○ 関連 : 精油化学 / 植物油化学 / 医療 / 脳・神経 / 薬・身体 / 福田安保理論 / 千島学説 / その他
○ 履歴 : 2009「2009.10.08 気圧の変化といろいろな体調の関係」12.4 / 15.5
○ 履歴 : 2010「2010.10.08 あけびの収穫 2010」14.5 / 25.5
○ 履歴 : 2011「2011.10.08 午後の秋田新幹線で東京へ移動」9.7 / 20.5 秋田 16.5 / 23.2 東京
○ 履歴 : 2012「2012.10.08 今季初めて10度を下まわるも快晴の体育の日」9.2 / 21.9
○ 履歴 : 2013「2013.10.08 スマ..フォとガラケーの特徴を知って目的の携帯を選ぶ...」14.9 / 20.8
○ 履歴 : 2014「2014.10.08 寒露の頃幼稚園の栗拾いと看護大学でのアロマセミナー」8.1 / 21.0
○ 履歴 : 2015「2015.10.08 時折強い風が吹き荒れる中幼稚園の栗拾い 2015」8.6 / 20.0
○ 履歴 : 2016「2016.10.08 雨降りの中半年ぶりの東京 2016」18.2 / 25.3 東京
○ 履歴 : 2017「2017.10.08 ...香りが残る頃アロマ..セミナー..1(シニアライフ)」17.3 /26.4 東京
○ 気温 : 昨日の最低 23.9(23:56)最高 32.3(13:52)24時 東京
○ 気温 : 平年の最低 11.7 最高 20.5 平均気温 15.9 降水量 5.2mm 日照時間 4.9h 秋田
○ 気温 : 今日の最低 18.7(23:53)最高 24.1(00:27)24時 東京
○ 気温 : 今日の最低 14.7(23:55)最高 22.5(13:50)24時 秋田
○ 気温 : 平年の最低 11.5 最高 20.3 平均気温 15.7 降水量 5.2mm 日照時間 4.9h 秋田
上の画像は、2017.10.08(月)東京の気象観測データです(24時)。
・「お天気モニタ 東京都 東京の気象情報より(外部リンク)」
上の画像は、2018.10.08(月)秋田の気象観測データです(24時)。
・「お天気モニタ 秋田県 秋田の気象情報より(外部リンク)」
昨日は、32.3度(13:52)の最高気温を記録した東京でしたが、今日は、朝から 22度台と、昨日に比べたらかなり涼しくなっていました。
そして、昼前から昼過ぎまで、何と同じ 22度台の気温が続き、空は雲で覆われていたため、過ごしやすい一日となりました。
また、22度台がずっと続いていた気温は、夕方になると 21度台で推移するという 1度ほどの変動で推移した事になります。
今日は、二日目のアロマテラピーセミナーでした。昨夜とは違い、文京シビックホール近くの宿泊先から一日が始まりました。
下の写真、左は、そのシビックホールを真下から見上げたときの様子です(08:42頃)。空には、やや黒い雲がかかり、少し風が強く吹いていました。
中央と右は、JR御茶ノ水駅からセミナー会場へと向かう道路から望んだ周りの風景です(08:57頃)。大きな建物の壁面に、隣の建物が映り込み、それが、立体構造の建築物のように、飛び出して見えていました。
道路脇には、バス停があるのか、木のベンチがあり、そこで一休みしていると・・・・
下の写真のバスが信号待ちで止まっていました。よく見ると「会津バス」ではありませんか。行き先は「東京駅」となっていましたので、会津から朝早くに出発してきた高速バスが、東京へ到着したようです。
午前中のセミナーを終え、近くのレストランで昼食をとりました。下の写真が、その時の様子です(13:50頃)。
さすがにセミナー会場近く、どこのお店も混み合い、昨日もそうでしたが、昼食をとる時間がギリギリでした。
昨日は、インドカレーでしたが、今日は、牛肉の角煮定食でした。
下の写真、左も、昼食のときに撮したレストランの様子です(13:27頃)。外のテーブルでいただきました。
下の写真、中央は、後後から始まるセミナー前に、会場を撮したときの様子です(14:13頃)。
ようやく、二日間に渡るアロマテラピーセミナーが終わりました。今年は、最終の新幹線ではなく、18:20 発のこまち号を予約していたので、そのまま東京駅へと向かいました。
下の写真、右は、セミナー会場を出たときに撮した様子です(16:36頃)。
東京駅は、大混雑。工事中なのか、狭い上にひとひとひと。そして、お弁当屋さんが見当たりません。
そんな中、地下へ移動して探し回っていると・・・・
ようやく見つけました。晩ご飯のお弁当を買い、待合室で食べたのが、下の晩ご飯です。
下の写真、左は、出発直前のこまち号車内からホームを望んだ様子です(18:18頃)。今日の東京は、日中の気温にほとんど変化なく、22度台が続いていました。
建物内は冷房がついていましたが、秋田駅に到着したらビックリ。
ヒンヤリとした外気に、思わず身震いするほどでした。到着したのは、定刻の 22:14 でしたが、22時現在の気温は 15.4度と、かなりの気温差がありました。
下の写真、中央は、JR秋田駅東口の様子(22:18頃)、そして、右は、お店へ戻った時に撮した外の様子です(22:23頃)。
今日は、昨日に引き続き、アロマテラピーセミナーが開催されました。
・「2018.10.07 アロマテラピーセミナー 2018(アレルギー及び自己免疫疾患)」
昨日のセミナーは、「アレルギーおよび自己免疫疾患のためのアロマテラピー」というタイトルで行われましたが、今日は、「快適な旅のためのアロマテラピー」というタイトルのセミナーが行われました。
「 この二日目の講演にご参加いただきありがとうございます。
今日のテーマは快適な旅のためのアロマのキットを作っていこうという話題です。
仕事で旅行なさる場合も、自分の身体を最高のコンディションでいたいと思います。
もちろん、最高の目的で行くのに、旅行が台なしになるのを避けたいです。
毎日の生活の中では、仕事をしたり、ベットに入ったりと、そう危険はあまりありません。
食事にしても、慣れた食事、いつもの買い物で安心して口にすることができます。
私たちが生きている世界、ミクロコスモスから、未知の外部の世界マクロコスモスに入ると、生活が混乱する事があります。
いろんな条件に身体が応えないといけません。そこで、問題が起きてきます。
それは、皆様の周りにあるバクテリア、ウィルスなど違うものが生きています。これらの新しいものに、免疫系は十分に耐えられるでしょうか。
・・・・
この感染病を予防するのが一番大事なことです。
旅というのは、こうしていってみれば冒険です。冒険ですから、いろいろな状況を予想して準備することが大切です。未知を準備をする事です。
消化器系のトラブルがよくありますが、その他にも、神経系の問題もあります。
アフリカのローカル飛行機に乗る前に、祈りを捧げたいほど具合が悪くなることもあるでしょう。何もアフリカに行く必要がなくても、東京から出発するときに、台風が来て飛行機が出発するかという心配もあります。
飛行機に乗ると、ヨーロッパまで12時間かかりますが、12時間の箱詰め、閉所恐怖症となる場合があります。
この長い時間、たばこをすわずにどう過ごしたらよいのかと考えるでしょう。たばこを吸わない人は、全く問題ありません。
時差も大きな問題です。8時間もの時差、やはり、時間の管理をする必要もあります。・・・・。また、神経系もなかなかトラブルを避ける事のできない器官です。
私が講演するときには、まったくストレスもプレッシャーもありません。ただ、問題がありまして、通訳の方、夕べは眠れただろうか、ストレスはなかったかという心配をしないといけません。
ということで、これらのトラブルを精油でもって、快適に、そして、より身体の調和を取ることを心がけます」
という、お話しから入られ、「快適な旅」を過ごしていただくために、精油の力を借りたアロマテラピーの実践編のお話しが始まりました。
精油に含まれる成分は、例えば、ラベンダー アングスティフォリア Lavandula angustifolia という一つの精油の中には、200 〜 300種類の分子(芳香分子)が含まれているといわれています。
それらの芳香分子の働きの中には、「相反する作用」を示すと思われる分子が「併存」しており、その効果を一義的に判断する事はなかなか難しい問題が含まれていました。
しかしながら、衣川湍水氏の書物「ハーバリズムのすすめ(フレグランスジャーナル社)」p21 では、
「植物がその二次生産物によって、あらゆる変化に対応するために必要とされること」
として、
「植物成分の相反する作用のどちらが効果として現れるかは、それを利用する側の各種の条件によって左右されます。その時点でその生体にとって必要とされる効果が選択されるともいえます」
として、その事こそが植物の特質である事を述べておられます。
精油は、芳香植物から、主に水蒸気蒸留法により抽出されますが、その植物の二次代謝産物である精油もまた、同じ事がいえるかと思います。
その事が、精油を利用する場合にも、同じように考えられ、今回のセミナー中に「対処療法的な精油の使い方」や、そのトラブルを引き起こしている「直接の原因に対応する使い方」、さらには、「嗅覚法」としての精油の使い方を可能にしていました。
別の分類方法によれば、精油に含まれている芳香分子、あるいは芳香成分類の固有作用や主な作用として、
・抗感染症作用
・消化促進作用
・瘢痕形成(創傷治癒)作用
・抗炎症作用
・鎮痛作用
・鎮痙れん作用
・血液流動促進作用
・鎮静作用
・鎮静誘眠作用
など、身体の不調を改善したり、軽減したりすることのできる様々な作用がありましたが、それらの作用をうまく利用することで、先ほどの「対処療法的」、あるいは「直接の原因に対応」する事ができ、なおかつ「香りを持つ」精油は、「嗅覚法」的な利用方法も掲げる事ができました。
今日のテーマである「快適な旅のためのアロマテラピー」では、前述の通り、様々な環境における身体へのトラブルを予防したり、軽減したり、治癒させる事で、快適な旅を楽しめるよう、精油を利用したアロマテラピーが、効果的に働き、快適な旅を楽しむ事のできる手助けとなるような様々な精油の処方が紹介されていました。
お話しは、
「 今日、ご紹介するのは、10種類くらいの精油で、ごく小さな薬箱、小さないろいろなトラブルを対処する事を考えてみましょう。
ただし、精油一つづつ考えていくにあたって、その特性が果たして、旅の間に起こりうるいろいろなトラブルに応えているかということを確かめながら選んでいきます」
と続けられていました。
昨日のセミナー同様、様々なトラブルを引き起こしている「原因」と、その原因によって引き起こされている「症状」を、精油の持つ力(中に含まれる芳香分子や芳香成分類の固有作用や主な作用)で、どのようにアプローチすればよいのかをまず「第一に考察」し、処方を考えていくのかを、繰り返しお話しされていました。
昨日のブログ記事に書きましたが、下記の記事で示したセミナーでも、「芳香分子や芳香成分類」の「固有作用や主な作用」を学ぶ重要性が訴えられており、今回もその考え方が中心となっていました。
・「2010.10.10 アロマテラピーセミナー 2010 その1」
上記記事の「免疫とアロマテラピー」というタイトルのセミナーでは、
「信じることが精油の効き目ではありません。分子の力を一つずつ分類して確かめていく事が必要です。生化学分析は精油を確かに使って行く上で、しかも、正しい効果を得る上で、一番確かな精油の見方です。
どんな研究者であれ、精油を研究するためには、まずその分子の勉強が大切です。この分子類からみて、それを含んでいる精油で一番効果のあるものを処方の中に選んで行くわけです。」
とお話され、芳香成分類や芳香分子の働きについて、その大切さが強調されていました。
今日、学ばせていただいた内容をリストにしてみました。
○ 消化管
・抗菌作用、抗ウィルス作用、抗真菌作用および抗寄生虫作用での予防
・吐き気
・胃酸過多
・消化障害
・便秘
・下痢、ウイルス性肝炎、腸チフス、エボラ熱
・アメーバ症、ランブル鞭毛虫症(ジアルジア属)、ビルハルツ住血吸虫症
○ 重症型熱帯性感染症
・マラリア、黄熱、熱帯熱、リーシュマニア症、デング熱、ジカ熱、チクングニヤ熱、日本脳炎
→ ヤブカ、イエカ、ハマダラカの忌避作用
・マダニの刺咬によって感染するライム病
→ ライム病の予防作用
→ マダニへの忌避作用
→ 刺咬された傷の消毒
○ 神経組織
・タバコ
・死および事故への恐怖
・閉所恐怖症
・時差ボケ - 時差
・目的地での睡眠障害
・気圧障害性耳炎 - 耳鳴り
○ 皮膚とその粘膜
・蚊、ツツガムシ等に刺された傷
→ 蚊よけのブレンド
→ 蚊に刺された傷 の治療ケア
・スズメバチ、ミツバチ、サソリ、ヘビ等の刺咬
・マダニの刺咬(ライム病のリスク)- 動物(ネコ等)のひっかき傷
・怪我、傷、切り傷
・水疱 - マメ
・アレルギー
・皮膚アレルギー
○ 血液循環、静脈循環およびリンパの循環
・だるい脚、下肢のうっ滞
・少量の出血、鼻血
・血腫
・頭痛
・頻拍、動悸
・高山病
○ 運動器系
・力仕事(準備)
・試合のための精神面での助け
・筋肉痛
・腱の痛み
・関節痛
・排出器官のドレナージュ
・肉離れ、腱の伸張および骨折
○ その他
・手の洗浄のための消毒液
・口と喉のための殺菌液
今回のセミナータイトルは「快適な旅のためのアロマテラピー」でしたが、これら学ばせていただいた内容は、「快適な旅のため」だけではない様々な日常生活におけるトラブルを改善するためにも利用が可能な内容でした。
今回、特に興味を持ってお話しを伺った内容は、前述したように「芳香分子や芳香成分類」の「固有作用や主な作用」だけではなく、それらの作用を示す成分を含む「精油同士の組合せ」や、「相乗効果」など、精油をブレンドする場合に、非常に役に立つ考え方でした。
それらブレンドの考え方を、今回のセミナーから、一部ですが、例示したいと思います。
どういう条件のときに、どのような作用を利用し、どのような精油をうまくブレンドしてトラブルに対応すればよいのかを考える上での「羅針盤」として捉える事ができるかと思います。
なお、ところどころ「・・・・」で示されているカ所がありますが、「著作権法上の問題に抵触する場合があります」ので、お含みおきいただければ幸いです。
○ 消化器系のいろいろな症状がある場合には、必ず・・・・登場します。もう一つ、・・・・と組み合わせて消化器系に働くのが・・・・です。この痛みの種類は、痙れん、炎症、痒みから起こる、どんな種類の痛みでも、この・・・・が有効です。
○ ・・・・のプロフィールですが、消化に問題のある全ての人に向く精油です。その他、消化を助ける役割以外のものもあります。抗炎症作用、鎮痛作用があるので、リウマチや関節炎に使えます。身体のすべての器官を強壮作用するのも・・・・です。
○ よく精油の分子構造が理解できると、もう一つの精油の同じ分子構造に代用することができるのがよく理解できます。・・・・が手元がない場合は、・・・・は、同じ分子、同じ特性を持っています。
・・・・が手元になり場合は、・・・・にも同じ分子があり、代用することができます。
・・・・リナロールですから、・・・・や、・・・・が考えられます。
このように分子構造の知識をしっかり捉えると、精油を操り、ブレンドすることができます。
○ 先ほどからでている一番こういった消化器系に効くのがフェノールと芳香族のアルデヒドです。
・・・・が、フェノールです。この場合は、皮膚塗布ですので、皮膚により優しいのが・・・・より・・・・です。
次が・・・・です。こちらは、芳香族アルデヒドです。
・・・・は、万能の葉っぱという意味です。非常に幅広いウィルスに効果があります。
・・・・ですが、これはどんな精油を使う方でも持っている精油で、精油の中のスタートもいえる存在です。アルコールです。分子のせいで、非常に強い感染作用があるのが、この・・・・です。
これらすべて、四つの分子が、それぞれの違った分子の構造で、効果を出しています。抗感染作用が、それぞれの違ったメカニズムで効果が出ています。
○ そして、忌避作用が強いのが、・・・・、・・・・、そして、・・・・でした。・・・・。
・・・・、・・・・、・・・・は、抗菌作用でした。同時に抗ウィルス作用、・・・・が抗ウィルス作用、または、抗真菌作用があります。抗寄生虫作用に強いのが、・・・・と・・・・です。
かまれた皮膚が傷んでいるので、皮膚に優しいカレンデュラオイルです。
○ こういった症状には、まず、・・・・です。まず、鎮痛作用です。
筋肉弛緩作用があると申しました。内耳の筋肉が緊張しているので、これを弛緩させる目的です。
・・・・は、・・・・を多量に含んでいます。このエステルは筋肉弛緩の役割を果たします。また、血管拡張作用を持っています。
血液、耳の内部の血液の循環をよくします。同時に・・・・は、鎮痛作用があります。
・・・・は痛みを抑える一方、抗炎症作用を持っています。場所がどこであれ、炎症のリスクのある場所に働くのが、・・・・です。
セスキテルペンは必ず三つの作用があり、うっ滞除去、抗炎症作用、そして、鎮痛作用です。
・・・・は、このセスキテルペンを大量に含んでいます。
先ほど申しましたが、・・・・がない場合は、・・・・でも、・・・・、・・・・などで、代用することができます。
・・・・は、エーテルの分子で、優れた抗炎症作用を持っています。これも、鎮痛作用となります。
○ この・・・・は、皮膚に非常に効果があり、痒みを抑え、抗ヒスタミン作用、鎮痛、うっ滞除去、そして、抗炎症作用を持っています。精油の特徴は・・・・。
火傷をした時点で、必ず炎症とうっ滞があります。・・・・が持っている作用をさらに強化する意味で、・・・・がこれらの効果を支えます。
まず傷を早く回復させる力です。・・・・それが、・・・・でした。
昨日出て来ました。もちろん、・・・・も相変わらず入れてあります。
そして、抗炎症作用を利用して・・・・です。炎症を起こしている皮膚の炎症を抑えるのが、この・・・・です。
○ ・・・・、最後に・・・・、これが、鎮痛作用です。同時に痒みを抑える事ができるので、ここで、痛みと痒みを抑える事が出来ます。
テルペン系アルデヒド類の・・・・は、抗炎症作用です。これは、・・・・でした。予防して、同時に治療もできます。
・・・・はあまりよく知られていませんが、抗炎症作用があって、緊急報告があります。
セスキテルペンを含み、抗炎症作用を示す・・・・で、このセスキテルペンが同時にうっ滞除去作用を持っています。
一部が、こういった蚊に刺されて大きな反応を示す方がおられます。
そういう人のために・・・・、抗ヒスタミン作用、抗アレルギー作用を持っています。
・・・・がない場合は、・・・・で十分に代用できます。両方とも、・・・・が入っているからです。
・・・・、・・・・、・・・・で皮膚の上の細菌を殺します。
○ この場合は、・・・・を配置しましたが、・・・・よりもずっと皮膚に優しいので、ここへ配置しました。
皮膚に浸透して、傷を早く治す力もあります。この皮膚に早く浸透する役割が、・・・・です。出血を止める止血作用があるのが、・・・・です。
切り傷、傷で出血している場合は、この止血作用が強い・・・・が役に立ちます。
精油の中には、この止血作用を持つものは、二種類しかありません。
一つ目が・・・・で、もう一つが、・・・・です。どちらかを使用すればよいでしょう。
○ 目標とする器官は肝臓です。抗ヒスタミン作用は、セスキテルペンしかありませんでしたね。
充分なセスキテルペンを含んでいる・・・・の・・・・、・・・・の・・・・で、これで、抗アレルギー作用を得ます。
同時に、この二つは、肝臓のうっ滞除去作用を持ち、同時に、抗炎症作用を持っています。
すべてのタイプ、身体のどの部位でも起こる・・・・に、この二つは欠かすことの出来ない精油です。患者の体質に訴えかけるのが大切です。
・・・・を加えたのは、いろいろな臨床結果で、必ず・・・・によってよい結果が得られるからです。
この・・・・の存在が、何故・・・・作用があるのかわかっていません。どの分子がどういうメカニズムでというのがわかっていません。
今度は、症状が出てしまった場合ですが、同じ精油のブレンドになります。
抗ヒスタミン作用に、抗炎症作用、うっ滞を取り除き、痛みを取り除く作用が必要となってきます。
一つだけ、これら全てを備えているものがあります。それが、セスキテルペンです。
セスキテルペンを充分に含んだ精油は、・・・・です。さらに、・・・・には痒みを抑える力があります。
・・・・はよく痛みを伴います。・・・・にも抗炎症作用があります。これは、テルペン系エステルの分子を含んでいます。
神経組織に働きかけるのが、このテルペン系エステルの分子です。・・・・が、末梢神経に麻酔効果を与えて鎮痛します。こうして、神経を鎮めて痒みも抑えます。
痒み、皮膚に痒みが長い間感じられるという事は、神経的に悩んでいる、ストレス、イライラ感といったような神経トラブルを抱えています。そのために、痒みが長く続くために、・・・・で神経鎮静を行います。
・・・・は、痒みを感じる場合、ひっかいて、それが、皮膚を破いたり傷をつけたりするので、その皮膚の再生を速めるのがこの・・・・です。
○ 分子の作用を見てみると、いくつか代表的な血液循環の精油があります。セスキテルペノール分子(セスキテルペンアルコール類)です。静脈、リンパを強壮する作用があります。リンパ、静脈の血液循環をよくします。
血液循環がうまくいかないと、うっ滞を起こしたり炎症を起こしたりします。
もう一つの分子がセスキテルペン(セスキテルペン炭化水素類)ですが、これも血液循環に役立つ精油です。特に血液循環の他に、うっ滞除去効果に強いのが、セスキテルペンです。身体の外へ出て行くのを促進する効果があります。
血液がよく循環していかなくなると、うっ滞や浮腫が起こります。二つのグループの分子を含んだものが、二つの精油です。
一つは、・・・・、そして、二つ目は、・・・・です。
もう一つ、・・・・も、血液循環に効果があります。血腫を予防する力、すなわち、血液循環作用です。
炎症を起こしていると、やはり、うっ滞が起こりますので、抗炎症作用、そして、痛みを抑える力です。最後に・・・・を加えました。
血液のうっ滞が起こると、そこの部分が温まり、熱を帯びます。熱を持った疾患には、冷却する必要があります。
この・・・・の冷却作用は即効性があり、足がだるかったりうっ滞した足をすぐに治してくれます。
・・・・は、二つ大きな作用がありまして、炎症を抑え、血液の循環をよくする事です。
○ 皆様の薬箱に必要なのが、・・・・です。
・・・・傷を治す力があるので、打撲でも傷が出来ても使えますし、痛みを抑える力もあります。・・・・に劣るとも優るともいえるのが、・・・・です。
さらに、もっと効果が欲しいと思ったら、・・・・です。静脈及びリンパの循環を助けます。
効果が上がりますが、・・・・が素晴らしいので、特に加えるという義務はありません。
○ 痛みという場合、分子としては、・・・・が一番思い出されます。
・・・・の方は、即効性がさらにあります。・・・・の痛み止めの方は、少しゆっくりで時間がかかります。しかしながら、・・・・よりその効果が持続します。
・・・・と・・・・の両方を使うと痛みの緩和に使えます。
偏頭痛は、血液循環が悪いときに起こります。あるいは、首などの関節系で起こる事もあります。
・・・・は、血液循環をよくします。血液流動化作用があり、血圧を下げる力があります。血管を拡張して、血圧を調整しますが、その他に炎症を抑え痛みを抑える力もあります。
・・・・は、さらに痙れんを抑える作用ということで、頭痛の原因となる痙れんも抑えます。
最後に加えたのが・・・・です。セスキテルペンです。うっ滞除去作用を持っています。血液でも、その後の組織の循環にも働きます。当然、痛みを鎮めるのもこの・・・・です。
○ 非常に神経が敏感になっていますから、第一に自己開放、自分との問題からの距離を置くことです。それには、まず、・・・・です。
プラス、・・・・です。副交感神経に働くという事で、・・・・と相まって非常によいコンビとなります。神経系の不調、乱れに効果があるのが、・・・・です。
・・・・は、心臓の精油とも考えられ、心臓のリズムを整え、頻脈、頻拍に効果があります。これは、非常に高価な精油です。
予算によれば、・・・・を除いた・・・・と・・・・のブレンドでも大丈夫で、・・・・を抜いても非常によい結果を得られます。
○ 同時に血管を拡張させます。そのための最高の精油が・・・・です。高価ですが、緊急の場合は、迷ってはいられません。梗塞を防ぐ精油です。
例えば、心筋梗塞、脳梗塞です。それから、喘息の発作です。非常に緊急を有するケースです。非常に緊急な場合を要する疾患です。
次に・・・・です。・・・・でも結構です。・・・・の分子が非常に高い量含まれています。これはエーテルのグループに入っています。これは、抗痙れん作用に優れています。特に呼吸器系の疾患に効果があります。肺の痙れん、特に気管の拡張です。
・・・・もエーテルの分子です。この二つのエーテルが入った精油で、気管拡張作用をさらに発揮します。
そして、・・・・です。これはエステルの分子です。これも非常に優れた抗痙れん作用を持っています。
痙れんを抑えるということで、この 4つが非常に優れた作用となって現れます。
○ まず、皮膚を温める作用です。温められるので、毛細血管が拡張されます。筋肉、関節が血液を素早く受け入れるようになります。
さらに、・・・・は、抗血液凝固作用、つまり、血液流動化作用があります。
さらに、鎮痛作用もあります。抗炎症作用もあって、運動した後に起こりうる症状に有効です。
抗痙れん作用という事で、筋肉が拘縮するのを防ぎます。・・・・です。
これは、まず鎮痛作用です。筋肉を柔軟化して、痙れんを防ぎます。・・・・。
そして、乳酸ができますが、その乳酸をため込まないで表に排出することが大事です。留まると、筋肉が固くなります。
この・・・・が溜まった乳酸、老廃物の結晶を排出して痙れんを予防します。運動、強い力のいる仕事に必要不可欠なのが、この・・・・です。
・・・・がセスキテルペンを50%含んでいます。これが、痛みを抑え炎症を抑え、そして、・・・・と同様、抗血腫作用があります。
激しい運動をすると、筋肉が傷んだり、腱が傷んだりしますが、これらによって、運動による怪我を予防する事がで来ます。
○ 今回よく出て来た・・・・ですが、これが、そのプロフィールです。
・・・・もう一つの特徴は、分子が、この植物にしかなく、・・・・という分子です。これが、20%です。
・・・・ですが、これは・・・・に含まれている分子です。
・・・・という精油がありますが、その同じものが、・・・・にも含まれています。
それから、・・・・には・・・・という分子が含まれています。それから、・・・・含まれている・・・・という分子もあります。
セスキテルペンのいろいろな分子が含まれています。これによって、痛みと炎症が緩和されます。炎症を伴い痛みを伴う皮膚疾患にも有効です。
・・・・と・・・・の分子は切っても切り離せない関係にあります。プラス、・・・・です。これは、ほとんど・・・・の組成、構成といってもいいと思います。
・・・・のテルペン系アルデヒド類で炎症を抑え、痛みを抑えます。そして、同じ作用を持つ・・・・です。
・・・・が手元にない場合は、・・・・でいいです。・・・・
昨日のセミナーでも登場した「目的達成のための戦略」という考え方と相まって、そのために必要な「芳香分子や芳香成分類」の「固有作用や主な作用」を利用する考え方、そして、それらの作用を示す成分を含む「精油同士の組合せ」や、「相乗効果」など、非常にわかりやすい説明で、精油をブレンドする場合に、非常に役に立つ考え方でした。
最後になりましたが、そして、毎回の事ですが、講演者の方の下記のようなお別れのあいさつで、二日間のアロマテラピーセミナーが終了しました。
「 お別れの時間がまいりました。いつも約束を果たすように、自己免疫疾患に私も気をつけ、私もそのような疾患にかからないように努力します。
これから、免疫系と大事な消化器系にも、特に気をつけたいと思います。特に、日本のウィルスにかからないように注意したいと思います。
今日は、旅のいろいろなトラブルのお話しでしたが、帰って 3日後は、ケニアへ出発します。そこはまた色々事情がありますので、特に、健康に注意したいと思います。
しかし、ライム病を避けるような、忌避作用の精油のブレンドはないと思います。
今日、こんにち、この二日間、皆様とお会いできたように、来年も、同じような健康状態で、そして、皆様からもらう原点も、同じ条件でぜひお会したいと思います。
アロマテラピーは、これから、今、ドンドン世界に広がっていますが、さらに広げていくにはリレーが必要です。
私から発するものを皆様がさらに受け継いで、受け継いだ皆様が、周りの人々に、自分自身のミクロの世界からマクロへ広げていって、どんどん精油の力を知らしめて欲しいというのが、私の心からのお願いです。皆様にその使命を託して、また来年を迎えたいと思います。
どうぞ、よいご帰宅を、そして、よい夕べをお過ごし下さい」
なお、「・・・ 」内 は、当日、セミナー会場で、パソコンに直接入力した文章を、いただいた資料をもとに、改めて編集しなおした「ひまわり個人の資料」です。
したがって、タイプミス、解釈の間違い等があるかもしれません。個人の勉強にご利用いただくのは大変結構な事なのですが、その範囲を超えてのご使用は「著作権法上の問題に抵触する場合があります」ので、くれぐれもご注意をお願い致します。
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・「2011.10.10 アロマテラピーセミナー 2011 その2」
・「2010.10.11 アロマテラピーセミナー 2010 その2」
・「2010.10.10 アロマテラピーセミナー 2010 その1」
・「2009.10.13 アロマテラピーセミナー 2009 その3」
・「2009.10.12 アロマテラピーセミナー 2009 その2」
・「2009.10.11 アロマテラピーセミナー 2009 その1」
・「2008.10.13 アロマテラピーセミナー 2008 その1」
・「2007.10.09 アロマテラピーセミナー2007 その1」
・「2006.11.04 アロマテラピーセミナー2006 その1」
・「2005.10.11 第一日目のアロマセミナー」
明日の秋田の最低気温は 15度、最高気温は 23度、そして、天気は「曇りのち雨」が予想されていました(YAHOO!JAPAN 秋田の天気予報 2018.10.08 22:00発表)。
○ 履歴 : 2009「2009.10.08 気圧の変化といろいろな体調の関係」12.4 / 15.5
○ 履歴 : 2010「2010.10.08 あけびの収穫 2010」14.5 / 25.5
○ 履歴 : 2011「2011.10.08 午後の秋田新幹線で東京へ移動」9.7 / 20.5 秋田 16.5 / 23.2 東京
○ 履歴 : 2012「2012.10.08 今季初めて10度を下まわるも快晴の体育の日」9.2 / 21.9
○ 履歴 : 2013「2013.10.08 スマ..フォとガラケーの特徴を知って目的の携帯を選ぶ...」14.9 / 20.8
○ 履歴 : 2014「2014.10.08 寒露の頃幼稚園の栗拾いと看護大学でのアロマセミナー」8.1 / 21.0
○ 履歴 : 2015「2015.10.08 時折強い風が吹き荒れる中幼稚園の栗拾い 2015」8.6 / 20.0
○ 履歴 : 2016「2016.10.08 雨降りの中半年ぶりの東京 2016」18.2 / 25.3 東京
○ 履歴 : 2017「2017.10.08 ...香りが残る頃アロマ..セミナー..1(シニアライフ)」17.3 /26.4 東京
○ 気温 : 昨日の最低 23.9(23:56)最高 32.3(13:52)24時 東京
○ 気温 : 平年の最低 11.7 最高 20.5 平均気温 15.9 降水量 5.2mm 日照時間 4.9h 秋田
○ 気温 : 今日の最低 18.7(23:53)最高 24.1(00:27)24時 東京
○ 気温 : 今日の最低 14.7(23:55)最高 22.5(13:50)24時 秋田
○ 気温 : 平年の最低 11.5 最高 20.3 平均気温 15.7 降水量 5.2mm 日照時間 4.9h 秋田
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上の画像は、2017.10.08(月)東京の気象観測データです(24時)。
・「お天気モニタ 東京都 東京の気象情報より(外部リンク)」
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上の画像は、2018.10.08(月)秋田の気象観測データです(24時)。
・「お天気モニタ 秋田県 秋田の気象情報より(外部リンク)」
昨日は、32.3度(13:52)の最高気温を記録した東京でしたが、今日は、朝から 22度台と、昨日に比べたらかなり涼しくなっていました。
そして、昼前から昼過ぎまで、何と同じ 22度台の気温が続き、空は雲で覆われていたため、過ごしやすい一日となりました。
また、22度台がずっと続いていた気温は、夕方になると 21度台で推移するという 1度ほどの変動で推移した事になります。
今日は、二日目のアロマテラピーセミナーでした。昨夜とは違い、文京シビックホール近くの宿泊先から一日が始まりました。
下の写真、左は、そのシビックホールを真下から見上げたときの様子です(08:42頃)。空には、やや黒い雲がかかり、少し風が強く吹いていました。
中央と右は、JR御茶ノ水駅からセミナー会場へと向かう道路から望んだ周りの風景です(08:57頃)。大きな建物の壁面に、隣の建物が映り込み、それが、立体構造の建築物のように、飛び出して見えていました。
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道路脇には、バス停があるのか、木のベンチがあり、そこで一休みしていると・・・・
下の写真のバスが信号待ちで止まっていました。よく見ると「会津バス」ではありませんか。行き先は「東京駅」となっていましたので、会津から朝早くに出発してきた高速バスが、東京へ到着したようです。
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午前中のセミナーを終え、近くのレストランで昼食をとりました。下の写真が、その時の様子です(13:50頃)。
さすがにセミナー会場近く、どこのお店も混み合い、昨日もそうでしたが、昼食をとる時間がギリギリでした。
昨日は、インドカレーでしたが、今日は、牛肉の角煮定食でした。
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下の写真、左も、昼食のときに撮したレストランの様子です(13:27頃)。外のテーブルでいただきました。
下の写真、中央は、後後から始まるセミナー前に、会場を撮したときの様子です(14:13頃)。
ようやく、二日間に渡るアロマテラピーセミナーが終わりました。今年は、最終の新幹線ではなく、18:20 発のこまち号を予約していたので、そのまま東京駅へと向かいました。
下の写真、右は、セミナー会場を出たときに撮した様子です(16:36頃)。
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東京駅は、大混雑。工事中なのか、狭い上にひとひとひと。そして、お弁当屋さんが見当たりません。
そんな中、地下へ移動して探し回っていると・・・・
ようやく見つけました。晩ご飯のお弁当を買い、待合室で食べたのが、下の晩ご飯です。
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下の写真、左は、出発直前のこまち号車内からホームを望んだ様子です(18:18頃)。今日の東京は、日中の気温にほとんど変化なく、22度台が続いていました。
建物内は冷房がついていましたが、秋田駅に到着したらビックリ。
ヒンヤリとした外気に、思わず身震いするほどでした。到着したのは、定刻の 22:14 でしたが、22時現在の気温は 15.4度と、かなりの気温差がありました。
下の写真、中央は、JR秋田駅東口の様子(22:18頃)、そして、右は、お店へ戻った時に撮した外の様子です(22:23頃)。
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今日は、昨日に引き続き、アロマテラピーセミナーが開催されました。
・「2018.10.07 アロマテラピーセミナー 2018(アレルギー及び自己免疫疾患)」
昨日のセミナーは、「アレルギーおよび自己免疫疾患のためのアロマテラピー」というタイトルで行われましたが、今日は、「快適な旅のためのアロマテラピー」というタイトルのセミナーが行われました。
「 この二日目の講演にご参加いただきありがとうございます。
今日のテーマは快適な旅のためのアロマのキットを作っていこうという話題です。
仕事で旅行なさる場合も、自分の身体を最高のコンディションでいたいと思います。
もちろん、最高の目的で行くのに、旅行が台なしになるのを避けたいです。
毎日の生活の中では、仕事をしたり、ベットに入ったりと、そう危険はあまりありません。
食事にしても、慣れた食事、いつもの買い物で安心して口にすることができます。
私たちが生きている世界、ミクロコスモスから、未知の外部の世界マクロコスモスに入ると、生活が混乱する事があります。
いろんな条件に身体が応えないといけません。そこで、問題が起きてきます。
それは、皆様の周りにあるバクテリア、ウィルスなど違うものが生きています。これらの新しいものに、免疫系は十分に耐えられるでしょうか。
・・・・
この感染病を予防するのが一番大事なことです。
旅というのは、こうしていってみれば冒険です。冒険ですから、いろいろな状況を予想して準備することが大切です。未知を準備をする事です。
消化器系のトラブルがよくありますが、その他にも、神経系の問題もあります。
アフリカのローカル飛行機に乗る前に、祈りを捧げたいほど具合が悪くなることもあるでしょう。何もアフリカに行く必要がなくても、東京から出発するときに、台風が来て飛行機が出発するかという心配もあります。
飛行機に乗ると、ヨーロッパまで12時間かかりますが、12時間の箱詰め、閉所恐怖症となる場合があります。
この長い時間、たばこをすわずにどう過ごしたらよいのかと考えるでしょう。たばこを吸わない人は、全く問題ありません。
時差も大きな問題です。8時間もの時差、やはり、時間の管理をする必要もあります。・・・・。また、神経系もなかなかトラブルを避ける事のできない器官です。
私が講演するときには、まったくストレスもプレッシャーもありません。ただ、問題がありまして、通訳の方、夕べは眠れただろうか、ストレスはなかったかという心配をしないといけません。
ということで、これらのトラブルを精油でもって、快適に、そして、より身体の調和を取ることを心がけます」
という、お話しから入られ、「快適な旅」を過ごしていただくために、精油の力を借りたアロマテラピーの実践編のお話しが始まりました。
精油に含まれる成分は、例えば、ラベンダー アングスティフォリア Lavandula angustifolia という一つの精油の中には、200 〜 300種類の分子(芳香分子)が含まれているといわれています。
それらの芳香分子の働きの中には、「相反する作用」を示すと思われる分子が「併存」しており、その効果を一義的に判断する事はなかなか難しい問題が含まれていました。
しかしながら、衣川湍水氏の書物「ハーバリズムのすすめ(フレグランスジャーナル社)」p21 では、
「植物がその二次生産物によって、あらゆる変化に対応するために必要とされること」
として、
「植物成分の相反する作用のどちらが効果として現れるかは、それを利用する側の各種の条件によって左右されます。その時点でその生体にとって必要とされる効果が選択されるともいえます」
として、その事こそが植物の特質である事を述べておられます。
精油は、芳香植物から、主に水蒸気蒸留法により抽出されますが、その植物の二次代謝産物である精油もまた、同じ事がいえるかと思います。
その事が、精油を利用する場合にも、同じように考えられ、今回のセミナー中に「対処療法的な精油の使い方」や、そのトラブルを引き起こしている「直接の原因に対応する使い方」、さらには、「嗅覚法」としての精油の使い方を可能にしていました。
別の分類方法によれば、精油に含まれている芳香分子、あるいは芳香成分類の固有作用や主な作用として、
・抗感染症作用
・消化促進作用
・瘢痕形成(創傷治癒)作用
・抗炎症作用
・鎮痛作用
・鎮痙れん作用
・血液流動促進作用
・鎮静作用
・鎮静誘眠作用
など、身体の不調を改善したり、軽減したりすることのできる様々な作用がありましたが、それらの作用をうまく利用することで、先ほどの「対処療法的」、あるいは「直接の原因に対応」する事ができ、なおかつ「香りを持つ」精油は、「嗅覚法」的な利用方法も掲げる事ができました。
今日のテーマである「快適な旅のためのアロマテラピー」では、前述の通り、様々な環境における身体へのトラブルを予防したり、軽減したり、治癒させる事で、快適な旅を楽しめるよう、精油を利用したアロマテラピーが、効果的に働き、快適な旅を楽しむ事のできる手助けとなるような様々な精油の処方が紹介されていました。
お話しは、
「 今日、ご紹介するのは、10種類くらいの精油で、ごく小さな薬箱、小さないろいろなトラブルを対処する事を考えてみましょう。
ただし、精油一つづつ考えていくにあたって、その特性が果たして、旅の間に起こりうるいろいろなトラブルに応えているかということを確かめながら選んでいきます」
と続けられていました。
昨日のセミナー同様、様々なトラブルを引き起こしている「原因」と、その原因によって引き起こされている「症状」を、精油の持つ力(中に含まれる芳香分子や芳香成分類の固有作用や主な作用)で、どのようにアプローチすればよいのかをまず「第一に考察」し、処方を考えていくのかを、繰り返しお話しされていました。
昨日のブログ記事に書きましたが、下記の記事で示したセミナーでも、「芳香分子や芳香成分類」の「固有作用や主な作用」を学ぶ重要性が訴えられており、今回もその考え方が中心となっていました。
・「2010.10.10 アロマテラピーセミナー 2010 その1」
上記記事の「免疫とアロマテラピー」というタイトルのセミナーでは、
「信じることが精油の効き目ではありません。分子の力を一つずつ分類して確かめていく事が必要です。生化学分析は精油を確かに使って行く上で、しかも、正しい効果を得る上で、一番確かな精油の見方です。
どんな研究者であれ、精油を研究するためには、まずその分子の勉強が大切です。この分子類からみて、それを含んでいる精油で一番効果のあるものを処方の中に選んで行くわけです。」
とお話され、芳香成分類や芳香分子の働きについて、その大切さが強調されていました。
今日、学ばせていただいた内容をリストにしてみました。
○ 消化管
・抗菌作用、抗ウィルス作用、抗真菌作用および抗寄生虫作用での予防
・吐き気
・胃酸過多
・消化障害
・便秘
・下痢、ウイルス性肝炎、腸チフス、エボラ熱
・アメーバ症、ランブル鞭毛虫症(ジアルジア属)、ビルハルツ住血吸虫症
○ 重症型熱帯性感染症
・マラリア、黄熱、熱帯熱、リーシュマニア症、デング熱、ジカ熱、チクングニヤ熱、日本脳炎
→ ヤブカ、イエカ、ハマダラカの忌避作用
・マダニの刺咬によって感染するライム病
→ ライム病の予防作用
→ マダニへの忌避作用
→ 刺咬された傷の消毒
○ 神経組織
・タバコ
・死および事故への恐怖
・閉所恐怖症
・時差ボケ - 時差
・目的地での睡眠障害
・気圧障害性耳炎 - 耳鳴り
○ 皮膚とその粘膜
・蚊、ツツガムシ等に刺された傷
→ 蚊よけのブレンド
→ 蚊に刺された傷 の治療ケア
・スズメバチ、ミツバチ、サソリ、ヘビ等の刺咬
・マダニの刺咬(ライム病のリスク)- 動物(ネコ等)のひっかき傷
・怪我、傷、切り傷
・水疱 - マメ
・アレルギー
・皮膚アレルギー
○ 血液循環、静脈循環およびリンパの循環
・だるい脚、下肢のうっ滞
・少量の出血、鼻血
・血腫
・頭痛
・頻拍、動悸
・高山病
○ 運動器系
・力仕事(準備)
・試合のための精神面での助け
・筋肉痛
・腱の痛み
・関節痛
・排出器官のドレナージュ
・肉離れ、腱の伸張および骨折
○ その他
・手の洗浄のための消毒液
・口と喉のための殺菌液
今回のセミナータイトルは「快適な旅のためのアロマテラピー」でしたが、これら学ばせていただいた内容は、「快適な旅のため」だけではない様々な日常生活におけるトラブルを改善するためにも利用が可能な内容でした。
今回、特に興味を持ってお話しを伺った内容は、前述したように「芳香分子や芳香成分類」の「固有作用や主な作用」だけではなく、それらの作用を示す成分を含む「精油同士の組合せ」や、「相乗効果」など、精油をブレンドする場合に、非常に役に立つ考え方でした。
それらブレンドの考え方を、今回のセミナーから、一部ですが、例示したいと思います。
どういう条件のときに、どのような作用を利用し、どのような精油をうまくブレンドしてトラブルに対応すればよいのかを考える上での「羅針盤」として捉える事ができるかと思います。
なお、ところどころ「・・・・」で示されているカ所がありますが、「著作権法上の問題に抵触する場合があります」ので、お含みおきいただければ幸いです。
○ 消化器系のいろいろな症状がある場合には、必ず・・・・登場します。もう一つ、・・・・と組み合わせて消化器系に働くのが・・・・です。この痛みの種類は、痙れん、炎症、痒みから起こる、どんな種類の痛みでも、この・・・・が有効です。
○ ・・・・のプロフィールですが、消化に問題のある全ての人に向く精油です。その他、消化を助ける役割以外のものもあります。抗炎症作用、鎮痛作用があるので、リウマチや関節炎に使えます。身体のすべての器官を強壮作用するのも・・・・です。
○ よく精油の分子構造が理解できると、もう一つの精油の同じ分子構造に代用することができるのがよく理解できます。・・・・が手元がない場合は、・・・・は、同じ分子、同じ特性を持っています。
・・・・が手元になり場合は、・・・・にも同じ分子があり、代用することができます。
・・・・リナロールですから、・・・・や、・・・・が考えられます。
このように分子構造の知識をしっかり捉えると、精油を操り、ブレンドすることができます。
○ 先ほどからでている一番こういった消化器系に効くのがフェノールと芳香族のアルデヒドです。
・・・・が、フェノールです。この場合は、皮膚塗布ですので、皮膚により優しいのが・・・・より・・・・です。
次が・・・・です。こちらは、芳香族アルデヒドです。
・・・・は、万能の葉っぱという意味です。非常に幅広いウィルスに効果があります。
・・・・ですが、これはどんな精油を使う方でも持っている精油で、精油の中のスタートもいえる存在です。アルコールです。分子のせいで、非常に強い感染作用があるのが、この・・・・です。
これらすべて、四つの分子が、それぞれの違った分子の構造で、効果を出しています。抗感染作用が、それぞれの違ったメカニズムで効果が出ています。
○ そして、忌避作用が強いのが、・・・・、・・・・、そして、・・・・でした。・・・・。
・・・・、・・・・、・・・・は、抗菌作用でした。同時に抗ウィルス作用、・・・・が抗ウィルス作用、または、抗真菌作用があります。抗寄生虫作用に強いのが、・・・・と・・・・です。
かまれた皮膚が傷んでいるので、皮膚に優しいカレンデュラオイルです。
○ こういった症状には、まず、・・・・です。まず、鎮痛作用です。
筋肉弛緩作用があると申しました。内耳の筋肉が緊張しているので、これを弛緩させる目的です。
・・・・は、・・・・を多量に含んでいます。このエステルは筋肉弛緩の役割を果たします。また、血管拡張作用を持っています。
血液、耳の内部の血液の循環をよくします。同時に・・・・は、鎮痛作用があります。
・・・・は痛みを抑える一方、抗炎症作用を持っています。場所がどこであれ、炎症のリスクのある場所に働くのが、・・・・です。
セスキテルペンは必ず三つの作用があり、うっ滞除去、抗炎症作用、そして、鎮痛作用です。
・・・・は、このセスキテルペンを大量に含んでいます。
先ほど申しましたが、・・・・がない場合は、・・・・でも、・・・・、・・・・などで、代用することができます。
・・・・は、エーテルの分子で、優れた抗炎症作用を持っています。これも、鎮痛作用となります。
○ この・・・・は、皮膚に非常に効果があり、痒みを抑え、抗ヒスタミン作用、鎮痛、うっ滞除去、そして、抗炎症作用を持っています。精油の特徴は・・・・。
火傷をした時点で、必ず炎症とうっ滞があります。・・・・が持っている作用をさらに強化する意味で、・・・・がこれらの効果を支えます。
まず傷を早く回復させる力です。・・・・それが、・・・・でした。
昨日出て来ました。もちろん、・・・・も相変わらず入れてあります。
そして、抗炎症作用を利用して・・・・です。炎症を起こしている皮膚の炎症を抑えるのが、この・・・・です。
○ ・・・・、最後に・・・・、これが、鎮痛作用です。同時に痒みを抑える事ができるので、ここで、痛みと痒みを抑える事が出来ます。
テルペン系アルデヒド類の・・・・は、抗炎症作用です。これは、・・・・でした。予防して、同時に治療もできます。
・・・・はあまりよく知られていませんが、抗炎症作用があって、緊急報告があります。
セスキテルペンを含み、抗炎症作用を示す・・・・で、このセスキテルペンが同時にうっ滞除去作用を持っています。
一部が、こういった蚊に刺されて大きな反応を示す方がおられます。
そういう人のために・・・・、抗ヒスタミン作用、抗アレルギー作用を持っています。
・・・・がない場合は、・・・・で十分に代用できます。両方とも、・・・・が入っているからです。
・・・・、・・・・、・・・・で皮膚の上の細菌を殺します。
○ この場合は、・・・・を配置しましたが、・・・・よりもずっと皮膚に優しいので、ここへ配置しました。
皮膚に浸透して、傷を早く治す力もあります。この皮膚に早く浸透する役割が、・・・・です。出血を止める止血作用があるのが、・・・・です。
切り傷、傷で出血している場合は、この止血作用が強い・・・・が役に立ちます。
精油の中には、この止血作用を持つものは、二種類しかありません。
一つ目が・・・・で、もう一つが、・・・・です。どちらかを使用すればよいでしょう。
○ 目標とする器官は肝臓です。抗ヒスタミン作用は、セスキテルペンしかありませんでしたね。
充分なセスキテルペンを含んでいる・・・・の・・・・、・・・・の・・・・で、これで、抗アレルギー作用を得ます。
同時に、この二つは、肝臓のうっ滞除去作用を持ち、同時に、抗炎症作用を持っています。
すべてのタイプ、身体のどの部位でも起こる・・・・に、この二つは欠かすことの出来ない精油です。患者の体質に訴えかけるのが大切です。
・・・・を加えたのは、いろいろな臨床結果で、必ず・・・・によってよい結果が得られるからです。
この・・・・の存在が、何故・・・・作用があるのかわかっていません。どの分子がどういうメカニズムでというのがわかっていません。
今度は、症状が出てしまった場合ですが、同じ精油のブレンドになります。
抗ヒスタミン作用に、抗炎症作用、うっ滞を取り除き、痛みを取り除く作用が必要となってきます。
一つだけ、これら全てを備えているものがあります。それが、セスキテルペンです。
セスキテルペンを充分に含んだ精油は、・・・・です。さらに、・・・・には痒みを抑える力があります。
・・・・はよく痛みを伴います。・・・・にも抗炎症作用があります。これは、テルペン系エステルの分子を含んでいます。
神経組織に働きかけるのが、このテルペン系エステルの分子です。・・・・が、末梢神経に麻酔効果を与えて鎮痛します。こうして、神経を鎮めて痒みも抑えます。
痒み、皮膚に痒みが長い間感じられるという事は、神経的に悩んでいる、ストレス、イライラ感といったような神経トラブルを抱えています。そのために、痒みが長く続くために、・・・・で神経鎮静を行います。
・・・・は、痒みを感じる場合、ひっかいて、それが、皮膚を破いたり傷をつけたりするので、その皮膚の再生を速めるのがこの・・・・です。
○ 分子の作用を見てみると、いくつか代表的な血液循環の精油があります。セスキテルペノール分子(セスキテルペンアルコール類)です。静脈、リンパを強壮する作用があります。リンパ、静脈の血液循環をよくします。
血液循環がうまくいかないと、うっ滞を起こしたり炎症を起こしたりします。
もう一つの分子がセスキテルペン(セスキテルペン炭化水素類)ですが、これも血液循環に役立つ精油です。特に血液循環の他に、うっ滞除去効果に強いのが、セスキテルペンです。身体の外へ出て行くのを促進する効果があります。
血液がよく循環していかなくなると、うっ滞や浮腫が起こります。二つのグループの分子を含んだものが、二つの精油です。
一つは、・・・・、そして、二つ目は、・・・・です。
もう一つ、・・・・も、血液循環に効果があります。血腫を予防する力、すなわち、血液循環作用です。
炎症を起こしていると、やはり、うっ滞が起こりますので、抗炎症作用、そして、痛みを抑える力です。最後に・・・・を加えました。
血液のうっ滞が起こると、そこの部分が温まり、熱を帯びます。熱を持った疾患には、冷却する必要があります。
この・・・・の冷却作用は即効性があり、足がだるかったりうっ滞した足をすぐに治してくれます。
・・・・は、二つ大きな作用がありまして、炎症を抑え、血液の循環をよくする事です。
○ 皆様の薬箱に必要なのが、・・・・です。
・・・・傷を治す力があるので、打撲でも傷が出来ても使えますし、痛みを抑える力もあります。・・・・に劣るとも優るともいえるのが、・・・・です。
さらに、もっと効果が欲しいと思ったら、・・・・です。静脈及びリンパの循環を助けます。
効果が上がりますが、・・・・が素晴らしいので、特に加えるという義務はありません。
○ 痛みという場合、分子としては、・・・・が一番思い出されます。
・・・・の方は、即効性がさらにあります。・・・・の痛み止めの方は、少しゆっくりで時間がかかります。しかしながら、・・・・よりその効果が持続します。
・・・・と・・・・の両方を使うと痛みの緩和に使えます。
偏頭痛は、血液循環が悪いときに起こります。あるいは、首などの関節系で起こる事もあります。
・・・・は、血液循環をよくします。血液流動化作用があり、血圧を下げる力があります。血管を拡張して、血圧を調整しますが、その他に炎症を抑え痛みを抑える力もあります。
・・・・は、さらに痙れんを抑える作用ということで、頭痛の原因となる痙れんも抑えます。
最後に加えたのが・・・・です。セスキテルペンです。うっ滞除去作用を持っています。血液でも、その後の組織の循環にも働きます。当然、痛みを鎮めるのもこの・・・・です。
○ 非常に神経が敏感になっていますから、第一に自己開放、自分との問題からの距離を置くことです。それには、まず、・・・・です。
プラス、・・・・です。副交感神経に働くという事で、・・・・と相まって非常によいコンビとなります。神経系の不調、乱れに効果があるのが、・・・・です。
・・・・は、心臓の精油とも考えられ、心臓のリズムを整え、頻脈、頻拍に効果があります。これは、非常に高価な精油です。
予算によれば、・・・・を除いた・・・・と・・・・のブレンドでも大丈夫で、・・・・を抜いても非常によい結果を得られます。
○ 同時に血管を拡張させます。そのための最高の精油が・・・・です。高価ですが、緊急の場合は、迷ってはいられません。梗塞を防ぐ精油です。
例えば、心筋梗塞、脳梗塞です。それから、喘息の発作です。非常に緊急を有するケースです。非常に緊急な場合を要する疾患です。
次に・・・・です。・・・・でも結構です。・・・・の分子が非常に高い量含まれています。これはエーテルのグループに入っています。これは、抗痙れん作用に優れています。特に呼吸器系の疾患に効果があります。肺の痙れん、特に気管の拡張です。
・・・・もエーテルの分子です。この二つのエーテルが入った精油で、気管拡張作用をさらに発揮します。
そして、・・・・です。これはエステルの分子です。これも非常に優れた抗痙れん作用を持っています。
痙れんを抑えるということで、この 4つが非常に優れた作用となって現れます。
○ まず、皮膚を温める作用です。温められるので、毛細血管が拡張されます。筋肉、関節が血液を素早く受け入れるようになります。
さらに、・・・・は、抗血液凝固作用、つまり、血液流動化作用があります。
さらに、鎮痛作用もあります。抗炎症作用もあって、運動した後に起こりうる症状に有効です。
抗痙れん作用という事で、筋肉が拘縮するのを防ぎます。・・・・です。
これは、まず鎮痛作用です。筋肉を柔軟化して、痙れんを防ぎます。・・・・。
そして、乳酸ができますが、その乳酸をため込まないで表に排出することが大事です。留まると、筋肉が固くなります。
この・・・・が溜まった乳酸、老廃物の結晶を排出して痙れんを予防します。運動、強い力のいる仕事に必要不可欠なのが、この・・・・です。
・・・・がセスキテルペンを50%含んでいます。これが、痛みを抑え炎症を抑え、そして、・・・・と同様、抗血腫作用があります。
激しい運動をすると、筋肉が傷んだり、腱が傷んだりしますが、これらによって、運動による怪我を予防する事がで来ます。
○ 今回よく出て来た・・・・ですが、これが、そのプロフィールです。
・・・・もう一つの特徴は、分子が、この植物にしかなく、・・・・という分子です。これが、20%です。
・・・・ですが、これは・・・・に含まれている分子です。
・・・・という精油がありますが、その同じものが、・・・・にも含まれています。
それから、・・・・には・・・・という分子が含まれています。それから、・・・・含まれている・・・・という分子もあります。
セスキテルペンのいろいろな分子が含まれています。これによって、痛みと炎症が緩和されます。炎症を伴い痛みを伴う皮膚疾患にも有効です。
・・・・と・・・・の分子は切っても切り離せない関係にあります。プラス、・・・・です。これは、ほとんど・・・・の組成、構成といってもいいと思います。
・・・・のテルペン系アルデヒド類で炎症を抑え、痛みを抑えます。そして、同じ作用を持つ・・・・です。
・・・・が手元にない場合は、・・・・でいいです。・・・・
昨日のセミナーでも登場した「目的達成のための戦略」という考え方と相まって、そのために必要な「芳香分子や芳香成分類」の「固有作用や主な作用」を利用する考え方、そして、それらの作用を示す成分を含む「精油同士の組合せ」や、「相乗効果」など、非常にわかりやすい説明で、精油をブレンドする場合に、非常に役に立つ考え方でした。
最後になりましたが、そして、毎回の事ですが、講演者の方の下記のようなお別れのあいさつで、二日間のアロマテラピーセミナーが終了しました。
「 お別れの時間がまいりました。いつも約束を果たすように、自己免疫疾患に私も気をつけ、私もそのような疾患にかからないように努力します。
これから、免疫系と大事な消化器系にも、特に気をつけたいと思います。特に、日本のウィルスにかからないように注意したいと思います。
今日は、旅のいろいろなトラブルのお話しでしたが、帰って 3日後は、ケニアへ出発します。そこはまた色々事情がありますので、特に、健康に注意したいと思います。
しかし、ライム病を避けるような、忌避作用の精油のブレンドはないと思います。
今日、こんにち、この二日間、皆様とお会いできたように、来年も、同じような健康状態で、そして、皆様からもらう原点も、同じ条件でぜひお会したいと思います。
アロマテラピーは、これから、今、ドンドン世界に広がっていますが、さらに広げていくにはリレーが必要です。
私から発するものを皆様がさらに受け継いで、受け継いだ皆様が、周りの人々に、自分自身のミクロの世界からマクロへ広げていって、どんどん精油の力を知らしめて欲しいというのが、私の心からのお願いです。皆様にその使命を託して、また来年を迎えたいと思います。
どうぞ、よいご帰宅を、そして、よい夕べをお過ごし下さい」
なお、「・・・ 」内 は、当日、セミナー会場で、パソコンに直接入力した文章を、いただいた資料をもとに、改めて編集しなおした「ひまわり個人の資料」です。
したがって、タイプミス、解釈の間違い等があるかもしれません。個人の勉強にご利用いただくのは大変結構な事なのですが、その範囲を超えてのご使用は「著作権法上の問題に抵触する場合があります」ので、くれぐれもご注意をお願い致します。
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・「2015.10.12 アロマテラピーセミナー2015 その2」
・「2015.10.11 アロマテラピーセミナー2015 その1」
・「2014.10.13 アロマテラピーセミナー二日目を終え雨風強くなってきた東京を離れる 2014」
・「2014.10.12 台風19号接近の中アロマテラピーセミナー初日 2014」
・「2013.10.14 アロマテラピーセミナー2 2013」
・「2013.10.13 快晴の空にキンモクセイが映える日アロマテラピーセミナー1 2013」
・「2012.09.17 アロマテラピーセミナー二日目 2012」
・「2012.09.16 約一年ぶりの上京とアロマテラピーセミナー 2012」
・「2011.10.09 アロマテラピーセミナー 2011 その1」
・「2011.10.10 アロマテラピーセミナー 2011 その2」
・「2010.10.11 アロマテラピーセミナー 2010 その2」
・「2010.10.10 アロマテラピーセミナー 2010 その1」
・「2009.10.13 アロマテラピーセミナー 2009 その3」
・「2009.10.12 アロマテラピーセミナー 2009 その2」
・「2009.10.11 アロマテラピーセミナー 2009 その1」
・「2008.10.13 アロマテラピーセミナー 2008 その1」
・「2007.10.09 アロマテラピーセミナー2007 その1」
・「2006.11.04 アロマテラピーセミナー2006 その1」
・「2005.10.11 第一日目のアロマセミナー」
明日の秋田の最低気温は 15度、最高気温は 23度、そして、天気は「曇りのち雨」が予想されていました(YAHOO!JAPAN 秋田の天気予報 2018.10.08 22:00発表)。