今日の秋田は、朝から雨降りで、昨日と同じ。ただ、午前中は、降ったりやんだりの天気でしたが、午後三時過ぎからは晴れまが広がってきてまぶしいくらいの天気になりました。

朝の最低気温は 6.3度、日中の最高気温は 10.3度と、最高気温の方がいまいち上がりませんが、植物の花芽は一歩ずつ春の訪れを感じているようです。

下の写真は、昨夜の晩ご飯。左は、タマゴヤキにたくあんの入ったツァイポータンです。中央は、いもグラタン。上には生のバジルの葉っぱがのっかっています。右は、寿司サラダです。

20070414ツァイポータン 20070414いもグラタン 20070414寿司サラダ

下の写真、左は、ラベンダーのハチミツ。フタを開けると正しくラベンダーの香りが漂ってきます。味は、シナモンの香りの味にかなり近い味。何年ぶりかで食べたラベンダーのハチミツです。

中央は、スミレの花。右は、高田梅の花です。

20070415ラベンダーのハチミツ 20070415スミレの花 20070415高田梅の花

普通の梅の花よりもかなり開花が進んだ花梅の花、下の写真左です。中央は、スモモの花芽です。右は、何だかわかりますか。あけびの花芽です。

20070415花梅 20070415スモモの花芽 20070415あけびの花芽

山からの帰り道途中に出くわしためずらしい風景。耕耘機が公道を走っていました。ひまわりは助手席に乗っていましたから、失礼してパチリ。シャッターがほんのちょっと早かったようです。下の写真、中央は、秋田駅にほど近い場所に咲いていた梅の花。

右は、枝垂れ桜の花芽です。今日が秋田市のサクラの開花予想日でした。ここ数日最高気温が低かったようで、また、明日夕方から低気圧の影響を受け、数日先に見送られたようですよ。

20070415耕耘機 20070415梅の花 20070415枝垂れ桜の花芽

下の写真、左は、自宅近くに咲いていた梅の花とレンギョウの花です。中央は、お昼の豆カレー。右の写真は、夕方遅く妹から届いたサクラの写真。会津若松市の博物館の所で写したものだそうです。会津はもう満開なんですね。

20070415梅とレンギョウの花 20070415マメカレー 20070415会津若松の桜

下の写真は、秋田駅近くに咲く梅の花。満開の状態です。

20070415梅の花

先日届いた「ケモタイプ・アロマテラピー」の会報誌の中に、2006年のアロマテラピーセミナー質疑応答が載っていました。その中の質疑で、

Q:助産師や看護師がアロマトリートメントやアロマテラピーのアドバイスをなさっているようですが、医療資格のないセラピストが病院や産院などで活躍できる余地はあるのでしょうか。助産師とアロマセラピストとの連携は、医療現場では難しいですか。上手に行うためには、セラピストは何に気をつければよいのでしょうか。

という内容でした。

その応答が、医師、看護師、助産師、セラピストおのおのに同心円を描き、その四つの円がほどよく重なるように描いた図を利用し、

・それぞれが役割として担う部分が異なると考えている
・医療の現場において、患者さんの利益を優先し
・最良なケア提供のためには、医療資格を持った職種とその他の職種とが協働する必要がある
・アロマテラピーに限定せず、代替補完医療を求める患者さんと看護師さんのそれに対する知識や技術との間のジレンマ
・看護師さんが、代替補完医療への関心と必要性を感じている
・医療現場でセラピストと医療従事者との連携が求められている

ということで「セラピストが医療現場で活躍する場合、いろいろな障壁はあるが、多職種がそれぞれの役割を果たしつつ、総合的な情報を共有して、チームとして対象者に関われるような環境が望ましい」という事でした。

医療従事者は
2007.01.09 お医者さん、大丈夫ですか?でもご紹介しましたが、交感神経が毎日過剰に働き過ぎるくらい多忙な毎日を過ごされています。二、三日前に、長崎県の「ドクターヘリ」のテレビが放送されていました。どんな緊急事態が起こるかわからない状況の中、奥さん手づくりのお弁当を食べている時間に見せる微笑みが印象的でした。

昨日の朝刊には「
開業医 日曜も診察を」と題した記事が載っていました。厚生労働省が、開業医に対し地域で果たすべき役割として、

・日曜日や祝日、夜間も診療することなどを求めた
・今後の医療政策に関する報告書案

をまとめたのだそうです。いつでも携帯電話が通じるように、とも書いてありました。これ以上の忙しさは、患者さんの健康を守るべき医師が、ご自身の健康を害してしまいかねません。

医師のみならず、医療従事者は、医療現場で大変な緊張の中で毎日を過ごされており「代替補完医療」の必要性を感じながらも、そこまで、手が回らないのが実情かと思います。

以前
2006.08.19 プロ集団でも紹介しましたが、患者さんの利益を優先し、最良なケア提供を実現するために、西洋医学と東洋医学のそれぞれの専門家を、患者さんと同室で治療方針を話し合って、必要な治療を提供するというものでした。

先ほどの質疑応答にでてきた「
多職種がそれぞれの役割を果たしつつ、総合的な情報を共有して、チームとして対象者に関わる」事がよりいっそう望まれる環境に来ているのかと思います。

ハーブの事が載っている記事を見ていたら「
緩和ケア病棟の終末医療におけるアロマテラピー」というタイトルが目につきました。この記事は「2004.no.02 Herb Style 〜 誠文堂新光社」p110に載っていました。110というページタイトル、何かしら意味深。

この中でも一般病棟とは異なり「
よりその人らしく」過ごせるよう「患者さんの心身の苦痛や不安を和らげる」ことを目的として

・医療従事者
・ケースワーカー
・音楽療法士
・ボランティア
・家族など

が協力して「総合的なケアを行う場所」として「緩和ケア病棟」を考えておられる記事がありました。その中に、アロマテラピーを施すセラピストも当然のことながら入ってきます。

この場合、精油の選択、禁忌事項など、患者さんのカルテを作成して病状に応じた施術を施すことが求められます。全ての事が専門的で、なおかつ連携プレー。そして、目的は「
患者さんの心身の苦痛や不安を和らげる」事。

セラピストが患者さんへ施すマッサージ、ときには家族の方がマッサージをされる事も。この事の中から大切な対話が生まれ、患者さんとご家族のお互いの関係性の改善に役立つ場合もあるのだそうです。

また、奥様がご主人(患者さん)へ施されたマッサージをきっかけとして、セラピストを目指される方もおられるとのこと。

これからは、このような「
真(心)のセラピスト」を求める時代へと入ってきているようです。

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