みなみの香草屋 Blog

自然と共に共存し、植物の持つすばらしい力を借り、心身共に健康で過ごせるための、植物療法(フィトテラピー)について

ピロリ菌

2009年12月19日  梅の効果と高田梅
2009年07月21日  自己免疫疾患とピロリ菌の関係
2008年08月11日  ピロリ菌の除菌と胃がんのリスク
2008年02月22日  ピロリ菌と胃がんの関係
2008年01月03日  ピロリ菌と胃潰瘍

梅の効果と高田梅

○ 履歴 : 2007「2007.12.19 洛東 真如堂の紅葉 2007気象データなし
○ 履歴 : 2008「2008.12.19 この季節お日さまがくれたプレゼント
最低 2.9 最高 6.1
○ 気温 : 今日の最低 マイナス 3.6(02:11)最高 1.2 / 昨日 : マイナス 3.7 - 0.5

今日の秋田は、きれいな青い空の色とお日さまの光がまぶしい朝を迎えました。ひどい天候が続いていましたが、山へ向かう頃には、お日さまが素晴らしい冬の景色を彩っていました。

今日は、午前中に山へ行ってきました。下の写真、左は、家を出て信号機で止まっているときに撮した風景です。中央は、久しぶりにまぶしい光を浴びて、外ではしゃいでいる豆太郎です。

20091219白と水色の世界 20091219豆太郎 20091219坂道

気温は、低そうでしたが、お日さまのあたった部分は、何となく雪の状態が悪くなっていました。そのため、積雪とは関係なく、ラベンダーの畑へと向かう急斜面では、スリップして途中で止まってしまいました。

上の写真、右は、昨日来のタイヤの跡から踏み外してできた別のタイヤの跡です。この頃になると、何となく雲が多くなってきました。それでも、北東の方角にはきれいな青空がでていました。下の写真、中央と右は、ラベンダーの畑の様子です。

20091219坂道2 20091219雪のラベンダー畑1 20091219雪のラベンダー畑2

下の写真、左は、一部がついばまれてしまった柿の実です。もう完全に熟していました。小鳥がついばんでったようです。北海道犬の愛子は、さすがに雪に強いですね。

20091219柿の実 20091219坂道3 20091219愛子

今日は、午後から、病院でのアロマのセミナーがありました。山から帰り、準備を済ませてお昼ご飯を食べました。下の写真、左と右は、カレーライス、そして、大根と油揚げのみそ汁でした。

ご飯をすませ、車の用意をしようと外を見ると、雪が降り始めていました。そのため、少し早めにお店を出発して、時間通りに病院へ到着する事ができました。

今日のアロマのセミナーは、「アロマの有用性」についてのお話でした。精油の持つ三つの特性を理解して、どのような条件のときに、どのような精油を適応するのかをお話しました。

今日は、筋肉の疲れや血液の循環に作用する「芳香成分類や芳香分子」の薬理作用や、エネルギー作用を理解し、そして、それらの芳香成分類や芳香分子を含んでいる精油の実際の香りを確かめて、自らの状態に応じた精油のブレンドを作るところまでお話しました。

もうすぐクリスマス。そのため、全く別の目的で「
クリスマスの香りを奏でる練り香水」も作っていただきました。下の写真、右は、セミナーが終了して、会場を後にするときに撮ったものです。

20091219カレーライス 20091219大根と油揚げのみそ汁 20091219今日のセミナー

病院の入り口に荷物を運んでいると、外は猛吹雪でした。時間は、16:11 。やや暗くなりかけているのですが、雪が回りの景色を明るくしていました。

でも、吹雪で視界がきかないほどです。

20091219猛吹雪1 20091219猛吹雪2 20091219たい焼き1

上の写真、右と下の写真左は、たい焼きくんです。今日お手伝いに来てくれたセミナー修了生のお母さんが焼いている「たい焼き」。

何と、中には、あんこだけでなく、わが家の栗缶こと、栗の缶詰に加工した「栗」が入っていました。あーおいしかった。お茶と一緒にたいらげてしまいました。

中央と右は、今日の晩ご飯です。サツマイモとゴボウの煮つけ、ハクサイとハムのサラダ、そして、ギョウザでした。

20091219たい焼き2 20091219ゴボウやサツマイモの煮付け 20091219ギョウザ

下の写真も、今日の晩ご飯です。大根のポタージュ、そして、焼いたスルメです。

夕方降り続いた雪も小康状態になっていました。気温が下がり、道路は路面が凍結して凄い状態になっていました。

20091219大根のポタージュ 20091219スルメ焼き 20091219凍結の道路

下の写真は、今日の山の風景です。左は、とてもきれいな青空を望む事ができたラベンダーの畑の様子です。青空は出ていますが、このときには、お日さまは雲に覆われて寒々としていました。右は、柿の木。

20091219雪のラベンダー畑81 20091217雪の風景84

2009.12.17 の Yahoo!ニュース(産経新聞)に「梅は胃炎と糖尿病予防に効能」というタイトルの記事が載っていました。「和歌山・みなべ町」が特許取得したという事も書かれていました。

これは、梅の中に含まれている成分と関係があるようです。

● 梅の中に含まれている成分
○ シリンガレシノール
・ピロリ菌の働きを阻害
・ピロリ菌による胃潰瘍や胃がんの予防
○ α-グルコシダーゼ阻害剤
・食事後の糖質の分解に働く酵素α-グルコシダーゼの働きを抑制
・糖の腸からの吸収を遅らせる事で血糖値上昇をゆるやかにする可能性

という事を研究し、長年かかった特許申請が認められたとの事でした。

研究に携わった方は「
食べ方によっては医薬品以上の効果を期待でき、かつ副作用は少ない」とお話しているようですが、梅に備わっているいろいろな効果の一つが、科学的な目で明らかになったわけです。

確か、福田安保理論では、梅の酸味は、身体にとって「
いや」なもので、その「いやなものを排泄する」副交感神経が働き、消化管の活動や消化液の分泌を促進し、消化を助けてくれるように働くといっておられたように記憶しています。

ピロリ菌と胃がんの関係については、福田安保理論を通して、このブログでも何度も投稿していますが、ここにきて、梅とピロリ菌のお話が関係していたとは驚きでした。

2008.08.11 ピロリ菌の除菌と胃がんのリスク
2008.02.22 ピロリ菌と胃がんの関係
2008.01.03 ピロリ菌と胃潰瘍
2007.04.07 ピロリ菌とガン抑制遺伝子の変異

科学的に梅の作用が立証されたことにより、特許取得がなされ、その事による梅の商品などの開発に弾みがつきそうです。

梅といえば、わが生まれ故郷の会津では、「
高田梅」という梅がありました。以前、

2008.06.11 高田梅種とばし選手権世界大会

でも、「
高田梅種とばし選手権世界大会」の事を記事にしたことがありますが、会津でも頑張って欲しいものです。

先ほどの事を、下記のような図で表してみました。
20091219梅の成分

先日、会津を訪ねたとき、農業法人をされている方が実家に来られました。その中で、米粉と小麦粉のお話がでてきました。会津では美味しいお米は収穫できるのですが、小麦は、会津の土地や気候風土には、やや不向きな面もある事をお話されていました。

ただ、そのために、会津では、小麦の研究がとても進んでいたようです。ところが、研究機関での研究がストップされ、小麦に関する貴重なデータが県外へ流出してしまったのだそうです。

そのデータをもとに、その後、試験研究が進み、小麦の品種が県外で登録されたというお話もされていました。今日の記事を書いていて、会津の梅や小麦の事を思い出したひまわりです。

自己免疫疾患とピロリ菌の関係

○ 履歴 : 2007「2007.07.21 中越沖地震に見る需要と供給最低 21.1 最高 23.3
○ 履歴 : 2008「2008.07.21 暑中お見舞い申し上げます 2008最低 20.3 最高 31.8
○ 気温 : 今日の 最低 19.6度 最高 22.9度(09:46)

朝起きると、青空が見えていましたがお日さまはそれほど出ていませんでした。それもつかの間、ちょっとの間に曇りだし、霧雨から小雨へと天気が急変しました。

その雨は、お昼前にはやんだようですが、一日中湿っぽい天気が続きました。ただ、気温の方は低いようで、半袖では肌寒い一日でした。

今日も、午前中に山へ行ってきました。出発するときに小雨が降り出しました。ラベンダーの畑には、その雨滴が集められ先日の爪跡をさらに深くしているようでした。

20090721ラベンダーの畑1 20090721ラベンダーの畑2 20090721ラベンダーの畑3

ある程度乾燥が進むまで、そのままにしておこうかと思います。水滴を集めているのがもう一つありました。クモの巣の糸です。ちょうど、NHK ラジオからは、夏休み子ども科学電話相談のお話が流れていました。

アリさんの家は、雨が降ったらどうなるのかとか、ゴーヤが苦くて嫌いなのにお母さんとお父さんがいっぱい植えているのでどうしたらいいのかなど、とても難しい質問があったようです。

このクモの巣、雨をはじくための工夫が施されているから、濡れても大丈夫みたいですね。はじくといったら、ダマスクローズの葉っぱは、水滴をまるで撥水加工した自動車のようにはじいています。

ゴーヤがブツブツしてるのは、水滴が溜まって腐ってしまうのを防ぐためだとか。苦みは完熟してくると甘くなるお話もされていましたよ(
2007.08.23 今日は処暑ですが秋田は昨晩から)。

スイカは随分水を嫌うようですが、表面がツルツルしてますよね。秋田県の県南に位置する羽後町でのスイカの収穫と出荷のお話が、先日テレビで放送されていましたが、雨の管理がとても大変だったようです。

真っ赤な赤いスモモが実っていました。こちらの表面はツルツルです。このスモモもすぐに傷んでしまいます。そうそう、ハイブリッド日食の質問なんかも登場していました。そんな現象初めて聞きました。月の地球を回る起動が楕円形である事が関係していました。明日は、皆既日食の日でしたね。

20090721クモの巣 20090721スモモ 20090721早咲きラベンダーの花穂が

上の写真、右は、ラベンダー早咲き3号ですが、花穂を早めに刈り取った苗です。それほど暑くなく、十分な雨のせいなのか、花穂を伸ばしてきました。

秋田では、早咲きのラベンダーの花芽の管理をうまくやれば、六月から七月にかけて二ヶ月間、きれいな花を楽しむ事ができるかもしれません。

初冬の頃にも咲き出しますので、かなりの期間、ラベンダーの花を楽しめそうですね。以前、北海道でも、試験栽培されている現場を見たことがあります。左は、ちょっと雨に濡れかわいそうな豆太郎。

20090721豆太郎 20090721野菜炒め 20090721ニンジンのスリスリ

上の写真、中央と右、そして、下の写真は、今日のお昼ご飯です。モヤシやピーマン、キャベツなどの野菜炒め、ニンジンをすりつぶし玉子とスパムを混ぜて炒めたニンジンのスリスリ、小松菜と油揚げの煮びたし、そして、スパム入り野菜スープ、アボガドとトマトのサラダです。

20090721小松菜と油揚げの煮びたし 20090721スパム入り野菜スープ 20090721アボガドとトマトのサラダ

下の写真は、今日の晩ご飯です。ニンジンの味噌炒め、野菜炒め、赤魚と豆富の煮つけでした。その他、モヤシのタマゴ炒めをご飯にのっけて食べました。

右は、夜妹から届いた「スナックひまわり」の写真です。会津若松市内で偶然見つけたという事で送ってくれました。いつも、山形県の川西町にある「ひまわりラーメン」を帰省の途中に撮したりしますが、今回はスナックでした。

20090721アボガドとトマトのサラダ 20090720ラベンダーのドライフラワー 20090720東の空

先日の新聞(2009.07.18 秋田魁新報)に、「ピロリ菌除去で病気治療に成功」というタイトルの記事が載っていました。

サブタイトルは「
B型インスリン抵抗症」となっていました。

非常に興味のある内容だったので、いろいろ調べてみると、とても面白いつながりが見えてきました。いつもこのブログで登場する「福田安保理論」を基本に「自己免疫疾患」を眺めてみると、ピロリ菌との関係が見えてきそうです。

記事では、「B型インスリン抵抗症」という病気の方が、ピロリ菌の除菌治療を施したところ、血糖値が正常に戻ったという内容でした。

興味を持ったのは、患者さんが、この病気以外にも「血小板減少症」を併発しており、この「血小板減少症」の治療に効果があるピロリ菌の除菌治療を行ったことで、「B型インスリン抵抗症」の治療にもつながり「血糖値が正常に戻った」という事でした。

これら二つの病気を調べてみると、どうも「自己免疫疾患」という大きな概念で捉える事ができそうです。B型インスリン抵抗症という病気は、

○ インスリン受容体に対する自己抗体が原因
・インスリンがインスリン受容体に結合することで血糖値が減少
・そのインスリン受容体に抗体ができインスリンの働きを阻害
・その結果血糖値が高くなる
・場合によっては抗体が外れ、結果急激な低血糖症状を引き起こす
・高血糖と低血糖を繰り返す

ことで、急激な低血糖による発作を引き起こす病気のようで、一般的に分類される「1型、2型の糖尿病」とは違い、「その他の特定の機序、疾患によるもの」-「免疫機序によるまれな病態」という分類がされているようです。

また、血小板減少症では、

○ 血小板に対する自己抗体が原因
・血小板は血液凝固に関係
・それが自己抗体によって破壊
・結果血小板の減少を招き出血症状

を引き起こす病気のようです。どちらの病気にも「自己抗体」という難しい言葉が登場していますね。これは、「自己免疫疾患」という概念と密接に関係しています。

生体は、本来「細菌やウイルス、腫瘍」など、自分の細胞や組織である「自己」とは区別して、「非自己」の異物を認識し、それを攻撃・排除する役割を担っています。このシステムは免疫と呼ばれています。

逆の事をいえば、「自己」の細胞や組織を標的にした攻撃はしないシステムを持っているという事もいえます。ところが、この「自己免疫疾患」という病気は、本来「非自己」を標的に働く免疫機能が、自己を標的として攻撃してしまう事で引き起こされる疾患といわれています。

このときに、自分の細胞や組織などの「自己」の構成成分を「非自己」と認識し、異物としての「抗原」に対応する「抗体」が産生される場合があります。このように、自分自身の細胞や組織を抗原としてしまう抗体は「自己抗体」と呼ばれています。

この自己抗体は、全身の組織や、特定の臓器や器官に対して作用するようで、それによっていろいろな自己免疫疾患が起こるようですが、自己抗体が検出されなくとも、その疾患を否定する根拠にはならない、として、自己抗体だけでは説明のできない場合もあるようです。

この点については、いつもこのブログに登場する福田安保理論では、とても明確な概念を展開しています。下記の図は、免疫系に起こる自己免疫疾患についての一般的な考え方と、福田安保理論での考え方の違いについて表しています。

20090720自己免疫疾患

自己免疫疾患が、過剰な免疫反応による組織障害を引き起こすことは同じですが、その時に働く主役の免疫細胞の違いに大きな特徴があるようです。

一般的な考え方では、その主役はT細胞とB細胞のリンパ球です。当然、こちらは「非自己」の外来抗原向けに自己応答性が排除されているリンパ球です。ところが、そのリンパ球が、自己応答性の排除のシステムが働かなくなることで、過剰な免疫反応による組織障害を引き起こしていると理解されているようです。

一方、福田安保理論では、「非自己」の外来抗原向けのリンパ球は、自己免疫疾患が起こっている場合でも、自己応答性の排除のシステムは正常で、しかも、胸腺が萎縮して、末梢血のリンパ球が減少し「免疫抑制」が起こっている、という事がいわれています。

そうなってくると、「非自己」の外抗原向けのリンパ球が、過剰な免疫反応を引き起こしているとされている事に矛盾を生じてしまうことになります。

非常に重要な点なのですが、福田安保理論では、「非自己」の外来抗原向けのリンパ球にかわり、「自己応答性を示す胸腺外T細胞」と「自己抗体産生のB細胞(B1細胞)」が働くことで過剰な免疫反応を引き起こしているという考え方に立っています。

実際の疾患でも、その事が確認されています。これらの点を踏まえて、再度、自己免疫疾患を概観したのが下の図です。

20090720自己免疫疾患と福田安保理論

福田安保理論のユニークなところは、自律神経系と内分泌系によって「免疫の調整」が行われているとする点です。詳しくは、

2006.06.09 生体防御ってすごいなぁ
2005.12.25 プロスタグランジンと福田安保理論

を参照いただければ幸いです。

上の図では、生体が感染やストレスに遭遇した場合に起こる過程を、自律神経系や内分泌系と連動して働いている免疫系を中心に表現しています。なお、この図は「絵でわかる免疫 安保徹著、講談社」の p105〜120 を参照にさせていただきました。

一つは、ウイルス感染です。リンパ球や種々の炎症性のサイトカインなどにより炎症が引き起こされ、組織にダメージが起こりますが、通常は治癒に向かいます(サイトカインについては
2007.03.22 脳内リセットに喜哀楽と深い眠りを参照)。

非常に大切な事は、自己免疫疾患を考えた場合です。炎症によって引き起こされた組織破壊が非常に激しくなった場合、生体は、その時点で異常自己の速やかな排除に備えるための「合目的な反応」を示す場合があります。その時に胸腺の萎縮が起こり「免疫抑制」が誘発されて、「非自己」の外来抗原向けのリンパ球が減少します。

もちろん、この過程の中でその合目的な反応が収束を迎える場合もありますが、問題は、そのまま過剰に反応し過ぎると、「合目的な反応」が一転して、異常自己の排除過剰の反応を起こし、生体に不利な影響を引き起こしてしまいます。

同じ様な「合目的な反応」は、ストレスによって、交感神経の緊張が続いたときにも起こります。こちらの過程では、顆粒球が炎症や組織破壊の主役となります。そして、ホルモンの影響も見逃すことができません。これらもまた、胸腺の萎縮を引き起こし「免疫抑制」の状態へと導くことになるからです。

上記図には、生体の「合目的な反応」を収束に向かわせるのではなく、さらなる免疫抑制へと導く要因が掲げられています。それが、

1. 感染時のさらなるストレス
2. ストレスの持続
3. 間違った治療

の三つでした。3. の「間違った治療」に関しては、

2005.12.31 体調とプロスタグランジン

を参照いただければ幸いです。

このような段階を経て、免疫抑制が続くと「異常自己の排除過剰」が続くことになります。そのときの主役の免疫細胞は、「非自己」の外来抗原向けのリンパ球(これを福田安保理論では「新しい免疫システム」と表現しています)ではなく「自己応答性を示す胸腺外T細胞」と「自己抗体産生のB細胞(B1細胞)」でした。

これらの免疫系(これを福田安保理論では「古い免疫システム」と表現しています)は、

○ 特定の分子、細胞、組織が標的
・自己応答性が拡大した場合に「全身性の自己免疫疾患」
・1型糖尿病〜膵臓ランゲルハンス島β細胞
・今回の記事で取り上げた「B型インスリン抵抗症」〜インスリン受容体
○ 血球細胞が標的
・今回の記事で取り上げた「血小板減少症」など

として働くこととなり、これが自己免疫疾患として捉えられるようです。新しい免疫システム、古い免疫システムにつていは、

2005.08.01 新・古の免疫システム

を参照いただければ幸いです。

とても長いブログになってしまいました。ここで、本題のピロリ菌との関係です。前述の「絵でわかる免疫 安保徹著、講談社」の p113〜114 には、「
胸腺外分化T細胞や自己抗体産生B細胞の活性化のときに、必ず顆粒球の活性化が伴う・・・自己免疫疾患の炎症に顆粒球がかかわり、非特異的な炎症を同時に引き起こす・・」と書かれています。

顆粒球は、本来生体防御のために、体内に入ってくる比較的大きな細菌類を処理する白血球でした。食細胞であると同時に活性酸素によって異物を処理します。

自己免疫疾患を引き起こすような状態では、当然、交感神経の緊張が過度に持続していることを意味していますから、顆粒球が増加して、体内に入ってくる細菌だけでなく「体内の有益な常在菌」までをも攻撃の対象としてしまうことが福田安保理論ではいわれています。

それはまた、化膿性の炎症や組織破壊につながり、最終的には、かん化につながっていく可能性を示唆していますが、今回の大切なポイントは「ピロリ菌」でした。

ピロリ菌もまた常在菌として考えられています。福田安保理論では、ピロリ菌ががんを誘発する因子として考えられており、ピロリ菌そのものががんの原因とは捉えられてはいないようです。この点については、

2008.02.22 ピロリ菌と胃がんの関係

を参照していただければ幸いです。

交感神経の過度な緊張による顆粒球の活性酸素によって、常在菌であるピロリ菌が攻撃を受け、組織の炎症や組織破壊などが引き起こされ、その事が、先ほど示した「
自己免疫疾患の炎症に顆粒球がかかわり、非特異的な炎症を同時に引き起こす・・」事で、自己免疫疾患の病態を悪化させている要因があるのではないでしょうか。

そのように考えると、「
患者さんが、この病気以外にも「血小板減少症」を併発しており、この「血小板減少症」の治療に効果があるピロリ菌の除菌治療を行ったことで、「B型インスリン抵抗症」の治療にもつながり「血糖値が正常に戻った」」という事が、福田安保理論である程度説明可能なのではないでしょうか。

今回投稿した記事は、一つの考え方で、今回示した事が正しいという事ではありませんが、とても興味を持って投稿する事ができました。

いつもお話する事ですが、ひまわりも、かなり交感神経の緊張が続きました。この辺でリラックスモードへと導いてあげないと大変です。

そうそう、これらの仕組みを理解することで、精油やハーブを有効に活用できそうです。ストレスやウイルス感染に対しては、特に、精油を利用したアロマテラピーが有効でした。

● 関連記事
福田安保理論関連の目次
2008.02.22 ピロリ菌と胃がんの関係
2007.03.22 脳内リセットに喜哀楽と深い眠り
2006.06.09 生体防御ってすごいなぁ
2005.12.31 体調とプロスタグランジン
2005.12.25 プロスタグランジンと福田安保理論
2005.08.01 新・古の免疫システム

ピロリ菌の除菌と胃がんのリスク

今日の朝も、昨日と同じようにほとんど雲のない快晴の天気でした。朝夕の気温がやや肌寒い感じがしますが、日中は、まだまだ暑い日が続いています。

今日の秋田の最低気温は 19.1度と、20度を下回り、昨日とほぼ同じ気温だったようです。最高気温は 30.0度(12:46)と、真夏日となりました。

朝、ばっぱは、ビニールの袋になすを入れてがっこ作りです。もち米漬けです。もう、ずいぶん雨が降っていないようです。そろそろ雨が降ってくれないと大変な事になります。涼しげな花を咲かせているキカラスウリですが・・・。

20080811なすのもち米漬け 20080811キカラスウリ1 20080811キカラスウリ2

今日も、快晴の中、山へ出かけてきました。昨日、草刈り機が壊れてしまい、少し整備に手間取りましたが、今日も、草刈りです。下の写真は、ラベンダーの畑へ向かう途中の坂道です。写真のスタンプが 12:49 でしたから、今日も最高気温を記録した頃の作業となりましたね。ふぅ。

20080811草刈り後1 20080811草刈り後2 20080811草刈り後3

下の写真は、ラベンダーの畑です。草刈りは、地面スレスレに歯が回転して回りながら草を刈っていきます。ここ何日かは、土を絡んでしまうと、土煙が辺り一面に舞うくらいに乾燥しています。

20080811ラベンダーの畑1 20080811ラベンダーの畑2

iPhone を購入しても、以前の携帯電話は手放す事ができません。機種変更ですから、携帯電話・メール機能は利用できませんが、写真は、まだまだ現役です。

今日は、ラベンダーの畑を横に写してみました。画像処理して、縦を横に変更しました。そうそう、北京オリンピック水泳、100メーター平泳ぎ決勝も、携帯のテレビ(地デジではありませんが)で観戦できました。

20080811ラベンダーの畑3 20080811ラベンダーの畑4

結局、今日は、この炎天下の中、14:30 頃まで草刈りをしていたようです。下の写真は、遅くなった今日のお昼ご飯です。左は、梅茶漬け、しそ巻き、そして、会津山都産のすいかです。

20080811梅茶漬け 20080811しそ巻き 20080811すいか

下の写真も、今日のお昼ご飯です。トマト、そして、朝、ばっぱが漬けていたがっこのなすのもち米漬けです。右は、先日いただいたゴーヤです。

20080811とまと 20080811なすのもち米漬け 20080811ゴーヤ

今日のわが家のズッキーニ、三本の収穫です。午後、四時前に遅いお昼ご飯でしたが、下の写真、中央と右は、晩ご飯です。冷やし中華でした。いろんな具がのっかっていて、とてもおいしかったですよ。

20080811ズッキーニ 20080811冷やし中華1 20080811冷やし中華2

今日の午前中、NHK ラジオを聞いていると、胃炎や胃潰瘍などを引き起こす「ピロリ菌」についてのニュースが放送されていました。

内容は、

・ピロリ菌が胃炎や胃潰瘍、胃がんを引き起こす
・そのため、全国の病院で追跡調査を行う
・早期の胃がんで内視鏡による手術を受けた患者さん
・ピロリ菌除菌・除菌しない二つのグループを三年間経過観察
・胃がん再発の患者さんのうち、除菌・除菌しない二つのグループを調査
・ピロリ菌を除菌した患者さんの胃がんのリスク(再発)1/3
・除菌により胃がんの予防効果がある 〜 世界で初めて確認

ということでした。以前、2008.02.22 ピロリ菌と胃がんの関係では、「ピロリ菌」を中心として、

・ピロリ菌そのものの病原因子
・それらの因子や、その因子の影響を受けて、胃の粘膜上皮細胞にどのような影響を与え
・結果、胃炎・胃潰瘍をはじめ、胃がんへ至るまでの過程

がどのように起こっているのかを投稿しました。下記の図は、ピロリ菌と胃がんに関係する内容を中心に書き表した概観図です(2008.02.22 ピロリ菌と胃がんの関係)。

2008022ヘリコバクターピロリ菌と体調の関係

以上のように「ピロリ菌」の感染により、胃の粘膜上皮細胞にダメージが起こり、胃液が中和され、胃炎や胃潰瘍が引き起こされ、慢性胃炎、萎縮性胃炎へと導かれて、胃がんが引き起こされるようです。

今回のラジオでのニュースの内容は、胃がんを引き起こした主役の「
ピロリ菌」を、除菌することで、胃がんのリスクを 1/3へと引き下げる効果があり、それを3年間の経過観察により、実証したということで、世界で初めての事だったようです。

したがって、「
ピロリ菌」に感染されている方々は、ピロリ菌の除菌をすると、胃がんの予防の効果が期待できそうです。下の図は、今回の記事の内容の概要を描いたものです。

20080811ピロリ菌の除菌

実際には、早期の胃がんで、内視鏡により手術を受けた 500人余りの患者さんを対象に、ピロリ菌の除菌・除菌しない二つのグループに分けて、3年間の経過観察の後の「再発のリスク」を「統計的に処理」した結果が、胃がんのリスク 1/3ということのようでした。

このブログで、何度も投稿していますが、「
顆粒球」の働き過ぎによる活性酸素によって、胃粘膜の組織破壊が繰り返され、胃粘膜に障害が与えられる、という作用機序も見逃すことはできません。

もちろん「
顆粒球」の働き過ぎは、継続的な「交感神経の緊張」状態にあるわけですから、その自律神経のバランスを整えることも大切な要素であり、しいては、胃がんの予防にも役立つ事になるかと思います。

ところが、これらの統計的なデータは、ある程度揃ってはいるのでしょうが、いまだに「世界初」というニュースは聴いていません(多分)。

大本の幹の部分に視点をあてると、とてもシンプルに統計的なデータを得る事が可能なように思えます。そうしたら、それに対抗するための処方に「アロマテラピー」で用いる精油の統計的なデータもまた、導き出すことが可能なようです。

● 関連記事
医療関連の目次
薬と身体関連の目次
福田安保理論関連の目次
2008.02.22 ピロリ菌と胃がんの関係
2008.01.27 交感神経緊張と関節リウマチとCKI
2008.01.03 ピロリ菌と胃潰瘍
2007.04.07 ピロリ菌とガン抑制遺伝子の変異
2005.10.04 次期ノーベル賞に期待を

ピロリ菌と胃がんの関係

今日の朝は、青空が見えていました。ところが、だんだん、薄雲が広がりだし、お昼頃には、小雪の舞う天気になりました。歩道に植え込まれていたラベンダーの枝葉が、側溝からのやや暖かな風に周りの雪が溶かされて、一部見えだしています。

朝の最低気温は マイナス 2.7度、最高気温は プラス 4.3度でしたが、天候は一転、二転とめまぐるしく変わる一日でした。晴れ、雪、雨、あられ、雨、雪・・・。

午前中、山へ出かけてきました。下記の写真は、今日の山の様子です。一時、太陽が顔を出していましたが、薄曇りの天気でした。昨夜は珍しい事に、雪が全く降らなかったようです。

20080222歩道のラベンダー 20080222山の様子1 20080222山の様子2

下の写真も、山の様子。ちょうど、この写真を撮っているとき、日が照り出しました。斜面の雪が溶け出しただけではなく、土が、ポロポロ崩れ落ちています。

変な話ですが、やや前屈みになって愛犬達にごちそうを分けてあげているときに、お日さまが顔を出し、ひまわりのお尻は、ホンワカ暖かくなりました。

20080222山の様子3 20080222山の様子4 20080222山の様子5

下の写真は、今日のお昼ご飯です。今日も広島お好み焼きを食べました。今日は、ひと工夫して、お好み焼きの上に目玉焼きをのっけてたべたんですよ。おいしかった〜。中央は、もやしのみそ汁。

20080222広島お好み焼き 20080222もやしのみそ汁 20080222広島お好み焼き

下の写真、左は、炊飯器で作ったココアケーキです。午後三時前に、あられが降ってきました。先ほどまで、小雨が降っていましたから、ちょうど、雨、あられ、雪の何れともつかぬくらいに微妙な気温なのでしょうね。右は、今日の晩ご飯です。タマネギとフグの唐揚げです。

20080222ココアケーキ 20080222あられ 20080222野菜とフグの唐揚げ

下の写真も、今日の晩ご飯です。左は、炊飯器で作ったじゃがバターです。中央は、カレイの唐揚げです。右は、友人にいただいたシュークリームです。今日は雨が降っていたので、サンバーで届けてくれました。晴れていれば、フェ○○○で届けてくれたかも。

20080222じゃがバター 20080222カレイの唐揚げ 20080222シュークリーム

昨日(2008.02.21)、朝のテレビで「ピロリ菌」の話が放送されていました。

放送の内容は、

・ピロリ菌感染は、胃がんへと進行する可能性が高い
・そのため、ピロリ菌感染の有無を調べる検査が重要
・「陽性」であれば、ピロリ菌の除菌
・「陰性」であれば、ピロリ菌感染の心配がない
・しかし、「陰性」であっても、安心できない場合がある
・萎縮性胃炎へ進行している場合は、ピロリ菌が消失し「陰性化」
・この状態では、がんへと進む可能性が非常に高い
・これを評価できるのは、ペプシノゲン検査

という事で、ピロリ菌が胃がんへと進行する可能性が高いため、感染してないかどうかの検査が大切で、「陰性」と評価されても、安心できない点がある、などの話題を中心にお話が進んでいたようです。

ピロリ菌」に関しては、以前より、このブログで何度か投稿しています。

2008.01.03 ピロリ菌と胃潰瘍
2007.04.07 ピロリ菌とガン抑制遺伝子の変異
2005.10.04 次期ノーベル賞に期待を

2007年12月08日のテレビでは「
ピロリ菌」の研究で、2005年にノーベル賞を受賞したバリーマーシャル教授が出演しての放送を見て、2008.01.03 ピロリ菌と胃潰瘍を投稿しました。

今回のテレビの内容と、とても似ていたような気がします。日本人は、世界でも有数のピロリ菌保有国だそうで、ピロリ菌がどのような過程を経て胃潰瘍や胃がんへと進行していくのかを明らかにし、そのためのピロリ菌の除菌と、幼少期における子供のピロリ菌感染をいかに少なくするか、という点につていお話されていたようです。

また、2007年04月02日の秋田魁新報朝刊の「
胃がんの発症 ピロリ菌感染で関係遺伝子変異」という記事を見て、2007.04.07 ピロリ菌とガン抑制遺伝子の変異を投稿しました。

そこでは、ピロリ菌に感染した胃の細胞と、その事が特定の遺伝子の働きを活性化し、それが最終的には、がんを抑制している遺伝子に変異を引き起こしている「
胃がんのメカニズム」の話題を投稿しました。

今まで見てきたように、「
ピロリ菌」に感染すると、胃がんの確率が高く、その疾患は突然起こるわけではなく、胃炎から、胃潰瘍、そして、慢性胃炎が続くことで、萎縮性胃炎、胃がんへと進行する事がわかってきました。

また、その進行過程の中で、関わり合いのあるいろいろな病原因子の存在も明らかになってきています。その一つが
2007.04.07 ピロリ菌とガン抑制遺伝子の変異で投稿した内容でした。

昨日のテレビだけでなく、もう一つ「
ピロリ菌」に関する話題があったことを思い出しました。それは、2007年01月09日の秋田魁新報朝刊の「タンパク質からがん」というタイトルの記事でした。

ここでは、胃がんの原因とされる「
ピロリ菌」が作り出す「CagA」と呼ばれるタンパク質が、生物内でがんを引き起こすことがマウスを使った実験で確認されたという話題でした。

以上、ピロリ菌と胃がんに関連する話題を、最近のテレビや新聞、そして、以前このブログへ投稿した記事からご紹介しましたが、それらを、「
ピロリ菌」を中心として、

・ピロリ菌そのものの病原因子
・それらの因子や、その因子の影響を受けて、胃の粘膜上皮細胞にどのような影響を与え
・結果、胃炎・胃潰瘍をはじめ、胃がんへ至るまでの過程

がどのように起こっているのかを表しているのが、下記のピロリ菌と胃がんに関係する内容を中心に書き表した概観図です。

2008022ヘリコバクターピロリ菌と体調の関係

ピロリ菌」への感染は、ピロリ菌の持つ「ウレアーゼ」という酵素によって、胃の粘膜にある尿素をアンモニアと二酸化炭素に分解する事で、胃にダメージを与えます。

それは、胃液が中和され、胃炎や胃潰瘍を引き起こすことになるからです。細菌感染や炎症は、白血球を集めさらなる炎症を引き起こすことになります。

その主役が「
顆粒球」です。顆粒球は、活性酸素によって、胃粘膜の組織破壊を繰り返し、胃粘膜に傷害を与えます。その結果、胃粘膜表面への軽い炎症を示す表層性胃炎の状態は、ピロリ菌の継続的な攻撃(すなわち顆粒球)によって、慢性胃炎へと進行するようです。

慢性胃炎は、胃粘膜を形成する粘膜上皮細胞の細胞分裂を低下させ、細胞の数も減少させ、しっかりとした胃粘膜を作り出すことのできない萎縮性胃炎を引き起こすのだそうです。

そして、萎縮が胃粘膜全体に広がると、粘膜上皮細胞は、腸の細胞のような性質へと変性し「
腸上皮化生」という状態へ進行するのだそうです。なぜ、このような事が起こるのか解明されていないのだそうですが、

・細胞の形や機能に関係する転写因子の働き
・その働きに関係しているのが「Sox2、Cdx1とCdx2」
・胃では Sox2、腸では Cdx1とCdx2 が働く
・これらの因子の間のバランスが崩れる

ことで、腸上皮化生が起こるのでは、ともいわれているのだそうです。このような段階では、さすがの「ピロリ菌」自体も住めない環境となり、そのことが、ピロリ菌検査の「陰性化」を招くのだそうです。

そのため、胃がんとの関係で指摘されているピロリ菌の「
陽性陰性」の検査だけではなく、胃粘膜の萎縮性の変化を敏感に反映するペプシノゲン検査が有効とされていた事は、先ほどお話しました。

また、2007年01月09日の秋田魁新報朝刊の「
タンパク質からがん」で取り上げられている「CagA」というタンパク質が、胃粘膜の傷害に働いているようです。このタンパク質は、上の図で表されている「IV型分泌装置」から、粘膜上皮細胞へ送り込まれるのだそうです。

このタンパク質は、細胞同士を結合させるように働いているタンパク質「
PAR1」と結合することで、その機能を失わせるのだそうです。その結果、つなぎ止められていた細胞と細胞は、歯抜けの状態となり、胃潰瘍を引き起こすのだそうです。

また、そこへ、細胞の増殖を制御するタンパク質「
SHP2」が結合することで、粘膜上皮細胞の異常増殖が引き起こされ、胃がんを招く原因ともなっているとの事でした。

ピロリ菌」の病原因子である「CagA」タンパク質は、白血球の炎症反応を引き起こす「インターロイキン-8」を誘導するともいわれているようです。さらに、細胞周期とも(2008.01.27 交感神経緊張と関節リウマチとCKI)関係しているようですから、本当に複雑です。

もう一つありました。それは、本来「
B細胞」にのみ働く「抗体遺伝子」すべてに関与する「酵素 AID」を利用し、がん抑制遺伝子として働く、細胞内の DNAの損傷などを監視する働きをする遺伝子(P53遺伝子)を変異させ、胃がんへと導くという事でした。

気の遠くなるような作用機序が、「
ピロリ菌と胃がん」の関係に存在しているようです。このように、ピロリ菌の病原因子や、その因子の影響を受けて、複雑な関係の一部が見えてきましたが、一番大きな存在は、消化器系の胃を制御している「自律神経」の働きのような感じがします。

消化器系の活動が活発に働くためには、自律神経系は「
副交感神経」の支配を受けていなければなりません。また、その自律神経系は、免疫細胞へも多大な影響を及ぼします。これは、いつもこのブログへ登場する「福田安保理論」です。

心が平静で、感情が穏やかな状態では、消化器系は、とても調子のよい状態ですから、ピロリ菌に感染していても、その病原因子に打ち勝つ力を発揮して、胃潰瘍・・・などの疾患を未然に防いでくれているのかもしれません。

ピロリ菌に感染していても、それぞれの疾患にならない方々もおられますし、感染していなくとも、なる場合もあるかと思います。とても複雑で、気の遠くなる「
ピロリ菌と胃がん」の関係を、その詳細な作用機序を明らかにし、原因の究明をすることはとても大切な事だと思います。

ひまわりは、この辺で、あまり詳細な作用機序にとらわれ、交感神経緊張による「
顆粒球」の影響を受けていたと思いますので、リラックスモードに入ることにしましょう。それが一番の予防方法かもしれません。アロマで一休みすることにしましょう。

● 関連記事
医療関連の目次
薬と身体関連の目次
福田安保理論関連の目次
・「2008.02.22 ピロリ菌と胃がんの関係」

2008.01.27 交感神経緊張と関節リウマチとCKI
2008.01.03 ピロリ菌と胃潰瘍
2007.04.07 ピロリ菌とガン抑制遺伝子の変異
2005.10.04 次期ノーベル賞に期待を

ピロリ菌と胃潰瘍

● ひまわりが勝手に選んだ植物療法関係の記事一覧の目次です
● 年度別目次 年度別目次 / 2007年度分目次 / 2006年度分目次 / 2005年度分目次
○ 関 連 情 報 精油の化学 / 植物油の化学 / 医療 / 脳・神経 / 薬と身体 / 福田安保理論 / 千島学説 / その他

朝から寒気が緩んでいました。そのためか、道路のいたるところでは、ぬかるみができています。屋根に積もっていた雪が、滑り落ちているところもあります。

今日の会津の最低気温は マイナス 1.0度、最高気温は 2.6度でしたが、最新積雪は 46cm(会津若松市の記録)と、だいぶ積雪量が減ってきました。雪が解け、圧縮されたような形になったからでしょうね。

20080103みそ汁 20080103ゴボウ 20080103長芋

上の写真は、今日の朝昼兼用のご飯です。右の写真、会津では、正月三日の山芋で「三日トロロ」と呼ぶのだそうですよ。中央に写っているのはゴボウです。

下の写真、左と中央は、午後一時前の外の様子です。雪は、降ってはいるものの、だいぶ少なくなってきています。右は、今日の晩ご飯の野菜サラダです。

20080103雪が緩む1 20080103雪が緩む2 20080103野菜サラダ

下の写真は、今日の晩ご飯です。きゅうりがっこ、豚汁、それに、サヤエンドウとエビタマあんかけです。元日から今日まで、テレビに釘付けになってしまいました。「チュモン」という韓国の歴史ドラマを、第35話まで見てしまいました。

まわりからは、「何しに帰ってきたの」というひんしゅくをかわれたひまわりです。

20080103キュウリがっこ 20080103豚汁 20080103サヤエンドウとエビタマあんかけ

昨年になりますが、12月08日、テレビで「ピロリ菌」の話を放送していました。しかも、この「ピロリ菌」の研究で、2005年にノーベル賞を受賞したバリーマーシャル教授が出演しての放送でした。

ピロリ菌」は、「ヘリコバクター・ピロリ」という細菌のことで、この発見と胃炎や胃潰瘍との関係における役割を研究した事に対してノーベル賞を受賞したのだそうです。

とても興味を持ったのが、次の三点でした。

・日本人は、世界でも有数のピロリ菌保有国
・胃潰瘍の 95%がピロリ菌によるもので、ストレスはあまり関係ない
・幼少期における子供のピロリ菌感染が影響

そのために、最終的には「胃がん」を引き起こす「ピロリ菌」を除菌するか、幼少期に、大人が口に入れた食べ物を口移しで与えない事が「胃炎や胃潰瘍、胃がん」を防ぐ事になる、という事でした。

ピロリ菌」は、らせん状の形をしていて、先端のしっぽで回転して胃の中を動くのだそうです。通常、胃は、胃液に含まれている塩酸の影響で、強酸性を示します。

ところが、この「
ピロリ菌」は、アンモニアを出して、その強塩酸という環境を中和させて、自分の住み家を作るのだそうです。その仕組みは、「ウレアーゼ」という酵素によって、胃の粘膜にある尿素をアンモニアと二酸化炭素に分解するとの事でした。

自分の住み家を得た「
ピロリ菌」は、白い穴を作り、胃にダメージを与えます。その状態が「胃炎」との事で、「ピロリ菌」が胃に住み着くと、100% 胃炎を引き起こすのだそうです。

そこに、白血球が集まり赤くなって悪化し、粘膜が薄くなり、「
胃潰瘍」となり、最終的に「胃がん」を引き起こすのだそうです。「ピロリ菌」が、胃に存在すると、胃がんになる確率が「5倍」に増えるそうです。

こういった「
ピロリ菌」と「胃炎、胃潰瘍、胃がん」との関係を理解し、そのための対策として、

・ピロリ菌を完全にたたきつぶすため、抗生物質を使う

のが、もっとも有効な手段との事でした。また、その他の手段として、

・米や梅、ココア、ブロッコリーなどの食品

を摂取する事で、「ピロリ菌」の働きを抑えることができるのだそうです。また、同じ「」という考え方で「LG21」という乳酸菌を利用する事もあるそうです。ただし、これらの方法は、現段階では、完全とまではいかないそうで、一時的な手法のようでした。

お話は、日本人が、世界で有数の「
ピロリ菌」保有国で、50歳を越すと 70%が感染している事と、その菌が胃がんを引き起こしているため、逆説的に「ピロリ菌」を持っていないと、胃がんにならない、という事で、「ピロリ菌」の除菌と幼少期における感染を防ぐ事が重要である事を力説されていました。

ここで、とても興味を持った事がありました。先ほども述べた「
ストレスはあまり関係ない」という事と、「胃炎の次に白血球が集まり胃潰瘍を引き起こす」という事です。

ストレスが、胃潰瘍を引き起こすのは「
5%」で、あまり関係ない、という事で、あくまでも「ピロリ菌」が主役。ここで、このブログに何度となく登場する「福田安保理論」を思い起こしてみて下さい。

交感神経の過度な緊張により、交感神経の末端から「
アドレナリン」が放出され、それを引き金に「顆粒球」である白血球が活性化し、活性酸素を武器に、組織に炎症や障害を引き起こし、ひいては、がんを招いてしまう、という考え方でした。

一方では、顆粒球は、病原菌のうち、ある程度大きい、外部から入ってきた菌に対抗するために働く白血球でもありました。ところが、交感神経の過度な緊張による顆粒球の活性化は、通常の外部から侵入してきた病原菌だけではなく、常在菌に対しても、その攻撃の手をのばしていきます。

その結果の一つが、ピロリ菌への攻撃です。ですから、「
ピロリ菌と顆粒球」は、ある意味、胃潰瘍が引き起こされる原因を考える上では、とても重要である事を「福田安保理論」は教えています。何度も繰り返すようですが、その顆粒球を活性化させるのが「交感神経の過度な緊張」でした。

その緊張の主な要因として、現代では「
ストレス」があげられるかと思います。その場合、「福田安保理論」では「ストレスはあまり関係ない」のではなく、「ストレスはとても関係がある」というような考え方もできるかと思います。

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薬と身体関連の目次
福田安保理論関連の目次
2008.02.22 ピロリ菌と胃がんの関係
・「2008.01.03 ピロリ菌と胃潰瘍」

2007.04.07 ピロリ菌とガン抑制遺伝子の変異
2005.10.04 次期ノーベル賞に期待を
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ローズマリー シネオール
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プロフィール

ひまわり

○ 佐藤 喜仁(さとうよしひと)
・1955年(昭和30)年
 12月生まれ
・福島県会津高田町出身
○ 1974年(昭和49年)3月
・福島県立大沼高等学校
・普通科卒業
○ 1978年(昭和53年)3月
・京都産業大学
・経営学部 経営学科
(会計学専攻) 卒業
○ 1980年(昭和55年)3月
・京都産業大学
・大学院 経済学研究科修了
○ 1981年(昭和56年)〜
  1987年(昭和62年)
・税理士事務所勤務
○ 1987年(昭和62年)12月
・ハーブ専門店
 みなみの香草屋開業
・自社農場でハーブの生産、
 出荷
・ショップでハーブやアロマ
 関連商品の販売
・サロンでのトリートメント
・ショップやサロンへ商品供給
 とアドバイス
○ 1997年(平成9年)6月
・秋田アロマテラピースクール
 開講
○ 現在、秋田市で
・アロマテラピーと
 フィトテラピー(植物療法)
 を学びながら、ショップや
 サロンを営み、スクールも
 開講しています

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