今日の秋田は、朝から薄曇りでした。時おり晴れまが広がりましたが、時間が経つにつれ、だんだん雲が厚くなってきました。今にも雨が降り出しそうな天気です。朝の最低気温が 5.6度、日中の最高気温は 17.1度と、開花宣言で開き始めたばかりのサクラは、一気に花を咲かせる勢いでした。

下の写真は、昨夜の晩ご飯。左は、カボチャです。久しぶりに食べた感じ。中央は、アジのムニエルです。上にのっかっているのは、タイムです。右は、イカの刺し身です。

20070419カボチャ 20070419魚 20070419イカの刺し身

今日は、朝から山へ行きました。スイセンが盛りを迎えているようです。いろいろな形、色のスイセンがあります。色違いで、形の似ているスイセン、下の写真、左と中央です。右は、ボケの花のツボミ。今にもツボミがはじけて花が咲き出しそう。

20070420スイセン1 20070420スイセン2 20070420ボケの花

梅の花びらも木全体に広がってきました。下の写真、左は、高田梅の花です。今日は、今年初めての耕耘作業。ラベンダー畑の草が気になり始めていました。中央は、草がはびこり出してきた様子。右は、耕耘機でラベンダーのウネを耕した後の様子です。

全体的に曇りがちの天気でしたので、助かりました。時間があまり取れなかったので、今度は、もっと深く耕し、株と株の間の草取りもしないといけません。

20070420高田梅の花 200704ラベンダーの畑1 20070420ラベンダーの畑2

ラベンダーの葉の先端の色が、だんだん緑色になってきているのがわかります。もう二ヶ月もすると、ラベンダーの季節が到来します。こうして見ると、冬から春の季節が巡ってから、ラベンダーは急いで花芽をつけ美しくかぐわしい香りの花をつけ、人々を魅了させてくれるんですね。二ヶ月ってあっという間に巡ってきそうです。

20070420ラベンダーの畑3 20070420ラベンダーの畑4 20070420ラベンダーの畑5

帰りに目にするサクラの木は、花芽が膨らみ赤ピンク色がとても濃くなっているのがわかります。また、所々開花していました。小学校のある道を帰ってきました。この辺のサクラは、下の写真の通り、結構開花していました。場所によって、まちまちです。左は、お昼に食べたモヤシの野菜炒め。

20070420秋田市のサクラ1 20070420秋田市のサクラ2 20070420モヤシ野菜炒め

梅の香りがとてもいい香り。可愛らしい花です。

20070420高田梅の花1

上の写真も下の写真も同じ高田梅の花です。サクラも素晴らしいですが、梅もいいですね。どのくらいになるのでしょうか、雪や雨を耐えてきて、ようやくりっぱな花を咲かせてくれました。

20070420高田梅の花2

下の写真は、小学校前のサクラの花です。秋田では、今年初めてのサクラの花。後ろに小学校の校舎が見えます。

20070420秋田市のサクラ

今日夕方のラジオから、皇后様の様子が伝えられていました。ご病気は「精神的な疲れ」による「腸内出血」で、二週間が経ち快方に向かわれているとの事でした。

この「
精神的な疲れ」という原因から「腸内出血」を引き起こすという症状は、福田安保理論では、交感神経の緊張が続き、顆粒球による活性酸素の影響で組織破壊による炎症、という説明となるかもしれません。

ところが、このような考え方は、今でこそかなり浸透はしているものの、まだまだ受け入れられていないのが現状かもしれません。一般的にはまだしも、医学界ではどうなのでしょうか。

それが、今回の「
精神的な疲れ」と「腸内出血」との因果関係を認めた(かのような?)ご病気を伝えるニュースです。

一昨日、NHK で、ティラノザウルスという恐竜の物語を放送していました。その内容は、

・ティラノザウルスは、最強といわれているが
・ホーナー説では、化石だけでなく生態系の観点からも、死んだ動物の死体を食べていたという説
・カーペンター説では、そうではなく、はやり捕食動物であったとする説
・現在は、二分する両説の中庸説をとる

というものでした。古生物学の世界では、例えば、ティラノザウルスはこんな生物だったと、今ではなく、昔の事を推論することでいろいろな事柄を導き出すのだそうです。

その一つに、最強といわれているティラノザウルスの化石を調べてみると、両手の骨の長さや太さが、身体全体の割合に比べてとても短く細いことに気がつき、その両手で捕食して食料を手に入れることは困難である、という事柄を導き出した方がいました。その方が、ホーナー氏。

その仮説を裏付けるかのように、捕食と消化の関係を研究していた二人の学者によって明らかにされました。昔へ戻って生態系を調べることができませんから、自然の生態系にその答えを見つけ出し、ティラノザウルスの身体でも、少ない食料で生きる事ができ、捕食せずとも死んだ動物を見つけ出す事が可能であることを、科学的に証明しました。

ところが、カーペンター氏は、このティラノザウルスの捕食相手と考えられているアドロサウルス(だったと思います)の椎骨の一部が妙に欠けている事を発見して、やはり、ティラノザウルスは、捕食動物であったことを見いだします。

椎骨の一部が欠け、隣接した骨にもいくつかの傷のようなものがあり、かまれた跡のように見えました。どうも強力なアゴの持ち主のようで、その傷の形と、ティラノザウルスの歯の形状を確かめました。

しかも、その傷跡は、治っている形跡があり、死んだものではなく生きていたアドロサウルスを捕まえて食べる捕食動物だったことを突き止めます。

両説の登場によって、古生物学者は二分する事になるのだそうですが

・狩をする動物であっても、死体をあさる
・死体をあさる動物であっても、狩をする

ということで、どちらか一方の生態系であったとは言い切ることはできず、大切なのは「狩をして捕食」するという事と「死体を食べる」という事の二つのバランスによって見ないといけないという「中庸説」を支持するようになった、との事でした。

これらの事をテレビでは、いろいろな証拠を集め、蓄積し、それらのデータを分析することで確立している科学に対して「
科学とはどうあるべきか」ということを投ずる事になったと、結んでいました。

先日「千島学説」を調べていたら、フリー百科事典「
ウィッキペディア」で

・千島学説は「疑似科学」であるとみなされ
・学問的に受け入れられることはなかった
・少数の熱狂的な支持者は現在も活動している

という内容を見つけました。また「疑似科学」という内容を、同じフリー百科事典「ウィッキペディア」で調べてみると

・学問、学説、理論、知識、研究等のうち
・その主唱者や研究者が科学であると主張したり
・科学であるように見せかけたりしていながら
・科学の要件として広く認められている条件(科学的方法)を十分に満たしていないものを言う
・例えば、科学的方法をとっていないため科学雑誌への論文投稿が認められない
・そのため査読も経ていないものなど

ということでした。

皇后様のご病気の様子が伝えられたニュースで、いろいろな分野での「
科学のあるべき姿」を見た感じがしました。

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