みなみの香草屋 Blog

自然と共に共存し、植物の持つすばらしい力を借り、心身共に健康で過ごせるための、植物療法(フィトテラピー)について

体液

2008年10月26日  精油資料を電気座標系と連動させ一部改良
2008年10月14日  アロマテラピーセミナー 2008 その2
2008年10月13日  アロマテラピーセミナー 2008 その1

精油資料を電気座標系と連動させ一部改良

● ひまわりが勝手に選んだ植物療法関係の記事一覧の目次です
● 年度別目次 年度別目次 / 2007年度分目次 / 2006年度分目次 / 2005年度分目次
○ 関 連 情 報 精油の化学 / 植物油の化学 / 医療 / 脳・神経 / 薬と身体 / 福田安保理論 / 千島学説 / その他

今日の朝は、一時雨が止んではいたものの、午前 10:00 を過ぎたあたりから雨模様となりました。日中も、雨が降ったり止んだりの天気で、局地的に大雨が降っていたようです。

今日の最低気温は 12.0度、最高気温は 18.0度でしが、この最高気温は、午前 08:17 に記録したものです。その時刻からは、この気温を超える事なく気温が下がって、午前九時から午後九時までの最高気温は、16.7度だったようです(昨年は →
2007.10.26 台湾からのお客様)。

午前中、雨の降っている中、山へ行ってきました。猿田川の水かさが増えているのがわかります。下の写真、中央は、ズッキーニです。この季節、さすがに、細く小さいですが、長い間、収穫する事ができました。

20081026増水した猿田川 20081026ズッキーニの収穫 20081026ラベンダーの畑

上の写真、右は、ラベンダーの畑です。一時、小降りだった雨が、再び勢いよく降ってきました。下の写真、左は、帰りの峠の様子です。車を止めて車内から撮った風景ですが、おおきなこぶしの木の葉もだいぶ色づいてきました。

20081026峠の紅葉始まる 20081026栗おこあ(おこわ) 20081026かぼちゃのきんとん

上の写真、中央と右、そして、下の写真は、今日のお昼ご飯です。栗おこあ(おこわ)と、かぼちゃのきんとん、そして、さつまいものサラダでした。

下の写真、中央と右は、今日の晩ご飯です。山で収穫してきたズッキーニが、天ぷらとカレーの中に入っています。ズッキーニやなす、そしてさつまいもの天ぷら。ズッキーニなど、いろいろな野菜を使ったカレーライスでした。

20081026さつまいものサラダ 20081026ズッキーニ、なす、さつまいもの天ぷら 20081026野菜カレー

昨日は、アロマのセミナーでした。内容は、精油に含まれている芳香分子を、電気座標系を通してエネルギー作用を学ぶ事と、同じ電気座標系に配置することのできる四つの体質の特徴を、関連づけて学ぶ事で、各々の体質に応じた芳香成分類、しいては、精油を選択する事を可能とする考え方を学びました。

この考え方は、先日のアロマテラピーセミナーで行われた内容と、基本的にはほとんど同じ考え方に基づくものでした。

2008.10.14 アロマテラピーセミナー 2008 その2
2008.10.13 アロマテラピーセミナー 2008 その1

先日
2008.10.22 精油 41種類のデータ更新では、41種類の精油の基本データを、一つのフォーマットにのっとって、データ更新した記事を投稿しました。再度、そのフォーマットを示させていただくと、

○ 全ての芳香成分類を対照として
・分析値(含有率)(最新のデータ 2008.10.22 現在)
○ 主要有効成分の選択と抽出
・精油事典 Ver.6 を参照
・芳香成分類と芳香分子の選択と抽出
・平均的含有量
・それ以外に、大切な芳香分子

を、チェックして、

○ 縦には
・芳香成分類と芳香分子、それらの主な作用と固有作用
○ 横には
・各精油

のデータを、フォーマットされたデータシートへ入力していきました。完成した資料は、下記のようなフォーマットでプリントアウトされました。

20081022精油41種類のデータ2 20081022精油41種類のデータ3 20081022精油41種類のデータ4

下記の図は、各々の精油と、その精油に含まれている芳香成分類を、電気座標系に従って、プラスに帯電しているものと、マイナスに帯電しているものを区分して、分類したものを表しています。精油名は、番号で表現されています。

20081026精油別芳香成分類の旧資料

昨日のセミナーも、同じフォーマットで表現された精油のデータシートを使って行われましたが、そのセミナーの内容は、先ほどもお話した「電気座標系と体質との関係」でした。

セミナーを進めていくうちに、精油のデータシートのフォーマットを、こんな風に改良してみたらどうかなぁ、とひらめいた事がありました。

下記の図は、精油に含まれている芳香分子の持つエネルギー的な特性を、座標へ表すことで表現される芳香成分類の電気座標系を示しています。

縦軸が、そのエネルギー的な特性を表しています。縦軸の上部に行くほど、マイナスの帯電が大きくなり、横軸から下へ行けば行くほど、プラスの帯電が大きくなります。

それらの意味するところは、マイナスに帯電している芳香成分類(芳香分子)は、鎮静・弛緩の作用が、そして、プラスに帯電している芳香成分類(芳香分子)は、強壮・刺激促進の作用が発揮されるのだそうです。

また、横軸は、芳香成分類(芳香分子)と水との関係を表現したもので、極性、非極性という言葉で表されています。これらは、水との相性がよい(親水性)か、相性が悪い(疎水性)か、という関係を表しているのだそうです。

20081026芳香成分類の電気座標系

各々の芳香成分類(芳香分子)を、横軸と縦軸に表される関係を考慮して、上の図のように配置されたものが「電気座標系」として表されています。非常に単純化して概観すると、各々の芳香成分類(芳香分子)は、

・冷たくて湿っぽい性質
・冷たくて乾いた性質
・温かくて湿っぽい性質
・温かくて乾いた性質

という四つの性質に分類されるようです。

下の図は、古代から用いられてきた「四つの体液」が、どのような性質を持っているのかを描いたものです。

20081026電気座標系と体質

・冷たくて湿っぽい性質を示す体質 〜 リンパ質
・冷たくて乾いた性質を示す体質 〜 神経質(黒胆質)
・温かくて湿っぽい性質を示す体質 〜 多血質
・温かくて乾いた性質を示す体質 〜 胆汁質

以前、2008.02.17 2008年アロマセミナーと体質形態学では、下記のように、四つの性質を示す体質の方々に、それらの性質を打ち消すような働きのある植物の分類を見てきました(植物療法の歴史、中世・近代(外部リンク))。

下記が、その分類と、対応を表したマトリクスです(
メディカル ハーブ ペネラピ・オディ著、日本ヴォーグ社 p10参照)。

20080217ガレノス理論

4つの体質と、4つの植物が、4つのマトリクスに配置されており、各体質と各植物が、対角線上に対応しています。しかも、とてもわかりやすい体系となっていました。

これらの体系は、時代は変わっても、ヒポクラテス、ガレノスと基本的な考え方を踏襲しつつ、上記植物に代わり、エネルギー的な特性により分類され、配置された体系へと受け継がれてきています(
2005.06.11 植物療法の基本は体質学というけれど)。

精油の芳香成分類(芳香分子)のエネルギー的な特性と極性・非極性との関係を表した電気座標系と、古代から受け継がれ体系化された「4つの体質」が融合された形で表さたのが下記の図です。

20081026芳香成分類と体質の電気座標系

昨日のセミナーは、雨は上がり、寒さもそこそこでしたが、今までのお話を例えやすい環境にありました。「寒い冬の雨に濡れた方がどう思われるでしょうか。あったかな温風ヒーターで、濡れた服と冷たくなった体を温めたいと思うに違いありません」。

これは「
冷たくて湿っぽい性質を示す体質 〜 リンパ質」の方が、「温かくて乾いた性質を持った芳香成分類(芳香分子)」によって、改善が促されることに似ています。

でも、ずっと、温風にあたっていると、だんだん体は熱くなり服は乾燥してしまいます。この場合は、冷たい水分を含んだ加湿器などで、体や服を適度な水分で潤わせます。

同じことが、体質と芳香成分類でもいえるようです。これらの事を考慮して、一番最初にお話した一つのフォーマットにのっとって作り上げた 41種類の精油の基本データを、下記のようなフォーマットへと一部改良してみました。

20081026精油別芳香成分類の新資料

この精油のデータシートは、どのような芳香成分類をどれだけ含んでいるのかを示すだけではなく、それらの芳香成分類が、電気座標系では、どの区分に分類され、それらはまた、どのような性質を持っており、結果的に、どのような体質の方々に相性のよいものなのかを示すデータシートとなりました。

たった一つ、電気座標系にのっとった分類とそれらが示す性質、対称となる体質の分類を加えて、芳香成分類を再分類しただけでした。

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アロマテラピーセミナー 2008 その2

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今日の東京の朝は、今にも雨が降りだしそうな天気でした。気温も高いようで、何だかピンと来ません。

今日の東京は、最低気温が 17.6度(20:55)と、夜になって記録したものですから、気温が下がっているという事なのでしょうね(秋田は 9.1度)。最高気温は 21.1度(12:07)(秋田は 22.5度(13:53))と、午後から雨が降ってきたせいか、秋田の最高気温よりも低かったようです。

下の写真、左は、今日の朝食です。中央は、JR お茶の水駅手前の橋の上から撮った風景です。右は、今日のお昼ご飯のかきフライです。

20081014朝食 20081014お茶の水駅 20081014かきフライ

今日は、二日目のアロマテラピーのセミナー受講でした。お昼には、すでに雨が降り出していましたが、お昼ご飯を食べてからは、下の写真、左のように、雨足が強くなってきたようです。

20081014雨の東京 20081014雨の東京駅前1 20081014雨の東京駅前2

上の写真、中央と右、そして、下の写真、左は、JR 東京駅の丸の内北口から高層ビル群を望んだ風景です。相変わらず雨が降っていました。

中央は、JR 東京駅構内のお花屋さんです。秋らしくてとてのセンスのよいディスプレイでした。でも、自然が作りだす秋の風景には、かないそうにありません。そういえば、今日のセミナーの最後にお話されていた精油もそうでしたよ。

右は、帰りの新幹線の中で食べたお弁当です。味噌かつとひつまぶし。最終の新幹線を予約していましたが、17:56 発の列車に変更しました。秋田駅に到着し、外へ出てみると、身が引き締まる感覚の寒さでした。

20081014雨の東京駅前3 20081014花屋さん 20081014弁当

今日は、二日目のアロマテラピーのセミナーでした。今回のセミナーは、2008.10.13 アロマテラピーセミナー 2008 その1でもご紹介しましたが、

● 電気座標軸と4つの体質

というテーマで、

○ ヒポクラテスの教えをもとにした独創的なアロマテラピー

という、とても興味深い内容でした。昨日は、ヒポクラテスの教えの事や、電子座標軸(電気座標系)のお話、そして、ヒポクラテスの四つの体質説で表されている体質のうち、二つの体質の理解を深めました。

今日のセミナーは、「
おはようございます。昨日の内容をさらに深めてみます。今日は、一日勉強します。今一度、昨日の復習をかねて座標を見てみたいと思います。」というご挨拶からスタートしました。

今日は、残り二つの体質の理解と、それぞれの個人の体質あったアロマテラピーをどのように実践していけばよいのか、そのときに基本となる二つの主要な体質を探すために必要な質問票の利用方法と、そこから得られた重要な情報をもとに、一人一人の体質にあった処方の仕方を学んでいきました。

まず、昨日の復習をかねて、電気座標系のお話に及んだときに、昨日もお話のあったところなのですが、今回のセミナーのポイントともいえるべき「
ヒポクラテスの教えにもとづいた健康」の事が再度繰り返されていました。

それは、電気座標系と四つの体質との相関関係を捉えて、

「疾患は冷たさ、暖かさが過剰になって起こります。横軸を見ると、湿った、乾いた状態が過度になって起こる病気です。ヒポクラテスは、はっきりと健康の状態がどこにあるかを把握しました。これは、中央にあります。・・・

・・・一端、真ん中の健康な状態になった状態を、精油を使って維持しょうと考えます。一般に、人は二つの体質を主要に備えて、残りの体質を支配しています。」

という説明をされていました。

今回のテーマは、一人一人の体質に合わせた処方という事でしたが、このように、二つの体質を基本とした考え方で、精油の処方が行われるようでした。そして、その処方は、

「すべてのタイプの目標は、すべて中央に持ってくることです。中央はバランス、調和のとれた状態であり、病気の入る隙間がありません。」

として、精油を利用するアロマテラピーのアプローチも

「中国医学、インドのアーユルベーダが行っていることは、結局は一緒です。それぞれの文化が、わずかな違いをもって解釈をした訳です。」

とお話されていたように、ヒポクラテスの教えをもとに、相互に理解できる関係にあることがわかりました。この事は「季節」についての考え方を、電気座標系で表現されたときに、顕著に表れていたようです。

これらの点については、以前より、ひまわりも、とても興味を持っていたところでした。また、最後の質問応答であった「
ホメオパシーとアロマテラピー」との関係とも、密接につながっているように感じました。

2007.11.10 ホメオパシーのレメディと振動
2007.10.14 周波数を基準とした条件検索

一人一人の体質に合わせた処方を行うことは、体調の不具合を訴える方々とのコミュニケーションがとても大切になってきます。信頼関係を築き上げた上で行うことが肝心なのでしょうが、

「正直に答えるほど、よい治療法ができるということです。嘘をついては何にもなりません。・・・正直に答えるようにお願いします。正直にという場合に、自分が思っている場合だけではなく、他人にこう思われているということも加味して下さい。」

とのお話があったように、相手の方の「正直な」心の状態が反映された「質問票」がなくてはなりません。この事からして、やはり、実際に体の不調となって現れている症状の裏側に隠れた部分に対するアプローチが、とても大切な事であることがわかります。

基本となる電子座標軸(電気座標系)の説明の中で、何度となく「
季節については、後ほど詳しくお話します」という説明がなされていました。

この点における説明を受けて、とても興味のある研究結果が発表され、改めて、今後の「
ヒポクラテスの教えをもとにしたアロマテラピーの重要性」がますます研究されて行くのではないかと思いました。

季節について、

「紫外線で、陰で、冷たいというのがここです。これは冬です。・・・座標を見ていると人生が変わっていくという流動性を見ることがあります。人生の過程は巡っていく、冬から春に、春から夏に、そして、夏から秋に、秋から冬へ。」

との説明から、

「・・・他にも、人生が巡っていく過程を重ねる事ができます。ただし、体質が偏っているほど、人生の変化に耐えるのが辛くなっていきます。ところが、常に中央の状態に健康が守られていれば、障害を乗り越えることが楽になります。上が紫外線、下が赤外線です。赤外線は赤いです。精油では赤いのは・・・」

として、スペクトルで精油を捉える事で、電子座標軸(電気座標系)と重ね合わせて、

「こういう風に、スペクトルで精油を見てみましたが、これを、七つのチャクラのポイントに重ねてみることもできます。・・・この座標は研究し始めて10年になります。ですから進化していく研究です。他の研究と重ねて進化して行き、20代目の座標です。来年は21か22代目の座標となります。」

として、

「こういうアプローチはまったく革新的なアプローチです。いろいろな療法を重ねていくことで、その人に向けられた個性的な治療が可能となっていきます。こういう考え方で治療を進めていく例は他に、今までありません。」

として、今回のアロマテラピーセミナーの、もっとも核心的な部分を解説していただくことができました。そして、「こういう考え方に基づくと、精油が一生の友であると理解できます。」とも付け加えられました。

本当に、研究熱心で、精油を利用したアロマテラピーをこよなく愛して、その事を全世界へ広める事を仕事にしている姿勢に、改めて感動させられました。

この点については、昨年のアロマテラピーセミナーでも、

「精油の魅力に最初に出会ったときに虜になってしまう人が非常に多いです。中には自分の職業までをも替えてしまう人もいます。ですから、私は、伝道者、メッセージを送る人といっていいと思います」

と、ご自身を表現されていました(2007.10.13 アロマテラピーセミナー2007 その3)。

午後の部は、実践面での精油の処方例を、具体的な症状と、四つの体質を取り入れての説明が続きました。その中には、植物油の興味ある使い方についての説明もありました。

また、精油のプロフィールについて、興味あるお話がありました。今回は、二つの精油のプロフィールがご紹介されました。

一つは、ローズウッド Aniba rosaeodora でした。この精油は、精油の中の成分が、一つの分子で大半を占めています。化粧品などにも使われて、とても人気があるため、保護しないといけない精油なのだそうです。

そのため、一つの成分が大半を占めるが故に、合成の成分が出た場合に、合成と天然の違いについてどのように考えたらよいのかという説明がありました。

「100%リナロールの合成分子はどこかに副作用を持っています。例えば、アレルギー、皮膚を荒らすなど。その理由は、たくさんの一つの精油は、主な成分の分子より、いろいろな少ない分子が一緒になって、たくさんの有効性を生むというのがその理由です。」

そして、

「そんなに足りないんだったら、リナロールを合成して作ったら、同じ特性と考えるかもしれません。合成薬より自然が優れています。同じリナロールでも違います。」

「ですから、ローズウッド Aniba rosaeodora を合成で得たリナロールと、ローズウッド Aniba rosaeodora でえられたリナロールでは、まったく同じ効果はでません。・・・他の全ての植物について同じことがいえる訳です。どんなものでも、人間が頭脳を駆使して作っても、自然から、植物が作ったものにはかないません。」

として、ここでも、植物と、そこから作られる精油に対しての自らの考え方が述べられていました。これらの事柄は、ケモタイプアロマテラピーを実践するための、とても大切な事柄でもありました。

また、イランイラン Cananga odorata につていも、興味のあるお話が続きました。

「・・・生体電子面というのは、必ずしも、分子面で影響を与えているわけではありません。・・・ということは、分子の濃度が必ずしも生体電子学的面と一致しているわけではありません。」

として、

「このイランイラン Cananga odorata ・・・非常に強いもので、現在終末医療に使われています。分子的には・・・ということを充分に説明できませんが、臨床的に明らかになって、この・・・作用を臨床の面から理解し始めました。分子面からみた・・・作用は、ほんの一部ではないかと考えられます。

イランイラン Cananga odorataの ・・・作用は、より繊細なもので、嗅覚、臭いを嗅ぐことで働くと考えられています。この嗅覚によって・・・を取り除く力があるという事が分かって、分子だけでは説明することのできない香りの力というのが通例になっています。」

と、エネルギー作用と嗅覚療法的なアプローチでイランイラン Cananga odorata が説明されていました。以上が、二日間にわたって開催されたアロマテラピーセミナーのご報告です。

そうそう、質疑応答の時間に、とても興味のある内容と印象に残った質問がありましたので、付け加えさせていただきます。

一つは、嗅覚過敏症の方が、医師の診断で、嗅覚を刺激するアロマテラピーを一切やめるように指導を受けたことで、この点について、どのように考えておられるか、という質問でした。

質問や、やりとりが続いて、

「お医者さんに相談することは、いいことです。アドバイスももらえました。でも、あなたの健康は誰のためにあるのでしょうか。医者ですか。あなたですね。あなたの心、自分の心に聴いて下さい。彼らの言うことを聴いて、あなたの心を聴いて下さい。実際に精油を使っているのに、なぜ、アロマをやめるのですか。」

という問いかけがありました。これに対して、「精油をあきらめないといけないと思っていましたが安心しました」と涙ぐんでお話されていたのが、とても印象的でした。

また、アロマテラピーとホメオパシーについてのとても興味深い質問がありました。両者の療法を、併用しないことがいわれているようです。

これは、会報誌(何の会報誌かはわかりませんけど)の中で、併用してもかまわないとの紹介があったため、ホメオパシーを実践されている方々から、アロマテラピーを嫌う現象が起きているのだそうです。

それをどのように説明したらよいのか、という質問だったようです。この点について、

「ホメオパシーもアロマも自分が信仰している療法が一番いいと思うのは当然です。ところが、あまりにも偏った考え方を用いると、一般の医学が陥っている落とし穴に陥ることになります。純粋主義者となり、大きな間違いです。ホメオパシーをやっている人にアロマテラピーが何故悪いのかを聞くと、明確な答えは返ってこないです。」

とのお話の後に、

「私は、薬剤師で、芳香療法の前には、ホメオパシーの専門家でした。芳香療法に入るにあたって、ホメオパシーを放棄した訳ではなくて、ともに補完し合い、両方を利用できました。」

と、実際に、ホメオパシーとアロマテラピーを実践されてきた方の説得力のある説明にとても興味がありました。

また、この点についても、

「一つお答えします。芳香療法で精油で摂取する場合、同時にホメオパシーをする場合は、順序として必ず守らないといけないのは、まず、ホメオパシーを先にする事です。三十分間、間をあけて、アロマテラピーをして下さい。これがたった一つのルールです。」

という、とても参考になるお話でした。

最後に

「毎年、ここに来るのを楽しみにして、日本に参っておりますが、何か新しいテーマをいつも提供したいと考えています。毎年どんなテーマがいいか考えるのが楽しみです。この点は、多血質です。意志も強いので胆汁質です。そして、計画と念密な注意を払って計画をするので、神経質です。これで、大きな役割を果たしたということで、怠け者のリンパ体質です。」

と、最後のお話にも、今回のテーマを散りばめておられました。なお、

「・・・ 」内 は、当日、セミナー会場で、パソコンに直接入力した文章を、いただいた資料をもとに、改めて編集しなおした「ひまわり個人の資料」です。

したがって、タイプミス、解釈の間違い等があるかもしれません。個人の勉強にご利用いただくのは大変結構な事なのですが、その範囲を超えてのご使用は「
著作権法上の問題に抵触する場合があります」ので、くれぐれもご注意をお願い致します。

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アロマテラピーセミナー 2008 その1

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昨夜は、東京への最終の秋田新幹線にて上京しました。昨晩遅く着いた東京は、生温い、ちょっと感覚的に違和感を感じる空気でした。

今日の東京は、最低気温が 16.0度(秋田は 8.7度)、最高気温は 23.3度(14:49)(秋田は 20.6度(11:44))と、やはり、最低気温にかなりの開きがあるようですね。

下の写真、左は、昨夜、秋田駅東口でお目にかかった雲の切れまから顔を出しているお月さまです。中央は、東京行き最終の秋田新幹線こまちです。日付が変わりましが、まだ活気のあるお花屋さんの風景。

20081012お月さま 20081012秋田新幹線こまち下り最終列車 20081013深夜の花屋さん

朝は、七時に起きて、軽い朝食を摂りました。東京のイチョウ並木は、まだ青々としています。

今日は、毎年この時期に開催されるアロマテラピーのセミナー受講のための上京でした。今回は、二日続けて同じ講師の方のプログラムです。右は、お昼ご飯の唐揚げと、いろいろな一品料理の組合せです。

20081013朝食 20081013イチョウ並木 20081013お昼ご飯

今日の東京地方は、朝は、雲の切れまから太陽が顔を出していましたが、どんどん晴れまが広がったようで、下の写真、左のようなとても気持ちのよい青空でした。

中央と右は、一日の長いセミナーを終えての晩ご飯です。鶏ときゅうりの梅さっぱり炒めと、デザートの豆乳ブラマンジェと抹茶のパフェです。

20081013今日の東京地方 20081013晩ご飯 20081013デザート

2008年 アロマテラピー・セミナー」は、

● 電気座標軸と4つの体質

というテーマで、今日、明日の二日間に渡って行われます。今回は、アロマテラピー・セミナーが開催されてから、15回目を迎えるとの事で、記念すべき年のセミナーでした。副題には、

○ ヒポクラテスの教えをもとにした独創的なアロマテラピー

という、とても興味深い内容が掲げられていました。その副題の通り、まずは、こんなお話からセミナーが始まりました。

「・・・こうして、皆さんを見まわすと、顔覚えのある、だいぶ馴染みがありまして、毎年参加されている皆さんにもお礼を申し上げたいです。今年のテーマは前年までのテーマとは、また一つ違うものであります。

皆様、もしかしたら、一度も聞いた事のないテーマに入るかも知れません。西洋の伝統医学から入っていこうというアロマテラピーです。西洋の古代医学といいましたが、中国、インドの医学と相反するものではありません。地理的に、いろいろ存在するアプローチと今回のお話は、全く重ね合わせることができます。

世界全体、あるいは、生きている人々がすっている空気にアプローチします。全体的な、ホリスティックな、漸進的なアプローチと申しましょう。それによって、症状を緩和します。ところが、対症療法ではその症状が再び現れてくるものがあります。・・・」

というところから始まり(この点につていは、1999.06.03 精油の新しい分野 -(外部リンク)を参照下さい)、ヒポクラテスの誓いへ、そのお話が進んでいきました。

「今日でも、医学部を卒業して免許を取得した人達は、ヒポクラテスの誓いを唱えています。現在の医学の全てが、このヒポクラテスの考えを基本にしているといわれています。ヒポクラテスの考え方で、健康は何であるかを見直す事は非常に大切です。

バランスの取れた健康は、周りの環境と自分にあると言われています。健康とは、体の器官にある体液が問題なく循環していることが、問題なく健康であると説明しています。」

という観点からから、

・まず第一に、食べものは、薬であるという事
・自分のエネルギーを自分で生み出して、病気と闘う事
・きちんとした食事をして、自己治癒をしても治らなかった場合は、自然が助けるという事

これら三つのポイントを示して、常に手元に置ける自然の薬、純自然な精油の持っている力が、とても有効な手助けになる事をお話されていました。その上で、

「今日の勉強は少し難しいかもしれませんが、ヒポクラテスの教えと、電子の話である電気座標軸と芳香分子の三つを重ねて勉強して行こうというのが、今日の勉強です。」

として、二日間にわたるセミナーの概要をお話されました。その後、午前中と午後にわたって、電子の話である電気座標軸と芳香分子のお話、そして、午後の後半には、ヒポクラテスの四つの体質のうち、多血質と胆汁質の二つの体質の詳細な説明がなされました。その中で、とても興味のある内容が、何点かありました。

○ 電子座標軸(電気座標系)について
1. 電子座標軸で展開される芳香成分類と芳香分子の関係
2. 個々の精油に含まれている主な芳香分子と芳香成分類の関係
3. 2. で展開された精油の性質を電子座標軸へ表現
4. 精油を選択するテクニック

○ 四つの体液と電子座標軸の関係
5. 四つの体液と体質の関係
6. 四つの体液と気質特性の関係
7. 四つの体液と器官、内臓、感情との関係
8. 四つの体液と占星術の星座との関係

などでした。特に「○ 電子座標軸(電気座標系)について」における「2. 個々の精油に含まれている主な芳香分子と芳香成分類の関係」と「3. 2. で展開された精油の性質を電子座標軸へ」表現する事に関しては、これまでのひまわりが理解していた考え方とは、全く違った表現をされていました。

電気座標系については、
2007.11.12 電気座標系と芳香成分類の主な作用でも、投稿しましが、下記の通りです(フランス・アロマテラピー大全 上巻 ロジェ・ジャロア編著、ダニエル・ペノエル医学監修、ピエール・フランコム科学監修、高山林太郎訳、フレグランスジャーナル社 p129参照)。

20071112電気座標系と芳香成分類の主な作用

(1) 電気座標系:電気クラスに関連した一般的特性
(2) 電気座標系:化学のグループと族とに関連した固有の特性

ということで理解していました。つまり、上記書籍においては、電気座標系に表現されるのは、まず、精油の組成成分を構成している「芳香分子」が、電気座標系に「座標を表す点」として表現され、それら芳香分子のうち、おおまかな領域で示される同じグループが「芳香成分類」として表現されていた、という理解をしていました。

ところが、今回は、

「よくいわれますように、電化イオンは一つの分子だけではなく、いろいろな分子の全体をさしています。それによって、全体の分子を合わせたことによって、少しずつ場所がずれていきます。」

とはいわれていたものの、

「この分子の影響という話からみると、ペパーミント Mentha piperita を例に挙げたいと思います。

この分子構造を見てみると、50%のメントン、これは、ケトン類ですから、本当は、上部に位置します。ところがメントールを50%含んでいます。

これはアルコール類で、本当は、通常のアルコール類の位置に属しています。ですから、ケトン類とアルコール類の中間に位置するのがよく理解できます。」

というような表現をされ、精油自体が含有している主な芳香分子にターゲットを絞って、一つ一つの芳香分子の属する芳香成分類を電気座標系へ表現するのではなく、通常とは違った形で、精油そのものが電気座標系に表現されていた、という点です。

これは、とても興味のあるところでした。いろいろな精油を、それらが主に含む芳香分子、そして、芳香成分類を加重平均したかのような形で、電気座標系へ表現されていたようです。

また、「
○ 四つの体液と電子座標軸の関係」における「4. 精油を選択するテクニック」ついては、

「この座標は毎日治療家が使っていく非常にすぐれた道具、ツールです。この座標によって選んでいく精油は、患者の症状によって選ばれるのではなく、個人個人に合わせた選択です。

芳香生化学の面で、体質別に選んでいくと、だいたい20種類くらいの精油が選べます。

今度は、それにヒポクラテスの体質の性質を取り入れると、20種類から、6 〜 7種類に、精油のはばが狭まります。さらに選択のはばを狭めるために、患者自身に嗅いでもらうと、一種類になります。精油の生化学論を利用しているともいえます。

こうして選んだ一種類の精油は、その患者の一生のともとなります。その響きは、一生その方の体に残っていきます。自分のハーモニー、波長に合った、自分にピッタリあった固有の精油が選択できる事になります。」

として、精油を固有化して、人それぞれに応じた精油を選んで行くことが可能となる事をお話されていました。いわば、オーダーメイドの世界です。

また、「○ 電子座標軸(電気座標系)について」における「6. 四つの体液と気質特性の関係」では、多血質や胆汁質に対する非常に詳細な表現を出されていました。

特に、「
私の体験をお話すると、すぐに多血質とわかる医者と旅行した事があります。長距離の飛行機の旅でした。」とするお医者さんのお話にはとても興味を持ちました。

植物療法における体質形態学との比較対照が可能であれば、彼は「内胚葉」の気質特性をかなり有している事になります。体質形態学との間に微妙な差はあるようですが、とても興味を持って拝聴する事ができました。

また、芳香成分類や、芳香分子などの興味深いお話も散りばめられていました。

・ある成分の働き(抗ウィルス作用)は、ある芳香成分類の芳香分子と一緒に含まれているとさらにその作用が強調される
・ある芳香成分類に含まれている炭素原子の数によって、ある作用の強さが決まる
・ラクトン類の特性
・神経系に働きかける手法で一番効果的な利用方法
・治そうとする意志のない方へのアロマテラピーのアプローチについて
・アロマカプセルと他の治療薬との併用について
・今日の化学のレベルでは、いまだに見いだすことのできない精油の持っているある治療特性について

などなど、とても面白い内容でした。なお、最後の質問の中で登場した「ホルモン依存型がん疾患の患者」に対する禁忌については、

2007.06.14 サイプレスと禁忌事項

にて、ホルモン依存型がん疾患の患者に適用する場合

「長い間治療家はホルモン依存型がん疾患の患者に適用するのを避けていたが、今日では研究が進み、専門出版物によってこの禁忌がはずされた。この種のエストロゲン様作用は合成のエストロゲンと異なる受容体を通して働くことが解明されたからだ」

と、従来の考え方とは違う解釈で書かれたアロマニュース(「Aroma News」33号 ベルギー発のアロマニュース)として、サイプレス Cupressus sempervirens の記事を例にとり、掲載されていましたが、この様な考え方ではなく、

・原則として、妊産婦、授乳中の女性には使用しない
・処方投与期間の延長には医師の指導を必要とする
・病理学上ホルモン依存型疾患(がん)に対する使用はしない

とする従来の考え方が示されていたようです。あっという間のアロマテラピー・セミナー第一日目でした。明日は、二日目です。なお、

「・・・ 」内 は、当日、セミナー会場で、パソコンに直接入力した文章を、いただいた資料をもとに、改めて編集しなおした「ひまわり個人の資料」です。

したがって、タイプミス、解釈の間違い等があるかもしれません。個人の勉強にご利用いただくのは大変結構な事なのですが、その範囲を超えてのご使用は「
著作権法上の問題に抵触する場合があります」ので、くれぐれもご注意をお願い致します。

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プロフィール

ひまわり

○ 佐藤 喜仁(さとうよしひと)
・1955年(昭和30)年
 12月生まれ
・福島県会津高田町出身
○ 1974年(昭和49年)3月
・福島県立大沼高等学校
・普通科卒業
○ 1978年(昭和53年)3月
・京都産業大学
・経営学部 経営学科
(会計学専攻) 卒業
○ 1980年(昭和55年)3月
・京都産業大学
・大学院 経済学研究科修了
○ 1981年(昭和56年)〜
  1987年(昭和62年)
・税理士事務所勤務
○ 1987年(昭和62年)12月
・ハーブ専門店
 みなみの香草屋開業
・自社農場でハーブの生産、
 出荷
・ショップでハーブやアロマ
 関連商品の販売
・サロンでのトリートメント
・ショップやサロンへ商品供給
 とアドバイス
○ 1997年(平成9年)6月
・秋田アロマテラピースクール
 開講
○ 現在、秋田市で
・アロマテラピーと
 フィトテラピー(植物療法)
 を学びながら、ショップや
 サロンを営み、スクールも
 開講しています

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