今日の秋田は、穏やかで素晴らしい晴れまが広がりました。朝の最低気温が 4.8度、日中の最高気温は 15.9度と、気温の方も暖か。昨日、桜の開花宣言が出た秋田市ですが、花びらも安心して広げることができるでしょうね。

昨日、ちょっとした騒ぎがありました。それは、カラスの巣の撤去騒ぎです。何日か前から、どこからともなくカラスの変わった泣き声が聞こえていました。昨日の午後ですが、同じような泣き声が聞こえてきたので、その方向に目を凝らせてみると、電柱の途中に設置してある設備の所から、カラスの羽が見えました。

下の写真、左、設備の所から、小枝のような突起物が放射状に広がっている様子が伺えます。ちょうど、東北電力ニュースでも、カラスの巣の撤去の記事が載っていたところでした。

20070418カラスの巣 20070418撤去車両 20070418撤去作業開始

東北電力管内の電柱や鉄塔の上などに作られた巣の撤去数は、年間一万個を越えるという事ですから、ものすごい件数ですね。カラスは毎年、三月から六月頃に巣作りをするのだそうです。

東北電力に連絡すると、仙台のコールセンターにつながったようで、東通デイリーの隣の・・・といっても、わかるはずもありません。何県ですか?と逆に質問されてしまいました。

そして来たのが写真上の中央の車両。人間二人が、高い所の作業をするために、操作して昇降するようになっていました。

20070418撤去作業2 20070418撤去作業3 20070418巣を見つめる親ガラス

上の写真、左は、撤去作業の際に落下を防止する傘のような仕組みの網を広げ、巣に向かっている様子です。撤去作業が開始されても、しばらくカラスは動かず、撤去が難航していました。

上の写真、右、カラスが巣から立ち去ったものの、撤去される巣の周りで、独特の声を出して威嚇しているようでした。くちばしで電線をむしって抵抗している行動も見て取れました。

下の写真は、カラスが苦労して作り上げた巣です。きれいに作り上げられていました。苔のようなものまで敷かれていたようです。その巣の中には、五個のタマゴがありました。初めて見るタマゴ、青白い色をしていましたよ。木の枝など、細くしなやかな枝を利用して作られていました。

カラスには、苦労して作りあげ子孫を残すためのタマゴを暖めていた所、申し訳なかったのですが、この五個のタマゴがかえり、悪さ(人間の側からしたら)をしてもらっても困りますから、仕方がありません。それにしても、一万個の巣の撤去ということですから、すごい量となりますね。

20070418カラスの巣1 20070418カラスの巣2 20070418カラスの巣の材料

下の写真、左は、昨晩の夕暮れどきの様子。中央と右の写真は、実家の妹が撮って送ってくれた夜桜の様子です。中央は、会津美里町にある桜の夜桜風景(田原屋という所)。右は、会津若松市、建福寺のシダレ桜のライトアップです。

20070418昨晩の夕暮れ 20070418会津美里町の夜桜 20070418会津若松建福寺シダレ桜

この桜は、樹齢がわからないくらいの古木で、以前ここでのサクラを写した記憶がありました。探してみると、2005年の4月25日に写した写真がでてきました。それが下の写真です。

20050425建福寺シダレ桜

下の写真は、建福寺のシダレ桜の由来をしるしたもの。同じ日に撮影したものです。よく見ると、天然記念物として、会津若松市の指定文化財として指定されているんですね。

20050425天然記念物建福寺シダレ桜

下の写真、左は、焼き立てのパン。ふっくらとうまく焼き上がりました。中央は、昨夜の晩ご飯。ハンペンとモヤシの炒めものです。右は、今日のお昼に食べた野菜とエレンギのタマゴとじ。ご飯には、シソと梅が入っています。

20070418焼きたてのパン 20070418ハンペンとモヤシの炒め物 20070419野菜とエレンギのタマゴとじ

今日は、ちょっと、かわいそうなカラスの巣の撤去作業のお話でした。