みなみの香草屋 Blog

自然と共に共存し、植物の持つすばらしい力を借り、心身共に健康で過ごせるための、植物療法(フィトテラピー)について

ケモタイプ

・2010年10月04日  植物工場タイプとフェノタイプ
・2010年01月01日  エストロゲン様作用と精油の禁忌との関係
・2009年02月13日  ケモタイプ精油ブレンドの基本的な考え方
・2008年09月16日  温暖化とケモタイプの概念
・2008年04月04日  山桜の開花とハーブの季節到来

植物工場タイプとフェノタイプ

○ 履歴 : 2008「2008.10.04 たばこの禁煙治療と健康被害の関係」13.9 / 21.1
○ 履歴 : 2009「2009.10.04 天候が不安定な一日でした」
10.9 / 20.9
○ 気温 : 今日の最低 17.2 最高 19.4(09:20)/ 昨日 : 16.3 / 20.7

昨晩から降り出した雨は、一晩降り続いていたのでしょうか。朝には、止んでいました。最低と最高気温が示すように、午前九時二十分に 19.4度となったものの、日中は、それ以上には上がらず、冷たい雨降りの一日となりました。

朝は雨が止んでいましたが、すぐにパラパラ雨が降り出し、その雨はシトシト一日中降り続いていました。今日は、午前中山へ行きました。

山へ向かっている途中の峠越えで、珍しい光景を見ました。通常、路肩の草刈りは、作業員の方々が草刈り機を使っての作業をされています。

20101004草刈り車 20101004キンモクセイの花 20101004ローズマリーの花

ところが、わりと大きな特殊車両が、草刈りをしていました。運転台に乗り、注意深く路肩の草むらに草刈り専用のアタッチメントをおろし、巧みに操っているようです。

この頃、特に、峠越えの道路脇には、雑草が生い茂り、道幅が狭くなっていました。毎年、草刈り作業に出くわしますが、特殊車両による作業は初めてです。

山へ着き、ドアを開けると、思わず振り向きました。ほのかな香りのする方向へ。五メートル以上離れた所からでもその香りが漂っていました。そう、キンモクセイの甘い香りでした。

もう、きれいな橙色になっていました。近くにあったローズマリーの苗にも、可愛らしい青紫の花が咲いていました。

目を楽しませてくれたのは、キンモクセイやローズマリーの花だけではありませんでした。それは、あけびの実でした。下の写真、左は、実がなっている様子です。

中央は、そろそろ皮が割れ出しそうなあけびの実。そして、右は、ほんの少し前に割れだしたと思われるあけびの実です。

20101004あけび1 20101004あけび2 20101004あけび3

下の写真、左は、完全に皮が中央から割れて、少しずつ開いているあけびの実です。中央は、収穫したあけびの実です。もう、見ているだけで嬉しくなります。

プラスチック製のりんご箱を台にして、あけびの実を収穫しました。右は、愛子です。

20101004あけび4 20101004あけび5 20101004愛子

下の写真、左は、今日のラベンダー畑の様子です。早咲きラベンダーの花が所々咲き始めています。一番手前のラベンダーの花が咲き始めていましたが、その花の先端には、赤とんぼが偶然とまっていました。羽が雨の滴で濡れていました。

右は、サルスベリの花です。きれいな花が咲いているのに、その花が雨に濡れてしぼんでいました。

20101004ラベンダーの畑 20101004ラベンダーの花と赤とんぼ 20101004サルスベリの花

草刈りを始めようと思っていましたが、雨足が強くなってきました。そのため、栗の収穫作業です。下の写真、左は、収穫した「筑波」という栗です。

中央は、「甘栗」です。左は、筑波の栗の木です。

20101004栗 20101004甘栗 20101004栗の木

柿の実や葉っぱも色づいてきました。もうそろそろ収穫の時期になりそうです。栗の畑を一巡して来ました。雨が強くなってきたため、続きは、明日にする事にしました。

中央と右は、雨の中、撮した秋の風景です。茅葺き屋根の民家の方まで、足を伸ばして帰って来ました。

20101004柿の実 20101004秋の花々 20101004茅葺き屋根の民家

下の写真は、今日のお昼ご飯です。ノリの佃煮ご飯、ポテトサラダとサツマイモ・カボチャサラダ、そして、ふ入りじゃがいものみそ汁でした。

20101004ノリの佃煮ご飯 20101004ポテトサラダとサツマイモ・カボチャサラダ 20101004ふ入りじゃがいものみそ汁

下の写真、左も、今日のお昼ご飯です。春先に作ったフキの佃煮でした。

下の写真、中央と右は、今日の晩ご飯です。ラッキョ、野菜サラダ、カボチャの入ったカレー、そして、シジミ・ふ入りじゃがいものみそ汁でした。

20101004フキの佃煮 20101004カボチャカレー 20101004シジミ・ふ入りじゃがいものみそ汁

今日の新聞(2010.10.04 秋田魁新報)に、「「店産店消」広がる」というタイトルの記事が載っていました。

サブタイトルには「
「植物工場」で新鮮野菜」ということで、「知的好奇心を刺激」して、お店の中の「植物工場」で、お店に使う野菜を実際に育て、それを食べていただくという事のようです。

そういえば先日(2010.09.19)、テレビで「
植物工場」のお話が放送されていました。植物工場というすごい名前がついていますが、その名前の通り、植物を作り出す「工場」の事をいっている様です。

通常、植物は、農家の方々が、畑などを使って、自然環境の中で育てたものが一般的です。このような栽培は「
露地栽培」と呼ばれているようです。

当然ながら、その時々の気象条件によって左右されます。今年は、季節の前半が寒く、日照不足が続きました。その後は、雨が降らず、日照り続きだったり、雨が降ったかと思えば、なかなか止んでくれない日があるなど、さんざんな年でした。

一方、そのような気象の条件を、何とか最小限に食い止める事ができる様、ビニールやガラスなどを利用して、ビニールハウスやガラス室などを利用した「
施設栽培」という栽培もあります。

いずれにしても、自然環境に左右され、年間を通し安定して植物を育て、収穫する事は並大抵の事ではありません。

これに対して「
植物工場」は、まさに、工場内で、水耕栽培され、光によるコントロールによって、農薬を使わず、自然環境に振り回されない安定した生産と収穫を可能にする栽培方法のようです。

テレビで放送されたのは、この中でとても重要なポイントとなる「
光のコントロール」についてのお話でした。下の写真が、植物を生育させるための「植物工場」です。

20100919植物工場1 20100919植物工場2 20100919植物工場3

上の写真、左と中央は、工場内部で植物を生育させるために利用している赤い色のLEDです。右は、青い色のLEDを使った場合の植物の生育状況を示しています。いずれも、テレビから携帯カメラで写したものです。

植物を生育させるには、非常にパワーのある光源が必要なのだそうですが、それだけのエネルギーを供給するためには、どうしても効率的な冷却システムがなければならないのだそうです。

LEDの発する熱によって、LEDそのものの寿命が短くなり、光源そのものの力も低下してくるからなのだそうです。それらの問題を、LEDをアルミに直結したり、水により冷却するなどして、解決したそうです。

しかも、LEDの色の違いによる植物の各部位(葉や茎や根など)にどのような影響を与えるのか、という研究を通して、確か、レタスであれば二週間ほどで収穫できるようになったとのことでした。

赤い色を使うと「ブドウ糖」の促進がみられるようで「甘い」味になるそうです。また、青い色は「ポリフェノール」が多く含まれ「苦い」味になるそうです。

ここでの利点は、

・自然環境に振り回されないで栽培可能
・場所を選ばず、好きな量をいつでも二週間で作れる
・LEDをコントロールする事で、ある程度好みの味の植物を作る事ができる

事で、移動可能なコンテナ式の「植物工場」が開発されていました。

以上の例は、葉っぱものの野菜でしたが、イチゴのような実のなる果物の生育・収穫にも、LEDをコントロールする事で成功した事が、テレビの中で放送されていました。

「
光のコントロール」によって、中に含まれる成分の違いが伝えられていましたが、このお話を聴いて、ちょっと興味を持ちました。

このような研究は、植物自身が光に影響を受けている事を意味するわけですから、「
植物工場」で、葉っぱを抽出部位とする植物を育て、それらを蒸留する事で得られる「精油」の違いを調べる事ができないものかと思いました。

これらの基礎研究をもとに、ケモタイプの精油ではなく、フェノタイプの考え方に似た精油を抽出する事ができるかも知れません。フェノタイプとは、

・
「2006.12.01 ケモタイプとフェノタイプの使い分け」
・
「2006.08.24 精油のフェノタイプとケモタイプ」

でも投稿しましたが、植物に含まれる「
ある特定の組成成分」が「・・作用」を示すということであれば、その作用を利用するための特定の組成成分の含有量を「遺伝子」的にどのようにすれば高められるのか、という考え方でとらえられている概念でした。

フェノタイプは、遺伝子に着目した概念でした。もしも「
光のコントロール」という考え方で、「ある特定の組成成分」を多く含有するよう誘導する事ができれば、「植物工場タイプ」の精油を抽出する事も可能かと思います。

そうそう、先日(2010.09.30)の NHKニュースで、漢方薬の原料の一つである甘草(リコリス)を、「
植物工場」を利用して、栽培することに成功した、というニュースが流れていました。

事の発端は、国外から輸入している漢方薬の原料の一つである甘草(リコリス) の安定供給だったようです。何と、この甘草(リコリス)は、漢方薬の七割以上に使われており、かつ、そのほとんどが外国からの輸入に頼り切っていたようです。

それを「
植物工場」を利用して栽培する事に成功したという、そのポイントが「甘草の中に含まれている成分」にあるようでした。

おそらく「グリチルリチン」だと思うのですが、この成分であれば、フェノタイプの概念でいうところの「
ある特定の組成成分」の含有量を「遺伝子」的にどのようにすれば高められるか、に該当し、「植物工場」を利用して栽培された植物に含まれる「ある特定の組成成分」を多く含有するよう誘導する、という考え方は、共通した目的が見て取れるかと思います。

● 関連記事
○
「精油の化学関連の目次」
○
「医療関連の目次」
・
「2006.12.01 ケモタイプとフェノタイプの使い分け」
・
「2006.08.24 精油のフェノタイプとケモタイプ」
・
「2005.09.02 精油のケモタイプとハーブ」

エストロゲン様作用と精油の禁忌との関係

○ 履歴 : 2008「2008.01.01 大雪の中初詣 2008」- 2.3 / + 0.1 会津
○ 履歴 : 2009「2009.01.01 2009年元日に会津へ」
- 1.2 / + 1.6 会津(+ 0.1 / + 4.2 秋田)
○ 気温 : 今日の最低 - 3.9(05:54)最高 - 2.6(- 2.2(16:48))会津 / 昨日 : - 0.4 / + 1.1 会津

○ 以下、追加情報です・・・・ 2015.01.31(土)・・・・

このブログ記事は、他の記事に比べてアクセス数が多いのですが、今日(2015.01.31(土)、特に多くなっている事に気がつきました。

参照元のリンクをたどって行くと、下記の「
Soraの欠片 」さんのブログで、ひまわり Blog の紹介があったようです。

・
「2015.01.31 乳がんとアロマ 〜女性ホルモン陽性タイプは注意〜(外部リンク)」

そのため、参考になるかどうかわかりませんが、下記の通り、関連記事を書き込んでおきました。ご興味があれば、ぜひご覧下さいませ。

● 関連記事
○
「医療関連の目次」
○
「薬と身体関連の目次」
○
「福田安保理論関連の目次」
・
「2014.11.12 ピリオドと体内時計とHes1との関連性」
・
「2014.02.24 生体の恒常性と二つのエネルギー生成系とがんの関係」
・
「2010.12.16 乳がん再発とがん抑制タンパク質」
・
「2010.03.21 がん細胞の謎を考える」
・
「2010.03.20 二つの生き物の合体とがんの謎」
・
「2009.12.25 婦人科がんとエストロゲンと精油の関係」
・
「2009.05.13 p53がん抑制遺伝子と愛の力」

上記記事がお役に立てれば幸いです。「
Soraの欠片 」さん、紹介どうもありがとうございました。

○ 以上、追加情報でした・・・・ 2015.01.31(土)・・・・

新年を迎えた会津の元旦は、大雪で始まりました。年越しの夜は、一時雪も止んでいたようですが、元日は、終日吹雪きを伴う雪模様となりました。

気温の方も、最高気温がマイナス 2.2度(16:48)と真冬日となり、今年一年の始まりにしては、すごい一日となりました。

下の写真は、お昼頃の実家の前の様子です。新雪がいっきに積もりましたので、フンワリとした雪が道路や家や車を包み込んでいました。

20100101大雪の元旦1 20100101大雪の元旦2 20100101大雪の元旦3

裏のお稲荷様や、柿の木、お庭もすっかり雪に覆われてしまいました。秋田の方は、それほど積雪がないようですね。

20100101大雪の元旦4 20100101大雪の元旦5 20100101大雪の元旦6

昨日は、紅白を見てから、そのまま「今夜も生でさだまさし」を見てしまいました。そういえば、先日から秋田でも行われるって、宣伝していたような。

思わず、NHK のサイトへ行ってチェックしてみました。そしたら、2010.01.31(00:00 〜 01:35(01.30 の深夜))に「秋田でまさしときりたんぽ」が放送されるとの内容がアップされていました。

すぐに、申し込みしましたよ。でも、抽選ですから当たるかどうかはわかりませんけどね。

下の写真は、朝昼兼用といっても、もうお昼でしたが、新年を迎えた今年初めてのお正月料理です。栗きんとんの栗は、秋田の栗です。父が亡くなってのお正月だったので、南天は白い実を使いました。

20100101お正月料理1 20100101お正月料理2 20100101そば

そして、お昼から、シャンパンです。京都の友人から暮れにいただいたもの。シャンパンを冷やしておくための器もセットになっていました。あ〜おいしかった。そして、お昼からちょっとほろ酔い加減となりました。

20100101シャンパン1 20100101シャンパン2 20100101シャンパン3

今日は、大雪だったこともあり、一日家の中でダラダラしてました。下の写真は、午後四時過ぎの実家の前の様子です。

20100101元日の大雪1 20100101元日の大雪2 20100101元日の大雪3

先ほど、2008.01.01 のブログ(「2008.01.01 大雪の中初詣 2008」)を見てみましたが、この日に匹敵するくらいの雪の量でした。

20100101元日の大雪4 20100101元日の大雪5 20100101鳥の唐揚げ

上の写真、右と、下の写真は、今日の晩ご飯です。鳥の唐揚げ、喜多方からいただいたラーメンをゆであげたしょう油ラーメン、ホタテの佃煮でした。

20100101ラーメン1 20100101ラーメン2 20100101ホタテの佃煮

そして、グラタン。下の写真、中央は、焼酎です。夜になっても、雪はやまないで降り続いていました。

20100101グラタン 20100101焼酎 20100101降りやまぬ雪

先日、

・
「2009.12.25 婦人科がんとエストロゲンと精油の関係」

では、
2009.12.25 秋田魁新報に載っていた「がん検診もっと積極的に」というタイトルの記事に関連して、精油に含まれている芳香分子や芳香成分類の固有作用や主な作用である「ホルモン様作用やエストロゲン様作用」についてご紹介しました。

そして、それは、精油を利用する場合における「禁忌事項」の問題とも関連していました。ケモタイプ精油事典 Ver.6 では、精油に含まれている芳香分子や芳香成分類の固有作用や主な作用に「
ホルモン様作用やエストロゲン様作用」を示す場合、

○ 禁忌事項
・妊産婦やホルモン依存型がん疾患、乳腺症などには使用しない

と記載されており、「エストロゲン依存症」との関連性が指摘されています。


● 以下、追加情報です・・・・ 2026.02.18(水)・・・・

◯ Feb.2026 vol:180(ケモタイプ・アロマテラピー)p3 では、

・クラリセージ Salvia sclarea の「エストロゲン様作用」について、従来の見解とは異なる説明

「クラリセージが婦人科系疾患への作用をもたらす理由は、「エストロゲン様作用」ではなく「セロトニン活性化作用」であることが判明しました。
これに伴い、ホルモン依存型癌疾患、乳腺症などの禁忌事項が無くなります。」

・上記見解が掲載されていました。

● 以上、追加情報でした・・・・ 2026.02.18(水)・・・・


そこで、今回は、この「ホルモン依存型がん疾患」という禁忌事項だけでなく、注意事項が記載されている、すなわち、「ホルモン様作用やエストロゲン様作用」を有する精油を、ケモタイプ精油事典 Ver.6 からリストアップしてみました。


● 以下、追加情報です・・・・ 2017.11.15(水)・・・・

みなみの香草屋 Blog で、一番アクセスの多いのが、実は、この記事でした。

最新の「
ケモタイプ精油事典 Ver.8」を参照し、「エストロゲン様作用と精油の禁忌との関係」だけではなく、「主な精油の禁忌事項や注意事項」について、下記の記事で投稿させていただきましたので、参照いただければ幸いです。

・
「2017.11.15 主要精油60種類の最新データと禁忌事項及び注意事項(20種類)」
・
「2017.10.10 サイプレスの禁忌事項を改めて考えさせられる」
・
「2017.08.01 電子座標系グラフと主要な精油の禁忌事項や注意事項(40種類)」

また、下記の記事も合わせて参照いただければ幸いです。

・
「2014.10.03 精油に含まれる芳香成分類などの禁忌と皮膚塗布の関係」

● 以上、追加情報でした・・・・ 2017.11.15(水)・・・・


間違いがなければ、下記の精油には「妊産婦には使用しない。ホルモン依存型がん疾患、乳腺症などには使用しない。」という禁忌事項と注意事項が記載されています(あいうえお順)。

01. アニス Pimpinella anisum(禁忌)
02. クラリセージ Salvia sclarea(禁忌)
03. サイプレス Cupressus sempervirens(禁忌)
04. サンダルウッド Santalum austrocaledonicum(禁忌)
05. シダー Juniperus virginiana(禁忌)
06. スターアニス Illicium verum(禁忌)
07. セージ Salvia officinalis(禁忌)
08. トゥルー バルサム Myroxylon balsamum var pereirae(注意)
09. ニアウリ CT1 Melaleuca quinquenervia CT1 (Cineole)(注意)
10. ニアウリ CT3 Melaleuca quinquenervia CT3 (Nerolidol)(禁忌)
11. ネロリ Citrus aurantium (Fl)(注意)
12. パチュリー Pogostemon cablin(注意)
13. フェンネル Foeniculum vulgare(禁忌)
14. ロックローズ Cistus ladaniferus CT1(注意)
15. ワイルドキャロット Daucus carota(禁忌)

赤い色は禁忌事項、青い色では注意事項を表しています。しかしながら、ただ単に「ホルモン様作用やエストロゲン様作用」を有する精油のリストアップだけではなく、その精油に含まれている芳香分子や芳香成分類にも目を向ける必要があります。

そこで作成したのが、下の画像です。下記の画像には、

● ホルモン様作用やエストロゲン様作用を示す
○ セスキテルペンアルコール類とジテルペンアルコール類
・それらの芳香成分類の中でも、固有作用としてホルモン様作用やエストロゲン様作用を示す芳香分子
→ ネロリドール、ビリディフロロール(セスキテルペンアルコール類)
→ マノオール、スクラレオール(ジテルペンアルコール類)
● その他の芳香成分類で固有作用としてエストロゲン様作用を示す
・芳香分子
→ α-ツヨン、β-ツヨン(ケトン類)
→ α-ツヨン、β-ツヨンは Ver.7 では、固有作用からエストロゲン様が削除(追加情報 2012.05.20)
→ trans-アネトール(フェノールメチルエーテル類)

を概観できる様に「精油別」に分類したものです。

また、「精油別」の分類には、
禁忌事項や注意事項を示す「ホルモン様作用やエストロゲン様作用」を基本に、モノテルペン炭化水素類やセスキテルペン炭化水素類 + - など芳香成分類のグループを意識した分類基準で並べ替えています。

このような「精油別」の分類は、「
ホルモン様作用やエストロゲン様作用」だけではなく、その他の芳香成分類の主な作用や、それらの芳香成分類に分類される芳香分子の固有作用をも考慮に入れた精油の選択が可能となります。

● 2012.05.20 訂正と追加情報 始まり・・・・
・下記画像欄で、マノオールがセスキテルペンアルコール類に分類されていました(2012.05.20 以前)
・マノオールはジテルペンアルコール類に分類されている
・そのための訂正を行いました(芳香成分類の分類違いによる訂正)
・なお、データは精油事典 Ver.6 を基本にしていますが、一部 Ver.7 に合わせた訂正もなされています
● 2012.05.20 訂正と追加情報 終わり・・・・

20100101エストロゲン様作用を示す精油

数値は、ケモタイプ精油事典 Ver.6 で記載されている主要有効成分の平均的含有量の「最高値 %」を表しています。

それらの数値の中で、
禁忌事項や注意事項に関係している芳香分子の場合、「赤い色の数値は禁忌事項」、「青い色の数値は注意事項」を表しています。

ただし、その他の成分として記載されている成分(○印)については、「
ホルモン様作用やエストロゲン様作用」を有する芳香分子以外は省略しています。

なお、その他の成分として記載されている成分の ○ 印が、
禁忌事項や注意事項に関係している芳香分子の場合は、◎ 印が示されています。その場合、「赤い色の◎は禁忌事項」、「青い色の◎は注意事項」を表しています。

そして、上の図で示されている「
赤い色の枠組み」は、ケモタイプ精油事典 Ver.6 で、ホルモン様作用を示すセスキテルペンアルコール類が含まれているために、「禁忌事項」として記載されている精油を示しています。

また、「
青い色の枠組み」は、ホルモン様作用を示すセスキテルペンアルコール類が含まれているが少量のため「注意事項」として記載されていると思われる精油を示しています。

再度、上記に示した図を、下記のようなリスト形式で表してみました。

● アニス Pimpinella anisum(禁忌)
・trans-アネトール(エストロゲン様)(フェノールメチルエーテル類)90%
● スターアニス Illicium verum(禁忌)
・trans-アネトール(エストロゲン様)(フェノールメチルエーテル類)95%
● フェンネル Foeniculum vulgare(禁忌)
・trans-アネトール(エストロゲン様)(フェノールメチルエーテル類)75%
● クラリセージ Salvia sclarea(禁忌)
・スクラレオール(エストロゲン様)(ジテルペンアルコール類)5%
● セージ Salvia officinalis(禁忌)
・α-ツヨン、β-ツヨン(エストロゲン様)(ケトン類)45、15%(Ver.6)
→ α-ツヨン、β-ツヨンは Ver.7 では、固有作用からエストロゲン様が削除(追加情報 2012.05.20)
・ビリディフロロール(エストロゲン様)(セスキテルペンアルコール類)◎
● ニアウリ CT1 Melaleuca quinquenervia CT1 (Cineole)(注意)
・ビリディフロロール(エストロゲン様)(セスキテルペンアルコール類)10%
・ネロリドール(ホルモン様)(セスキテルペンアルコール類)◎
● ネロリ Citrus aurantium (Fl)(注意)
・ネロリドール(ホルモン様)(セスキテルペンアルコール類)◎
● サイプレス Cupressus sempervirens(禁忌)
○ ジテルペンアルコール類(エストロゲン様)
・マノオール(エストロゲン様)(ジテルペンアルコール類)◎
→ マノオールには固有作用が明記されていませんが
→ 効果推定欄にエストロゲン様作用があると記されている(追加情報 2012.05.20)
● ロックローズ Cistus ladaniferus CT1(注意)
○ セスキテルペンアルコール類(ホルモン様)
・ビリディフロロール(エストロゲン様)(セスキテルペンアルコール類)5%
● シダー Juniperus virginiana(禁忌)
○ セスキテルペンアルコール類(ホルモン様)
・ビリディフロロール(エストロゲン様)(セスキテルペンアルコール類)◎(Ver.6)
→ ビリディフロロールは Ver.7 では、その他の成分にも示されず削除(追加情報 2012.05.20)
● パチュリー Pogostemon cablin(注意)
○ セスキテルペンアルコール類(ホルモン様)
● トゥルー バルサム Myroxylon balsamum var pereirae(注意)
○ セスキテルペンアルコール類(ホルモン様)
・ネロリドール(ホルモン様)(セスキテルペンアルコール類)◎
● サンダルウッド Santalum austrocaledonicum(禁忌)
○ セスキテルペンアルコール類(ホルモン様)
● ニアウリ CT3 Melaleuca quinquenervia CT3 (Nerolidol)(禁忌)
○ セスキテルペンアルコール類(ホルモン様)
・ネロリドール(ホルモン様)(セスキテルペンアルコール類)95%
● ワイルドキャロット Daucus carota(禁忌)
○ セスキテルペンアルコール類(ホルモン様)

上記リストは、禁忌事項や注意事項を示す「ホルモン様作用やエストロゲン様作用」を基本にしたものですが、前述のように、その他の芳香成分類の主な作用や、それらの芳香成分類に分類される芳香分子の固有作用をも考慮に入れた精油の選択が適用される事になります。

● 関連記事
「2017.11.15 主要精油60種類の最新データと禁忌事項及び注意事項(20種類)」
・
「2017.10.10 サイプレスの禁忌事項を改めて考えさせられる」
・
「2017.08.01 電子座標系グラフと主要な精油の禁忌事項や注意事項(40種類)」
・
「2014.10.03 精油に含まれる芳香成分類などの禁忌と皮膚塗布の関係」
・
「2009.12.25 婦人科がんとエストロゲンと精油の関係」
・
「2008.10.13 アロマテラピーセミナー 2008 その1」
・
「2007.06.14 サイプレスと禁忌事項」
・
「2005.10.16 女性ホルモンと肺ガンの関係3」
・
「2005.10.15 女性ホルモンと肺ガンの関係2」
・
「2005.10.06 女性ホルモンと肺ガンの関係1」

ケモタイプ精油ブレンドの基本的な考え方

● ひまわりが勝手に選んだ植物療法関係の記事一覧の目次です
● 年度別目次 年度別目次 / 2007年度分目次 / 2006年度分目次 / 2005年度分目次
○ 関 連 情 報 精油の化学 / 植物油の化学 / 医療 / 脳・神経 / 薬と身体 / 福田安保理論 / 千島学説 / その他

今日の朝は、どんより曇っていました。今にも雪ではなく、雨が降り出しそうな天気でした。日中は、何とか持ちこたえたようですが、夜には雨降りの天気となってしまいました。

最低気温は、プラスマイナス 0.0度、最高気温は、プラス 7.7度(午前 0時から午後三時)と、昨日と全く同じ気温でした。ただ、夕方の 17:34 に 8.7度を記録しました。

明日は、日中の方が低くなるという予想がでてきましたから、寒暖の差が激しいですね(昨年は →
「2008.02.13 脳が喜びを感じる事のできる教育と親心」)。

20090213いろいろ 20090213あかべぇストラップ 20090213鳥海山

今日朝一番に、宅急便屋さんが会津から荷物を届けてくれました。中には、昨日出向いたところの近くにある道の駅から購入したいろいろなものが入っていました。

宮古島産のジャムや、スターバックスのシアトル一号店のコーヒーなど、地域の特産品とは全く関係のないものもありましたが、あかべぇシリーズのカラーホルダーやストラップ、そして、シールなどもちゃんと入っていました。チョコはなかったけど。

上の写真、右は、山へ向かう途中の幹線道路です。遠くには、とても大きくはっきりと鳥海山を望むことができました。このようなときには、天気が下り坂となる、といわれています。

下の写真は、山の風景です。昨日、無理矢理道をつけましたが、ガリガリと凍っていました。そのため、今日は、最初から畑へは徒歩で向かいました。

20090213豆太郎1 20090213山の風景1 20090213山の風景2

ラベンダーの畑では、二、三本の株が姿を現しました。明日には、もっと顔を出してくるかもしれませんよ。豆太郎はお地蔵さん、愛子は飛びはね歩き回ります。

20090213山の風景3 20090213豆太郎2 20090213愛子

お店の前のイチョウの木の脇に植え込まれているラベンダーが、雪の下から顔を出してきました。フンワリ積もった雪ではなく、重たい重たい雪に押しつぶされ今年の冬を耐えてきました。

下の写真、中央は、今日のお昼ご飯のカレーライスと目玉焼きです。今日は、午後から植物療法のセミナーでした。今日は、トータルビューティーキュアのための、体質別肌別ソワンドビザージュでした。あ〜、何ということでしょうか。二つの肌質の説明しかできませんでした。

20090213解けた雪の下からラベンダーが 20090213カレーライス 20090213ハクサイと鳥肉の蒸し煮

上の写真、右と、下の写真は、今日の晩ご飯です。ハクサイと鳥肉の蒸し煮、きんぴら、カボチャパイナップルアボガドサラダ、そして、ネギのみそ汁です。

20090213きんぴら 20090213カボチャパインアボガドサラダ 20090213ネギのみそ汁

下の写真、左は、昨日のアロマのセミナーで勉強した内容の一部です。筋肉などに起こるいろいろなトラブルに対して、

・筋肉骨格系の構造や仕組みなどを理解し
・どのような事が原因となって、実際の症状を引き起こしているのかを考え
・その原因や実際の症状に対して、どのような作用を適用したらよいのか
・そして、そのような作用を持っているといわれる芳香成分類(場合によっては芳香分子)
・また、それら有効な芳香成分類を含む精油にどのような精油があるのか

など、順を追って考察しました。中央は、受講生の方が、ご自身の体調に合わせ、不調を改善するための作用や、それらの作用を持つ芳香成分類などをメモ書きしたテキストです。

右は、それらの芳香成分類や芳香分子などを含んでいる精油別のデータです。この資料は、精油別に、まず、そこに含まれている芳香成分類別の含有量が示され、次に、それらの芳香成分類を構成している各々の芳香分子のデータが示されています。

20090213筋肉のトラブルと精油のブレンド 20090213こんな作用のある芳香分子 20090213精油別データ

これらを使って、最終的に、精油の持っている特性と、どのような条件の時にこの精油が適しているのかなど、いろいろな事柄を学ぶ事ができます。

今回は、ちょっと面白い事に気がつきました。それは、

● 筋肉などに起こるトラブルに対して
○ 鎮痛、鎮痙れん、抗炎症などの作用を全て満たしている芳香成分類
・エステル類
・フェノールメチルエーテル類

で、特に、フェノールメチルエーテル類を含んでいる精油は、一般的には、バジル Ocimum basilicum やタラゴン Artemisia dracunculus という事と、

○ 鎮痛、抗炎症などの作用を満たしている芳香成分類
・テルペン系アルデヒド類

で、それらを含んでいる精油は、一般的には、レモングラス Cymbopogon citratus やユーカリ レモン Eucalyptus citriodora などがあげられ

○ 抗炎症作用などの作用を満たしている芳香成分類
・モノテルペン炭化水素類
・セスキテルペン炭化水素類マイナス

で、特に、モノテルペン炭化水素類を含んでいる代表的な精油として、ジュニパー Juniperus communis やサイプレス Cupressus sempervirens などがあげられる点でした。

もちろん、まだたくさんの精油を見つけることは可能ですが、一般的には、上のように見てくると、ある特定の精油がかなりの頻度で使われている事がわかります。

特に、抗炎症作用の評価が「
プラス4」を与えられているテルペン系アルデヒド類と、鎮痙れん作用の評価が同じ様に「プラス4」を与えられているフェノールメチルエーテル類に目がいってしまいます。

「
プラス4」の評価は、「非常に優れた効果が確認できている」治療特性を表しています(ケモタイプ精油事典 Ver.6 p5)が、抗炎症作用を示すテルペン系アルデヒド類といったら、ユーカリ レモン Eucalyptus citriodora が、そして、鎮痙れん作用を示すフェノールメチルエーテル類といったら、バジル Ocimum basilicum がよく利用されているようです。

さらに、抗炎症作用の評価が「
プラス3」ではありますが、モノテルペン炭化水素類を多く含む精油といったら、ジュニパー Juniperus communis やサイプレス Cupressus sempervirens がよく利用されています。

もちろん、その他にセスキテルペン炭化水素類マイナスやエステル類などは、筋肉などに起こるトラブルに対して、とても有効に働きかけてくれます。

このように、精油に含まれている芳香成分類の持つ主な作用を利用する事は、精油の持っている「
直接作用」と呼ばれています。

フェノールメチルエーテル類、テルペン系アルデヒド類、モノテルペン炭化水素類などは、ある程度限られた精油が登場しましたが、セスキテルペン炭化水素類マイナスやエステル類にも数々の精油がリストアップされます。

こういった場合は、精油を実際に利用される方が、一番心地よいと感じる香りを選択する事も重要な要素の一つとなります。このような要素は、香りのもたらす「
嗅覚作用」と呼ばれています。

また、一部の芳香成分類を除いて、各々の芳香成分類は、電気座標系においては、マイナスの領域に分類されています。電気座標系でマイナスを示す領域に分類される場合は、鎮静作用を示します。このような作用は、精油の持つ「
エネルギー作用」と呼ばれています(「2007.11.12 電気座標系と芳香成分類の主な作用」 )。

以上のような関係を、下の図に表してみました。

20090213ケモタイプ精油のブレンド

精油には、一つだけの芳香分子や芳香成分類が含まれているわけではなく、ラベンダー アングスティフォリア Lavandula angustifolia などは、200〜300もの芳香分子が含まれているといわれています。

一つ一つの芳香分子には、ある特定の固有作用を示すものもあり、それらの芳香分子は、グループとして分類される芳香成分類に属することになります。

そしてまた、それぞれの芳香成分類にも、それぞれの主な作用を持っているわけですから、いろいろな条件に応じた組合せが出来ることになります。

したがって、精油を利用する場合、筋肉などに起こるトラブルの改善をメインに考え、いろいろな条件に対応して、適用する事ができるためには、

○ 生化学的な側面からの
・直接作用
・エネルギー作用

を、そして、

○ 心地よいと感じる感情に訴えかける
・嗅覚作用

を勘案した精油の選択が、とても大切になってくるかと思います。

● 関連記事
・「2008.10.14 アロマテラピーセミナー 2008 その2」
・
「2008.10.13 アロマテラピーセミナー 2008 その1」
・
「2008.01.11 音のオーケストレーションと香りのアコード」
・
「2007.11.12 電気座標系と芳香成分類の主な作用」
・
「2006.08.24 精油のフェノタイプとケモタイプ」

温暖化とケモタイプの概念

● ひまわりが勝手に選んだ植物療法関係の記事一覧の目次です
● 年度別目次 年度別目次 / 2007年度分目次 / 2006年度分目次 / 2005年度分目次
○ 関 連 情 報 精油の化学 / 植物油の化学 / 医療 / 脳・神経 / 薬と身体 / 福田安保理論 / 千島学説 / その他

今日の朝も、青空の広がるよい天気でした。高気圧の影響のようで、明日も引き続き好天に恵まれそうです。

今日の秋田は、朝の最低気温が、13.7度と、昨日とまったく同じ気温でした。最高気温は、27.2度(13:54)と、こちらの方は、昨日よりやや高かったようです。

20080915会津美里町寺崎1 20080915会津美里町寺崎2

昨日、会津の妹から「黄金色に輝く田園風景」が届きました(「2008.09.15 実りの秋とJR只見線鉄路望景 秋」)。昨日の会津は、曇りがちだったため、やや霞んで写っていました。

そしたら、今日は、妹の旦那さんから、上のようなちょっと大きめの写真が届きました。いずれも、会津美里町の蓋沼森林公園の展望台から、寺崎地区を望んだ風景です。

これは「
週刊新潮(2007年)10月25日号 第五十二巻第四十号」の最初のページ「JR 只見線 鉄路望景 秋」に載っていた風景です。

下の写真、左は、なんばんです。このの葉っぱを丁寧に枝から取り外し、佃煮をこしらえるとの事でしたよ。中央と右の写真は、山の様子です。へくそかずらと野ブドウです。

20080916なんばん 20080916へくそかずら 20080916野ブドウ

今日は、朝からとてもよい天気で、気温も上がってきました。まだ、栗の畑の草刈りは終わっていません。いつものように、栗の収穫からはじめました。

20080916草刈り前1 20080916草刈り前2 20080916野草刈り前3

収穫が終わり、草刈りです。上の写真と下の写真は、左、中央、右、ちょうど草刈り前と後に対応した風景です。中央は、もったいなかったのですが、仕方ありません。木いちごのトゲトゲの枝です。

20080916草刈り後1 20080916草刈り後2 20080916草刈り後3

下の写真は、今日のお昼ご飯です。昨夜は、ガーリックライスがベースでしたが、今日は、チキンライスです。そこへスパムと野菜たっぷりのシチューの組合せ。中央は、焼きナス、右は、ブドウです。

20080916チキンライスベースとシチュー 20080916焼きナス 20080916ぶどう

下の写真は、今日の晩ご飯です。栗ご飯、そして、生卵、それに、カレイのフライ大根おろし添えです。

20080916栗ご飯 20080916生卵 20080916ヒラメのフライ

下の写真も、今日の晩ご飯です。生ハムとトマトのサンチュカッテージチーズ添え、鶏肉・しめじ・糸コン・フの入ったいものこ汁、そして、デザートは、なしでした。

20080916生ハムとトマトのサンチュカッテージチーズ添え 20080916いものこ汁 20080916なし

今日は、植物療法のセミナーでした。下の写真、左は、体質、季節や肌の関係をまとめたものです(「2005.08.17 肌や身体と季節の関係」)が、昨日は、アロマのセミナーでした。

ちょうど、ケモタイプの概念をお話しているとき(中央の写真)、思い出したことがありました。

20080916植物療法セミナー 20080915アロマセミナー 20080916ケモタイプ概念

それは、精油の中に含まれている「成分の種類とその割合」の事でした。上の写真、中央は、「HERB 1998 No.49、誠文堂新光社」の広告欄に掲載されていた「ケモタイプの概念」です(「2006.12.01 ケモタイプとフェノタイプの使い分け」)。

○ケモタイプの概念
・植物や精油の特性を決定する「成分内容が同じタイプであること」を求めている

また、以前、ケモタイプ精油を販売しているメーカーのパンフレットには、

○ ケモタイプ精油には、なぜ「成分表」がついているのか
・精油の作用特性は「含有成分の種類とその割合」によって決定される

また、最新のパンフレットにも、

○ケモタイプとは
・植物に含まれている「成分を化学的に分析して、特徴的な成分の含有率で植物を分類・同定する」という考え方
○ ケモタイプ精油とアロマテラピー
・なぜ精油を分析し「芳香成分の含有率によって分類・同定」する必要があるのでしょうか

というように、アロマテラピーを実践する場合においては、精油の中に含まれている「芳香成分類 - 芳香分子とそれらの含有率」によって分類・同定されたケモタイプ精油が利用される背景には、

・用途に必要な有効成分が一定量以上含まれているかどうか
・用途によっては、有害とされる成分を、どの程度含んでいるのか

ということが、精油の成分分析によって明らかとなる、という非常に重要な意味合いを持っている点であるかと思います。

そこで、また「ある事」を思い出しました。それは、ケモタイプ精油事典とアロマテラピーのテキストに対する改訂と修正でした。

○ ケモタイプ精油事典
・Ver.3 から Ver.4 への改訂(2005.01.10)により「基準値」の欄がなくなり、「平均的含有量」のみの表現
○ テキストの改訂
・2005.01.07 テキスト改訂 〜 「基準値」の削除(Ver.4 発行にともなう改訂)。
・2008.05.21 テキスト改訂 〜 含有率の表記を削除(分析表の芳香成分をもとに、使用の目的、禁忌などを確認)

先日の朝刊(2008.09.14 秋田魁新報)に、「気温上昇で着色不良」というタイトルの記事が載っていました。サブタイトルは「消えゆく「つがる」(横手市)」でした。

また、昨日の朝刊(
2008.09.15 秋田魁新報)に、「温暖化逆手に新品種」というタイトルの記事も載っていました。サブタイトルは「タロッコ(愛媛県宇和島市)」でした。

いずれも、環境異変に「揺らぐ果実の里」を取材された記事のようでした。このように、地球レベルでの環境の異変は、精油の母体である植物たちにも、少なからずいろいろな影響を及ぼし、精油に含まれている内容成分にも、微妙に影響を与えかねません。

その影響が、ケモタイプ精油の概念の根幹である「
芳香成分類 - 芳香分子とそれらの含有率」にもあらわれ、以前表記されていた「基準値」よっての分類・同定が難しい局面を迎えているではないのか、と推測する事ができるのではないかと思いました。

● 関連記事
○
「精油の化学関連の目次」
・
「2007.07.09 タイムのケモタイプとその利用特性」
・
「2007.06.24 現在でも貴重なタイムCT4」
・
「2007.06.27 精油抽出における三者三様の概念」
・
「2006.08.25 カモミールの主要成分の違い」
・
「2006.12.01 ケモタイプとフェノタイプの使い分け」
・
「2006.08.24 精油のフェノタイプとケモタイプ」
・
「2006.07.14 イランイランの組成成分」
・
「2006.07.13 サンダルウッドに学ぶこと」
・
「2005.09.02 精油のケモタイプとハーブ」
・
「2005.08.17 肌や身体と季節の関係」

山桜の開花とハーブの季節到来

朝起きると、やや暖かめの感じが伝わる日々が続いています。天気は、それほどよくなく、薄曇りの様子です。今日の秋田は、その後、一時小雨がぱらつきましたが、ときおり日もさす程度まで回復してきました。朝の最低気温は 7.4度、最高気温は 11.8度と、日中はそれほど上がらず、肌寒い一日でした。

今日も山へ行ってきました。いつもより少し遅くなってしまいましたが、豆太郎や愛子は元気に出迎えてくれます。いつものように、ラベンダーのある畑まで上っていくと、山桜が咲いていました。

20080404豆太郎1 20080404豆太郎2 20080404山桜1

たまたま、「腸内細菌、フラワーレメディー」の検索で、ひまわりブログを訪れた方がいらっしゃいました。検索エンジンでは「2007.04.10 乳酸菌とフラワーレメディー」というタイトルがリストアップされていましたので、そこをクリックしてみると、偶然にも、今日の様子と、ほとんど一緒の写真がアップされているではありませんか。

その一つが、上の写真、右と、下の写真、左と中央の山桜です。その山桜の花が何輪か開花していました。

20080404山桜2 20080404山桜3 20080404ラベンダーの畑

花梅のつぼみもふくらみ、赤い色が目立ってきました。下の写真、中央と右は、今日のお昼ご飯です。円柱形の餅、タマネギ、ピーマンなどの野菜を炒め煮したトッポギと、野菜の天ぷらつけうどん。

20080404花梅 20080404トッポギ 20080404野菜の天ぷらとつけうどん

店の前の鉢に植えてあるラベンダーの先端に変化が現れてきました。枯れかけたような銀灰色の葉が、生命力のある柔らかで淡い緑色の葉に置き換えられてきました。

そして、先ほどの話題の二つめ。それは、店に並べられたハーブの苗たちの姿です。山桜とハーブの苗の様子、昨年は、2007.04.10 でしたから、ほぼ同じタイミングで、同じ季節の到来を感じました。

20080404ラベンダーの新芽 20080404ペインテッドセージ 20080404ローズマリー

上の写真、中央は、ペインテッドセージを中心とした苗が並んでいます。また、右は、特に、花の色のきれいなローズマリーの苗です。

下の写真、左は、匍匐性のローズマリーと、ハイブリッド系のラベンダーです。中央は、カレンデュラ、マロウ、そして、エルーカ(ロケットサラダ)の苗、右は、いろいろな種類のゼラニウムの苗が並んでいます。

20080404ローズマリーとラベンダー 20080404カレンデュラマローエルーカ 20080404ゼラニウム

この頃、リフレクソロジーを受講される方が増えています。ひまわりの主催する秋田アロマテラピースクール(「秋田アロマテラピースクール(外部リンク)」)では、いろいろなセミナーのカリクラムがありますが、

○ リフレクソロジーに興味を持たれ、受講し
・タイ古式マッサージの習得へ
・アロマテラピーの勉強へ
○ アロマテラピーに興味を持たれ、受講し
・リフレクソロジーの習得
・ボディ トリートメントの習得
・植物療法の勉強へ

など、いろいろなパターンで受講される方々がおられます。リフレクソロジーからスタートされた方々は、体の仕組みや働きについては、必要最低限にとどめ、テクニックを中心にカリキュラムが組まれています。

先日、ある受講生が、体の仕組みや働きについて、ご自身で勉強された資料を、見せていただく機会がありました。下の写真がその資料です。

「2008.01.31 脳が喜ぶ絵とアロマテラピー」のときにも、同じように勉強された受講生の方の資料をご紹介しました。

20080404学習ノート1 20080404学習ノート2 20080404学習ノート3

どちらの方も、熱心に勉強された跡が伺えます。このように、リフレクソロジーを学ぶ方々が増えてきている事は、とてもうれしいことですね。

20080404学習ノート4 20080404学習ノート5 20080404学習ノート6

また、リフレクソロジーについての問い合わせも多くなってきました。目的を尋ねると、介護福祉関係の施設に携わっておられる方々が、ボランティアではなく、仕事として積極的に導入することを検討しているため、という回答が多いようです。

そんな状況からも、リフレクソロジーのテクニックや理論だけでなく、アロマテラピーや植物療法に対する関心も、今後いっそう高まってくるのではないでしょうか。

20080404学習ノート7 20080404学習ノート8 20080404学習ノート9

今日も夜のセミナーでした。ティータイムと一緒に、バジリコ(バジル)とシブレ(チャイブ)のベーコンパンでした。何回となくこのブログでも投稿していますが、アロマテラピーの精油より、食べ物の香りにまさるものはないようです。

下の写真、中央と右は、今日の晩ご飯です。カレイの唐揚げとぎょうじゃニンニク、そして、ひろっことかにかまの酢みそ和えでした。

20080404バジリコとチャイブのベーコンパン 20080404カレーの唐揚げ 20080404ひろっことかにかまの酢みそ和え

ラベンダーの畑のすぐ近くに、松の木の陰になって、目立たなかった山桜が、花を咲かせていました。ソメイヨシノほど艶やかではありませんが、質素に咲き出したこの花も魅力的です。

画像をクリックすると大きな画像をご覧いただけますよ(クリック後、意味不明な文字や数字が表示されたら、再読み込みボタンをクリックすると、正常に表示されるようです)。

20080404山桜

● 関連記事
・
「2008.01.31 脳が喜ぶ絵とアロマテラピー」
・
「2007.04.10 乳酸菌とフラワーレメディー」
・
「秋田アロマテラピースクール(外部リンク)」
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精油名
あ
・イランイラン
・ウィンターグリーン
・オレンジ スィート
・オレンジ ビター
か
・カモマイル ジャーマン
・カモマイル ローマン
・クラリセージ
・グレープフルーツ
・クローブ
・コリアンダー
さ
・サイプレス
・サンダルウッド
・シダー
・シトロネラ ジャワ
・シナモン カッシア
・ジャスミン
・ジュニパー
・ジンジャー
・セージ
・ゼラニウム エジプト
た
・タイム ツヤノール
・タナセタム
・タラゴン
・ティートゥリー
な
・ニアウリ CT1
・ネロリ
は
・バジル
・パチュリー
・パルマローザ
・プチグレン
・フランキンセンス
・ペパーミント
・ヘリクリサム
・ベルガモット
・ベンゾイン
ま
・マジョラム
・マンダリン
・ミルラ
や
・ユーカリ グロブルス
・ユーカリ ディベス
・ユーカリ ラディアタ
・ユーカリ レモン
ら
・ラベンサラ
・ラベンダー アングスティフォリア
・ラベンダー スーパー
・ラベンダー ストエカス
・ラベンダー スピカ
・リトセア
・レモン
・レモングラス
・ローズ
・ローズウッド
・ローズマリー カンファー
・ローズマリー シネオール
・ローレル
プロフィール

ひまわり

○ 佐藤 喜仁(さとうよしひと)
・1955年(昭和30)年
 12月生まれ
・福島県会津高田町出身
○ 1974年(昭和49年)3月
・福島県立大沼高等学校
・普通科卒業
○ 1978年(昭和53年)3月
・京都産業大学
・経営学部 経営学科
(会計学専攻) 卒業
○ 1980年(昭和55年)3月
・京都産業大学
・大学院 経済学研究科修了
○ 1981年(昭和56年)〜
  1987年(昭和62年)
・税理士事務所勤務
○ 1987年(昭和62年)12月
・ハーブ専門店
 みなみの香草屋開業
・自社農場でハーブの生産、
 出荷
・ショップでハーブやアロマ
 関連商品の販売
・サロンでのトリートメント
・ショップやサロンへ商品供給
 とアドバイス
○ 1997年(平成9年)6月
・秋田アロマテラピースクール
 開講
○ 現在、秋田市で
・アロマテラピーと
 フィトテラピー(植物療法)
 を学びながら、ショップや
 サロンを営み、スクールも
 開講しています

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・藍と空とBlueの果てまでも
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芳香成分類と芳香分子
モノテルペン炭化水素類
・δ-3-カレン
・α-テルピネン
・γ-テルピネン
・パラシメン
・α-ピネン
・β-ピネン
・α-フェランドレン
・β-フェランドレン
・ミルセン
・リモネン
・d-リモネン
セスキテルペン炭化水素類 -
・β-エレメン
・δ-エレメン
・カマズレン
・ジンジベレン
・β-セスキフェランドレン
・デハイドロアズレン
・デハイドロカマズレン
セスキテルペン炭化水素類 +
・β-カリオフィレン
・α-コパエン
・α-セドレン
・β-セドレン
・α-ヒマカレン
・β-ヒマカレン
・γ-ヒマカレン
・α-ブルネッセン
・β-ブルネッセン
モノテルペンアルコール類
・ゲラニオール
・シトロネロール
・ツヤノール-4
・trans-ツヤノール-4
・α-テルピネオール
・β-テルピネオール
・γ-テルピネオール
・テルピネン-4-ol
・ネロール
・ボルネオール
・メントール
・d-リナロール
・l-リナロール
セスキテルペンアルコール類
・キャトロール
・α-サンタロール
・β-サンタロール
・セドロール
・ネロリドール
・パチュロール
・バレリアノール
・α-ビサボロール
・ビリディフロロール
ジテルペンアルコール類
・アセトキシ-15-ラブダノール-8
・スクラレオール
・ラバダアン-8-α-15-ディノール
エステル類
・アンスラニル酸ジメチル
・蟻酸シトロネリル
・酢酸ネリル
・酢酸ベンジル
・サリチル酸メチル
ケトン類
・l-カルボン
・d-カルボン
・カンファー
・クリプトン
・β-ジオン
・α-ツヨン
・β-ツヨン
・ピペリトン
・ベルベノン
・メントン
フェノール類
・オイゲノール
・チモール
フェノールメチルエーテル類
・trans-アネトール
・チャビコールメチルエーテル
テルペン系アルデヒド類
・シトラール
・シトロネラール
芳香族アルデヒド類
・クミンアルデヒド
・ケイ皮アルデヒド
酸化物類
・アスカリドール
・1,8シネオール
・ビサボロールオキサイドA
・trans-リナロールオキサイド
ラクトン類
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