みなみの香草屋 Blog

自然と共に共存し、植物の持つすばらしい力を借り、心身共に健康で過ごせるための、植物療法(フィトテラピー)について

カルノシン酸

2022年02月08日  ローズマリーに含まれるカルノシン酸の細胞障害抑制とコロナ感染・重症化の抑制作用
2005年10月30日  デトックスとローズマリー

ローズマリーに含まれるカルノシン酸の細胞障害抑制とコロナ感染・重症化の抑制作用

■ 関連1 : 精油化学 / 植物油化学 / 医療 / 脳・神経 / 薬・身体 /
■ 関連2 : 福田安保理論 / 千島学説 / その他

○ 履歴 : 2009「2009.02.08 特殊な構造のトリートメント容器.注意を- 0.6 / 3.9
○ 履歴 : 2010「2010.02.08 フランス旅行の土産話
- 3.3 / 2.8
○ 履歴 : 2011「2011.02.08 会津からの便り 今日は初午 2011
- 3.2 / 2.3
○ 履歴 : 2012「2012.02.08 近未来のハードウェアとソフトウェア
- 5.3 / 0.3
○ 履歴 : 2013「2013.02.08 断続的な吹雪模様で後退した四温
- 3.7 / 0.9
○ 履歴 : 2014「2014.02.08 23時現在積雪深秋田市13cm<東京27cm
-6.7 / -0.9
○ 履歴 : 2015「2015.02.08 雪どけが一気に加速した秋田市ですが
0.2 / 7.1
○ 履歴 : 2016「2016.02.08 立春の頃久しぶりの大雪で朝晩が交通渋滞
- 1.1 / 2.0
○ 履歴 : 2017「2017.02.08 久しぶりに二日連続の雪寄せ作業
- 2.5 / 2.2
○ 履歴 : 2018「2018.02.08 雲の切れ間.光.ウットリするような美しさ
- 4.1 / 2.5
○ 履歴 : 2019「2019.02.08 平均気温が氷点下4.6度を記録した秋田市
-5.9 / -1.5
○ 履歴 : 2020「2020.02.08 朝は湿った雪夜は凍って洗濯板.道路
- 4.4 / 2.6
○ 履歴 : 2021「2021.02.08 雪どけ.一転し再び猛吹雪.真冬並の寒さ.
- 5.0 / - 1.7

☆ 昨日: 最低 - 3.4(00:23)最高 1.8(12:30)平均 - 0.5
・ 昨日: 最大瞬風 18.0m/s(11:55)降水 1.0mm 日照 0.9h 最深雪 47cm
・ 昨日: 天気 昼 雪時々曇 / 夜 曇時々雪
→ 平年: 最低 - 2.4 最高 3.2 平均 0.3 降水 3.6 日照 1.7 最深雪 19 1991〜2020
→ 平年: 最低 - 2.7 最高 2.9 平均 0.1 降水 3.2 日照 1.8 最深雪 19 1981〜2010

★ 今日: 最低 - 1.4(06:28)最高 1.8(13:48)平均 0.4
・ 今日: 最大瞬風 11.3m/s(00:20)降水 0.0mm 日照 0.0h 最深雪 46cm
・ 今日: 天気 昼 曇時々雪 / 夜 曇後一時晴
→ 平年: 最低 - 2.4 最高 3.3 平均 0.3 降水 3.6 日照 1.7 最深雪 19 1991〜2020
→ 平年: 最低 - 2.6 最高 3.0 平均 0.1 降水 3.2 日照 1.9 最深雪 19 1981〜2010

202202082400Temperature

上のグラフは 2022.02.08(火)秋田の気象観測データです(お天気モニタ)
・「秋田県 秋田の気象情報(外部リンク : お天気モニタ)

朝から、雪雲の広がる空模様で、気温の方は、- 1度台 から - 0度台 を示していました。

昼前になっても、同じような空模様が続いていましたが、お昼が近づくにつれ、一部の方角には、雲の切れ間から青空がのぞくこともありました。

09:00 まで「
氷点下」が続いていましたが、10:00 からは、プラスの 1度台を示すようになっていました。

昼過ぎには、再びドンヨリとした鉛色の空が広がり、気温の方も、相変わらず 1度台で推移していました。

夕方になっても、同じような空模様が続き、16:00 からは、0度台の気温となっていました。

夜のはじめ頃には、雪雲が白くかかっていましたが、雪が降り出すこともなく、0度台から 1度台、そして、夜遅くには、1度台から 0度台の間で変動する不安定な天気となっていました。

今日の積雪深は、一日を通して、45cm(02:00のみ46cm)から 44cm(14:00から)を示していました。

下の写真は、今日一日の天気の移り変わりの様子です(07:28頃、11:37頃、14:07頃、16:40頃)。

20220208外の様子朝 20220208外の様子昼前 20220208外の様子昼過ぎ 20220208外の様子夕方

昨夜、夜のはじめ頃には、一部の空には、青空が広がっていましたが、その反面、雪雲が空を覆う天気が続いていました。

それでも、雪が降ることはなく、20:00 からは、45cm の積雪深となり、19:00 まで
氷点下 だった気温も、その後は、プラスの 0度台が続いていました。

今日未明から明け方には、
- 1度台 から、プラスの 0度台の間で気温が変動していましたが、朝には - 1度台 から - 0度台 を示していました。

そんな天気の中、今日もインターバル速歩を楽しみに、近くの公園へ向かいました(986)。

下の写真、左は、速歩へ向かう途中の広い歩道と西の空の様子です(06:55頃)。

中央は、速歩へ向かった公園外周路と公園、それに、南西の空の様子です(06:58頃)。

空には、雪雲が広がっていました。

20220208速歩へ向かう途中の広い歩道と西の空 20220208速歩へ向かった公園と公園外周路と南西の空 20220208速歩途中で見かけた公園南側と東側外周路角のツララが1

上の写真、右は、速歩途中で見かけた公園南側と東側外周路角の建物の様子ですが、昨日までは、その屋根から大きなツララがぶら下がっていました(07:02頃)。

少しずつ、そのツララが大きく育っていたのですが、昨日の間でしょうか、下の写真、左のように、そのツララが落ちていました(07:02頃)。

自然に落ちたのか、落としたのかはわかりませんが、これで、安心です。

下の写真、中央は、そこから左へ入った公園東側外周路と北の空の様子です(07:02頃)。

そして、右は、その外周路脇の駐車場の様子ですが、とにかく、雪が厚く圧雪状態で、この雪がとけだしても、おそらく、下の方は凍りついているのではと思います。

20220208速歩途中で見かけた公園南側と東側外周路角のツララが2 20220208速歩途中の公園東側外周路と北の空 20220208速歩途中で見かけた公園東側外周路脇の駐車場

下の写真は、速歩途中の公園高台から、東西南北を望んだときの様子です(07:20頃)。

周りを見回しても、雪雲が空を覆っており、少し前から、小雪も舞っていました。

20220208速歩途中の公園高台から望んだ西の空 20220208速歩途中の公園高台から望んだ南の空 20220208速歩途中の公園高台から望んだ東の空 20220208速歩途中の公園高台から望んだ北の空

下の写真、左と中央は、速歩からの帰り道で望んだ広い歩道と東の空の様子ですが、お店向かいの駐車場に近づくにつれ、どんどん両脇の雪山が高く、そして、迫って来るのがわかります(07:27頃)。

下の写真、右は、定番の朝ご飯です。

20220208速歩からの帰り道で望んだ広い道路と東の空1 20220208速歩からの帰り道で望んだ広い道路と東の空2 20220208朝ご飯

下の写真は、今日のお昼ご飯です。

今日は、レタスを中心としたサラダ、ほうれん草、それに、ニンジンのシリシリ、それに、ハクサイとスパムを中心とした野菜スープでした。

20220208お昼ご飯1

下の写真も、今日のお昼ご飯で、焼き立てのグラタンでした。

20220208お昼ご飯2

今日は、ご飯ではなく、自家製のレーズンパンとシチューを中心としたお昼ご飯となりました。

下の写真、左と中央の左は、そのレーズンパンです。

昼過ぎになっても雪雲が空を覆っていましたが、プラスの気温となり、歩道の雪が緩んでいました。

下の写真、中央の右と、右は、その歩道の雪寄せ前(14:34頃)と、雪寄せ後(14:49頃)の様子です。

20220208お昼ご飯レーズンパン1 20220208お昼ご飯レーズンパン2 20220208外の様子昼過ぎ歩道の雪寄せ前 20220208外の様子昼過ぎ歩道の雪寄せ後

下の写真は、夕方 16:40 頃の歩道と東大通りの様子です。

相変わらず雪雲が空を覆っていました。

20220208外の様子夕方歩道と東大通り1 20220208外の様子夕方歩道と東大通り2 20220208外の様子夕方歩道と東大通り3

この頃、下記の記事へのアクセスが増えていました。古い記事でしたが、何と、いいね!が「
48(2022.02.08現在)」もあり、びっくりしました。

2007.10.23 カルノシン酸とローズマリーの関係

調べてみたら、下記の記事にそのヒントがありました。

ローズマリーとカルノシン酸そしてコロナ感染症(外部リンク:東京工科大学)

要点としては、

● ローズマリー由来の「カルノシン酸
◯ 新型コロナを抑制する可能性
・感染の抑制
→ 新型コロナウイルスの感染
 1. 気管上皮細胞への侵入
 2. その細胞にある膜タンパク質「
ACE2」に結合して
 3. 感染を引き起こす
→ 「カルノシン酸」の働き
 1. 「カルノシン酸」が「ACE2」に結合して
 2. 新型コロナウイルスが「
ACE2」に結合できない
→ 結果、感染を抑制する可能性を見い出す
 1. この抑制効果は遺伝子変異の影響を受けない
 2. ウイルスの株の種類に関係なく抑制

◯ 感染による重症化を抑制する可能性
・感染による重症化
→ 新型コロナウイルスに感染した気管上皮細胞などは
 1. 活性酸素を大量に産生
 2, マクロファーにある「
NLRP3」というタンパク質を活性化
 3. サイトカインストームを引き起こし
 4. 感染による重症化が始まる
→ 「カルノシン酸」の働き
 1. 「NLRP3」の活性化を抑制
 2. 重症化を防ぐ可能性

つまり、「カルノシン酸」は、

・新型コロナウイルス感染の仕組みに働いて、感染そのものを抑制し、感染を気管支上皮にとどめれば軽症
・肺上皮細胞にまで拡大すれば重症化する症状の抑制に働く

という、「感染と重症化」の両方を抑制することへの可能性を見い出したというものでした。

また、上記「
東京工科大学」の研究では、以前より、「カルノシン酸」が、

・リウマチなどの炎症性の慢性疾患に対して、強い抑制作用
・アルツハイマー型痴呆症の抑制など

のさまざまな生理機能を有する事を明らかにして来たそうです。

かなり前の記事となりますが、下記の通り、2007.01.17 に投稿した記事では、複合体を破壊して、「
Nrf2」転写因子が働けるようにするのが「スルフォラファン」の役目でした。

そして、「
ロスマノール」や「カルノシン酸」が「Nrf2」転写因子の活性に関与している内容を明らかにしました。

Nrf2」転写因子の活性は、発ガン性物質の代謝に働く SODや、カタラーゼ、グルタチオン合成酵素の活性が期待できました。

2007.01.17 キャベツとイソチオシアネート

20070117スルフォラファングルコシノレートの代謝

また、下記の記事では、「
カルノシン酸」が「ロスマノール」と同じように「Nrf2」転写因子の活性を促進させるように働くだけではなく、「NEPP(ネップ)11」と「Keap(キープ)1」が結合する事で誘発された酵素である「ヘムオキシゲナーゼ - 1」の活性にも関与していることも見て来ました。

この事で、「
脳細胞死を抑制する遺伝子を活性化」させ、その酵素の働きによって、活性酸素が除去され、脳の神経細胞の保護が行われる内容を投稿しました。

2007.10.23 カルノシン酸とローズマリーの関係

20071023ローズマリーとロスマノール、カルノシン酸

それらの点も踏まえ、再度、下記のようなマインドマップを作ってみました。

コロナウイルス」の「感染と重症化」の両方を抑制し、脳神経細胞の細胞死や認知症などの予防に有効性が見い出されたローズマリー Rosmarinus officinalis に含まれている「カルノシン酸」などの働きを、全体像を通して現したものです。

なお、この「
カルノシン酸」は、ハーブ(精油ではなく)のローズマリー Rosmarinus officinalis だけではなく、セージ Salvia officinalis にも含まれていました。

2007.01.18 キャベツとローズマリー

20220208CarnosicAcid

2008.03.15 関連情報目次 精油の化学
2020.02.24 ケモタイプアロマテラピーにおける感染症対策
2020.02.22 アロマで感染症対策
2020.01.12 医薬品と精油の薬理作用は似て非なるもの
2019.12.04 肺炎予防にアロマケアの追加を
2018.12.06 精油のマトリクスデータシートの3D化
2018.11.16 目的達成のための戦略と精油のマトリクスデータシートの活用(呼吸器系の疾患を考えた場合)
2013.03.09 植物工場とレアプラントそしてつつましやかな植物たち
2011.11.07 つつましやかな植物がレアプラントへ
2010.08.17 ベルギーでの細菌感染で思う事
2010.04.14 消化を助ける菌や超多剤耐性菌と精油の関係
2008.08.24 くすりをつくる微生物たち 県立大学公開講座
2008.07.10 感染症対策と精油の力
2007.10.01 精油の欠品情報から

下の写真は、今日の晩ご飯です。

トンブリ納豆、食用ギクミニトマト添え、ニンジンのシリシリ、それに、厚揚げ豆富のホルモン鍋でした。

20220208晩ご飯

下の写真、左と中央も、今日の晩ご飯です。

こちらは、いぶりがっこ、「
花梨生姜柚子茶」入りのあったかい飲み物、それに、トンブリ納豆ご飯でした。

下の写真、右は、夜のはじめ頃 21:20 頃の様子ですが、雪雲が空を覆っているのがわかります。

20220208晩ご飯がっこと花梨生姜柚子茶 20220208晩ご飯納トンブリ豆ご飯 20220208外の様子夜のはじめ頃

明日 2022.02.09(水)の秋田の最低気温は
- 4度、最高気温は 3度、そして、天気は「曇りのち晴れ」が予想されていました(YAHOO!JAPAN 秋田の天気予報 2022.02.08 22:00 発表)。

デトックスとローズマリー

● ひまわりが勝手に選んだ植物療法関係の記事一覧の目次です
● 年度別目次 年度別目次 / 2007年度分目次 / 2006年度分目次 / 2005年度分目次
○ 関 連 情 報 精油の化学 / 植物油の化学 / 医療 / 脳・神経 / 薬と身体 / 福田安保理論 / 千島学説 / その他

ローズマリーとカルノシン酸、ロスマノールについての最新情報はこちらです。

2007.10.23 カルノシン酸とローズマリーの関係(カルノシン酸)
2007.01.17 キャベツとイソチオシアネート(ロスマノール)

朝から小雨模様、一時雨はあがったもののどんよりと鉛色の空。午後からはまた雨。空のせいもありますが、三時近くでも辺りは本当に暗くなりました。先日届いた「Diet&Beauty」で、「デトックスブーム本格化」というタイトルの記事があり、リンパマッサージの事を投稿しました
2005.10.21 デトックスとリンパマッサージ

20051030つるし柿 20051030オリーブの実 干し柿の準備、オリーブに色がついたよ

会津では「見不知柿(みしらずがき)」が有名。会津ではゴマの入った甘柿もありますが、秋田では甘柿は寒さの関係でないようです。そのため、このように皮をむいて軒先へつるしておきます。甘い甘い干し柿ができますよ。
オリーブ、ついに色がつきました。これ収穫すればいいのかな。黙っていれば小鳥が持って行きそう。

その時、リンパマッサージよりも、「ローズマリー」の方に興味を持ったのですが、調べてみると、とても難しそうだったので、いつかは、と思っていました。このローズマリーのハーブや精油、そして、リンパマッサージを施すと、キーワードのデトックス(体内の浄化と活性酸素の除去)が実現できそうですね。理論的な考え方とテクニックがかみ合えば、その有効性も確認できるというもの。

なぜ、ローズマリーがデトックスに有効なのかというと、「ジテルペノイド」という成分にあるようで、「細胞自身」が持つデトックス作用を活性化するからなんだそうです。

そこで、難しいなぁ、となったんですね。それは、「ジテルペノイド」という成分のこと。ケモタイプ・アロマテラピーを勉強された方、精油の化学の中で「テルペン系」ということば、聞かれたことがあるかと思います。

精油成分、化学の分類における混乱(みなみの香草屋)
精油成分、有機化学の分類法とアロマの分類法の比較(みなみの香草屋)

有機化学のことは素人ですから、あまり立ち入りませんが、おもしろいは、ローズマリーに含まれている「ジテルペノイド」という成分は、揮発性の成分ではないということです。揮発性ではない、非揮発性のフェノール系ジテルペノイド化合物といわれています。

もうわからなくなりますよね。これを構造式で見てみるとわかりやすいと思います。

20051030カルノソール 20070117ロスマノール

フェノール系ジテルペン化合物のカルノソール

ローズマリーに含まれているフェノール系ジテルペン化合物には、ロスマノール、カルノソール、カルノシン酸などが上げられています。なお、このカルノソールは、セージ Salvia officinalis にも含まれています。

基本骨格は、ベンゼン環(六角形で互い違いに二重結合)を含んでおり、直接水酸基(-OH)がついていますから、精油の化学では、芳香族で、フェノール類という分類になります。ところが、イソプレン分子が四つのユニットで構成されているのが、ジテルペン(炭素数が20個)でした。構造式で見るとわかりやすかと思いましたが、話がとても複雑になってきて、ほんとわからなくなりました。だれか、この化学的な解釈をおわかりの方、コメントいただければ幸いです。

化学的な構造はこのくらいにして、作用の概要は、

● Nrf2 という転写因子
・DNAからRNAを合成する場合に、酵素が働きます。
・その酵素以外に必要とされるのが転写因子といわれるもの
・情報の伝達の担い手(サイトカイン)として酵素の合成に関与
・その一つが Nrf2 と呼ばれる転写因子

● 解毒化酵素や抗酸化酵素の発現誘導に関与
・Nrf2 という転写因子は、SOD、カタラーゼ、グルタチオン合成酵素などの酵素の産生を活性化
・体内の浄化と活性酸素の除去
・皮膚表皮細胞の再生にも関与

ということで、ローズマリーに含まれているジテルペノイドが、この「Nrf2」の活性を促進させるというのが、この成分の正体のようです。とても複雑な機序が働いていますね。

2005.09.17 老化抑制とクロトー
2005.08.30 酸化・酵素反応と過酸化脂質
2005.08.28 シトクロームP-450
2005.08.25 現在の肌を内面から考える2

この成分が、食品では、酸化防止剤(ローズマリー抽出物)、香辛料抽出物などと表示されているそうです。


蛇足ですが、ローズマリーのハーブには、樟脳(カンフル)や精油成分のカンファー(ケトン類)なども含まれています。これらは、刺激、活性作用を示します。体質形態学で、「中胚葉」に分類される体質の方は「てんかん気質、粘着気質」という気質特性を示します。

また、中胚葉型の体質の方は、頑張りやで、限界ギリギリまで頭脳や身体を酷使する傾向にありますから、交感神経系の興奮が常に優位になっている可能性があります。そのため、身体や頭部の循環器系に歪みを起こしやすくなり、また活性酸素も発生しやすい条件を持ってます。

そういう体質にこそ、ローズマリーのデトックス作用である「体内の浄化と活性酸素の除去」を期待したいのですが、反射刺激を起こしやすく心身のバランスを崩しやすくするデメリットも持ち合わせています。

したがって、そういう条件の場合には、他の植物素材を利用した方がいい場合もありますから、植物って本当に難しいですね。すべては、条件により適切な素材を選択し、適用するということを忘れてはならないと思います。

関連記事
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薬と身体関連の目次
福田安保理論関連の目次
2007.10.23 カルノシン酸とローズマリーの関係
2007.06.30 主な活性酸素の発生源と抗酸化
2007.05.25 活性酸素と抗酸化作用のバランス
2007.05.08 パーキンソン病治療とウィルスの関係
2007.04.16 神経再生に鼻粘膜を利用
2007.04.09 神経再生阻害因子セマフォリン3A
2007.01.17 キャベツとイソチオシアネート
2007.01.04 ゾニサミドとパーキンソン病」」
2006.08.03 パーシャルアゴニスト
2006.06.14 アルツハイマーと免役
「2005.10.30 デトックスとローズマリー」
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プロフィール

ひまわり

○ 佐藤 喜仁(さとうよしひと)
・1955年(昭和30)年
 12月生まれ
・福島県会津高田町出身
○ 1974年(昭和49年)3月
・福島県立大沼高等学校
・普通科卒業
○ 1978年(昭和53年)3月
・京都産業大学
・経営学部 経営学科
(会計学専攻) 卒業
○ 1980年(昭和55年)3月
・京都産業大学
・大学院 経済学研究科修了
○ 1981年(昭和56年)〜
  1987年(昭和62年)
・税理士事務所勤務
○ 1987年(昭和62年)12月
・ハーブ専門店
 みなみの香草屋開業
・自社農場でハーブの生産、
 出荷
・ショップでハーブやアロマ
 関連商品の販売
・サロンでのトリートメント
・ショップやサロンへ商品供給
 とアドバイス
○ 1997年(平成9年)6月
・秋田アロマテラピースクール
 開講
○ 現在、秋田市で
・アロマテラピーと
 フィトテラピー(植物療法)
 を学びながら、ショップや
 サロンを営み、スクールも
 開講しています

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