初の予想(通年量)を遙かに上回る、1日で1年分の注文」だった事を公表しています。

しかし、「1日で1年分の発注」というもは、どうも異常な事態です。今回のフェンネルもまたそのような事が原因であれば、大変な事ですね。サンダルウッド Santalum album も、需要が供給を上回り、100% ピュアな精油の供給が無理ということで、インド・インドネシアからニューカレドニア産のサンダルウッド Santalum austrocaledonicum へと変更があったばかりです(
2006.07.13 サンダルウッドに学ぶこと)。

下の図は、フェンネル Foeniculum vulgare の生化学的な主な成分を示したものです(クリックすると大きくなりますよ)。

20100531 フェンネル Foeniculum vulgare

芳香成分類で見て見ると、フェノールメチルエーテル類の実数値は、「63.75%」ととなっています(ロッド番号 BIOFVPAOP0505 保証期間 2010年5月)。この芳香成分類の主な特性は、鎮痙れん・鎮痛・抗炎症・抗真菌・抗ウィルス・抗菌の各作用ですが、この類を構成している芳香分子には、trans-アネトールやチャビコールメチルエーテルが有名です。中でも「trans-アネトール」は、精油事典 Ver.5 では、平均含有量が「25〜75%」と非常に高い構成比となっています。この芳香成分の働きとフェノールメチルエーテル類の主な特性を利用した、いろいろな活用が期待できそうす。

trans-アネトールの持つエストロゲン様・乳汁分泌促進の各作用と、フェノールメチルエーテル類の持つ鎮痙れん・鎮痛・抗炎症の各作用が、婦人科系の疾患にとても有効な働きを持っているように思われます。

また、trans-アネトールの持つ消化促進作用や、チャビコールメチルエーテルの持つ消化促進作用、フェノールメチルエーテル類の持つ鎮痙れん・鎮痛・抗炎症の各作用は、消化器系にも有効なようです。

さらに、モノテルペン炭化水素類の α-フェランドレンの持つ鎮咳作用、ケトン類の持つ粘液溶解・去痰の各作用が、呼吸器系にも役立つようです。

ケトン類には、脂肪溶解作用が、モノテルペン炭化水素類には、うっ滞除去・抗炎症などの主な作用があるわけですから、スリムアップにも役立つ可能性があるようです。もちろん、trans-アネトールやケトン類を含んでいますし、フェノールメチルエーテル類でもありますから、当然禁忌事項も出てきます。内容成分をよく理解して利用することが大切ですね。

このように、いろいろな方面に対して有効に活用できるフェンネル Foeniculum vulgare ですから、何かマスメディアに訴えかける宣伝がなされたのでしょうか、在庫が欠品に陥った事、なるほどなと理解できるところです。

ところで、フェノールメチルエーテル類の trans-アネトール、この芳香成分類や芳香分子の構造が、下記の図に示されています。フェノールメチルエーテル類は、芳香族の基本骨格である「ベンゼン環」に直接水酸基( -OH)がついたフェノール類の水酸基( -OH)の水素が、メチル基(-CH3)に置き換わり、間にエーテル(- O)が、ベンゼン環とメチル基のそれぞれを両手で抱えているように結合したものでした。

200612trans-アネトール

そして、この trans-アネトールは、幾何異性体(きかいせいたい)としての性質も持っています。これは、上の図で示しているように、炭素と炭素の二重結合に対して、同じ原子(原子団)が、二重結合の同じ側にあるとき「シス形」、反対側にあるとき「トランス形」という、幾何異性体の構造を持っています。フェンネル Foeniculum vulgare に含まれるアネトールは、ご覧のように、トランス形の構造を持っています。メーカーによっては、シス形のアネトールが、微量ではあるようですが含有されているようです。

そして、この trans-アネトールの構造と、チャビコールメチルエーテルやパラクレゾールメチルエーテルの構造を並べて示したのが下記の図です。どうですか? 何となくというか、かなり似ている構造だと思いませんか。この三つすべて、ベンゼン環の上の部分に、酸素(エーテル基 -O)とメチル基が結合しており、フェノールメチルエーテル類です。

20061220フェノールメチルエーテル類

trans-アネトールは、フェンネル Foeniculum vulgare に含まれています(アニス Pimpinella anisum やスターアニス Illicium verum にも含まれていました)。また、フェンネル Foeniculum vulgare には、先ほど見たように チャビコールメチルエーテルも含んでいます。この芳香分子で有名なのが、バジル Ocimum basilicum とタラゴン Artemisia dracunculus でした。また、パラクレゾールメチルエーテルは、イランイラン Cananga odorata に含まれていました。

下の図は、
2006.12.15 デヒドロエピアンドロステロンでも投稿したステロイド骨格と、男性ホルモンや女性ホルモンの前駆物質としてのデヒドロエピアンドロステロンを示したものです。よく、trans-アネトールは、その構造が女性ホルモンの分子構造に酷使しているため、エストロゲン様作用を示すことがいわれています。

20061215性ホルモン

実際の女性ホルモンは、ステロイド骨格にある「A」が、ベンゼン環となっていますが、どうでしょうか。ひまわりは、あまり似ていないと思うのですけど、どうなんでしょうね。

昨日の新聞に、「鏡を見て一時間も二時間も、自然を人間にする努力をしています」というコラムがありました。「まともバカ」養老 猛司氏のことばを引用され、「お化粧をする」ということは、自分の顔なり姿なりを、脳が描いている、「こうありたいと思っている人間(自分)」に近づけようという作業なのだ、と述べているのだそうです。

おもしろかったのは、ダイエットや痩身などのことを引きあいに出し、何故そのような行動をするのかを「脳」との関係からとらえているところ。何でも、「われわれの身体は、遺伝子で決められ「自然なもの」。これに対して、脳、心、意識は「人工的なもの」。そのために、脳は、自然な存在である身体の状態に対して、こうありたいという思いや考え方を及ぼそうと考える」といことでした。

フェンネル Foeniculum vulgare は、もしかしたら、そのような人間の「脳」が求めている精油なのでしょうか。女性ホルモンは、とても「脳」と関係があるんですよ。

モラルジレンマとブレインジレンマ

● ひまわりが勝手に選んだ植物療法関係の記事一覧です(月別に並べてあります)
植物療法に関係のある記事のもくじ(2005.06.04 〜 現在まで)

朝目が覚めると、カーテン越しから、とても穏やかな光と青い空が見えました。今日最初に感じた感覚です。この感覚は、こころを、とてもすがすがしい気持ちにしてくれ、今日も一日がんばんべなぁ〜としてくれたみたい。昨日までの予報は、曇りと雨のマークでした。二日前の強風による落とし物のイチョウが、いろいろな所に散らばっていました。

ゴミならいやですけど、何とも言えない秋の装いを感じさせてくれます。これも、こころが感じ取った感覚。

20061109イチョウの黄葉 20061109落ち葉1 20061109落ち葉2

上の写真、左は、イチョウの黄葉と青空の青が見事に調和した風景。朝日がとても鮮やかな黄色に彩っています。ブルーベリーやローズマリー、ラベンダーの苗には、イチョウの葉。朝の青空が一日中続きました。雲一つない天空。確か、今日は太陽と水星と地球が一直線に並ぶため、太陽に水星の軌跡が陰になって見えるとか。最高の天体ショーが楽しめたでしょうね。

20061108スナギモとタマネギのドレッシング和え 20061108ハンバーグ 20061108スシ

上の写真、昨日の晩ご飯。左から、スナギモとタマネギのドレッシング和え、ハンバーグ、そして、お土産のお寿司。

20061109押し豆腐とネギの炒め物 20061109リゾット 20061109シカ肉のシチュー

上の写真は、今日のお昼ご飯。左から、押し豆腐のネギ、セリ根などの炒め物、リゾット、そして、シカ肉のシチュー、生のローリエが入っています。

昨日、朝のテレビで「モラルジレンマ」という話題を放送していました。聞いた事があるような、ないような言葉でした。モラルって道徳だろうし、ジレンマはジレンマ、板挟みということになるのでしょうか。その話題を聞いていたら、ある物語が始まりました。

確か、門番が、王様が決めた「戦い以外には門を開けてはならない」との約束に対して、その門を開けるべきか、約束を守るべきかの取捨選択のジレンマに陥ったお話でした。

そのお話を紙芝居形式にして、小学校三年生の子ども達に見てもらい、門番の立場にたって、自分はどうすべきかを考えて、結論を導き出す、そんな授業風景が次の場面に登場してきました。昔は、道徳の授業というのがありました。現在は、今ご紹介したような授業が行われており、その授業がどうも「モラルジレンマ」というようです。

基本的な設定の他に、さらなるジレンマを産む二、三の状況がありました。

一つは、門の外から、王様が狩に出かけたが、熱を出したため、門を開けて欲しいという状況
一つは、まず、どうするかを決めさせ、次の日まで、さらに考える時間を与える
最後に、門番は、お父さんから、王様がいるから国の秩序がたもてるんですよ(だったと思うのですけど?)という教えを受けていた(このことは、次の日の一番最後に先生からお話される)

このような、状況を勘案して、小学校三年生は、いろいろ悩み、どうすれば一番よいのかを、考えていきます。ジレンマにおちいるわけです。家族に相談する子どもさんもいました。

結局、答えが問題なのではなく、そういう道徳のジレンマを考えるプロセスがとても重要で、道徳心を育てたり、自分だけではなく、いろいろな意見を尊重するなど、心を育てる教育、というのが目的だったようです。

このモラルジレンマのお話は、とても大切なことですが、今日のブログのもう一つのタイトル「ブレインジレンマ」。このタイトルは、実は、昨日のブログととても関係があります。というか、昨日の
2006.11.08 がんと統合失調症の関係を調べているときに、ひまわりの頭の中で、モラルジレンマとリンクしてしまいました。もちろん、ブレインジレンマなんていう言葉はないと思います。ひまわりの造語です。

人間の脳(中枢神経)を、とても簡単に図式にすると下記の通りになるかと思います。(図が小さくてすみません)(くわしくは、
2006.07.21 脳内神経伝達物質 DAをどうぞ)。脳を機能という観点から分類すると、

・生命維持にとても関係がある「脳幹」(上部から間脳(視床、視床下部)、中脳、橋、延髄)
・本能や感情などが作り出される「大脳辺縁系」
・知性や理性などが作り出されている「大脳新皮質」という区分が一般的となっているようです。
20060721中枢神経

これらの脳は、別々に機能しているわけではなく、常に一体化して機能するようになっています。脳の機能という観点で具体的な例をみてみると、本能や感情が作り出される「大脳辺縁系」の要求が、知性や理性を作り出す「大脳新皮質」の要求を上回ってしまうと、本能むき出しの感情が表出されることになります。逆の場合は、クールで理性的な感情が表出されることになります。

これは、最初にご紹介したモラルジレンマというのは、実際の脳であるブレインが本能や理性の脳との狭間で、ジレンマを起こしているような状態としてとらえる事ができるのではないでしょうか。王様が熱出しているから「かわいそう」、早く門を開けて助けてあげないと「死んでしまう」、でも、王様を偽った「敵かもしれない」、やはり、決まりを貫いて「門を開けてはいけない」などなど。

かわいそうとか、死んでしまうなどと感じるのは、本能の脳、敵かも知れないとか、決まりを破ってはいけないというのは、理性の脳の働きなのかもしれません。このような、せめぎ合いをすることで、脳の働きやこころをはぐくむ刺激として、未熟な脳が、いろいろな自体に対して判断する能力や情動を作り出す大人の脳へと発達していくことができるのだと思います。

下の図の脳幹の部分から大脳(大脳新皮質、大脳辺縁系)を、ちょっと図は下手ですが、拡大してみました(参考にしたのが、「そこが知りたい 脳と心の仕組み」(永田和哉監修、かんき出版))。脳幹(中脳、橋、延髄)に配置された神経細胞の集合体(神経核)を、その神経細胞から放出される「神経伝達物質」の種類に分けて、分類、書きあらわしている図ですが、これらの神経核の約半数が、そこから伸びている神経繊維を広範囲に脳全体へと張り巡らせているそうです。

図の下に、表がありますが、三つの系列と、神経核から放出される神経伝達物質との関係をあらわしています(くわしくは、
2006.07.24 脳幹に配置された神経核をどうぞ)。

20060724脳幹ABC系列

中でも、A系列の脳幹に配置されている神経核で、A1〜A7(ノルアドレナリン作動性神経)は、
・脳幹の下方の延髄から橋へ分布
・そのうち、A6の神経繊維は、脳全体に広く分布
・こころの発動や、意識ととても関係のあるところなんだそうです。

A8〜A16(ドーパミン作動性神経)は、
・脳幹の上部である中脳から上方へ分布
・そのうち、A8、A9、A10の神経繊維は、中脳から視床下部の下部で他の神経繊維などと一緒になって、太い神経の束をつくって、視床下部の外側を通った後に、枝分かれするように分布し
・A8、A9の神経繊維は、大脳基底核へと分布し
・A10の神経繊維は、大脳辺縁系、そして大脳新皮質へと分布し
・おもしろいと感じ、何かをしてみたいという意欲や精神活動(A10)や、その感情の表現としての身体の運動(A9)(
2006.07.29 大脳基底核とDA)と密接に関係しているのだそうです。

C系列(アドレナリン作動性神経)
・脳の広範囲に分布
・A系列の一部として、覚醒性を発揮

というように(一部のみを取り上げましたが)、生命の脳(脳幹)、本能の脳(大脳辺縁系)、理性の脳(大脳新皮質)が、お互いに密接な関係を取り合い、感情や意欲、行動などを作り出しているようです。そして、それらは、ずべて、脳内の神経伝達物質によって、引き起こされていることがわかります。

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医療関連の目次
脳・神経関連の目次
2008.01.07 健康で暮らす事のできる原動力
2007.09.16 生涯現役と存在の意義
「2006.11.09 モラルジレンマとブレインジレンマ」
2006.04.03 95歳現役医師が贈る言葉
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プロフィール

ひまわり

○ 佐藤 喜仁(さとうよしひと)
・1955年(昭和30)年
 12月生まれ
・福島県会津高田町出身
○ 1974年(昭和49年)3月
・福島県立大沼高等学校
・普通科卒業
○ 1978年(昭和53年)3月
・京都産業大学
・経営学部 経営学科
(会計学専攻) 卒業
○ 1980年(昭和55年)3月
・京都産業大学
・大学院 経済学研究科修了
○ 1981年(昭和56年)〜
  1987年(昭和62年)
・税理士事務所勤務
○ 1987年(昭和62年)12月
・ハーブ専門店
 みなみの香草屋開業
・自社農場でハーブの生産、
 出荷
・ショップでハーブやアロマ
 関連商品の販売
・サロンでのトリートメント
・ショップやサロンへ商品供給
 とアドバイス
○ 1997年(平成9年)6月
・秋田アロマテラピースクール
 開講
○ 現在、秋田市で
・アロマテラピーと
 フィトテラピー(植物療法)
 を学びながら、ショップや
 サロンを営み、スクールも
 開講しています

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