今日の秋田は、一日中どんよりと曇り空でした。ただ、気温が今までとは違った推移を示しています。朝の最低気温が 2.5度でしたが、最高気温は 14度と、ちょっと驚き。午後 6時の気温でも 11.5度と、ストーブがいらないくらいの暖かさでした。ただ、明日から荒れ模様の天候となるようです。
下の写真は、昨夜の晩ご飯。左は、モヤシとチクワのカレーパウダー炒め。中央と右は、イカの料理ですが、煮つけと刺し身です。
下の写真は、山の梅の花芽。彼岸の中日を過ぎて、最高気温も高くなりましたが、朝は氷点下が多かったせいか、深紅の花梅の開きかけた花びらが寒さで痛んでいるようでした。このまま暖かい日が続くと、一気に開花を迎えますね。
ひろっこがもうこんなに伸びてきました。白いベタッとしたものは、寒さで痛んだ昨年の茎の部分。ラベンダーもよく見てみると、わずかですが銀灰色がやや緑がかっているようです。写真のラベンダーはおかむらさき。
その傾向は、店の前のラベンダーの方が顕著です。かなり緑色が濃くなってきました。下の写真、中央と右は、今日のお昼ご飯。ウドセロリミョウガの炒め煮と、お茶漬け。
今日、看護師さんが来られました。主に循環器科を中心に看護されていらっしゃるようです。彼女は、アロマテラピーのセミナーを受講された方なので、先日来の記事をお話しました。「先日来の記事」とは、毎週月曜日の夕刊に連載されている「精油を利用したメディカルアロマテラピー」の事。
・「2007.03.20 アロマの効用 2 アロマ外来」
・「2007.03.13 アロマの効用と題した新聞記事」
です。彼女は、県内の総合病院で働いており、以前「2005.07.13 総合病院で導入しているのは珍しい」でご紹介した方のお一人です。
あれ以来、とても苦労されたようですが、医療の現場で精油を利用する機会が多くなったとの事でした。ご紹介した記事を元に、医師と看護師、助産師が補助療法として施している医療現場が多くなって来ていることなど、いろいろお話をしていました。
そしたら、彼女の働く医療現場でも「ある精油」が活躍しているとの事でした。その「医療現場」と「精油」とは、
・電気ショックを施した後のヤケドの手当て
・ラベンダー アングスティフォリア Lavandula angustifolia
でした。
循環器系の看護をされている医療現場では、「心房細動」という症状が心不全になりやすく、その治療に「電気ショック」を施す場合があるそうです。
心房細動という症状は、脈拍の間隔がバラバラになる不整脈なのだそうです。これは、心房という心臓の一部にあたる部屋が、小刻みに震えるため、血液がよどみやすく血のかたまりができやすくなり、その結果、心不全や脳梗塞などを引き起こしやすくなる病気のようです。
通常、この治療には薬剤が使われるそうなのですが、調べてみると
・心拍数のコントロールにジギタリスや
・血栓予防に抗凝固剤、抗血小板薬
が使われているようです。また、脳梗塞になりやすいと判断された方には
・ワーファリンやアスピリン
なども使われるようですよ。
そして、今回のブログタイトルである「電器シック」、これは、薬剤があまり作用しなかった場合や、心機能が低下している場合などに使われるそうです。
電気ショックを施す場合には、その準備として、意識を一時的に落として、施術後のヤケドを防ぐように、ジェルやパットなどが使われるのだそうですが、どうしてもヤケドをする患者さんもおられるそうです。
そのとき、ヤケドによる痛みや精神的なストレスの軽減にラベンダー アングスティフォリア Lavandula angustifolia を利用するのだそうです。いろんな使い方があるようですが、このような臨床例が、秋田県内でも数多くご紹介できるといいですね。医療現場での実際の使い方を教えていただき、どうもありがとうございました。
● 関連記事
○「精油の化学関連の目次」
○「医療関連の目次」
○「薬と身体関連の目次」
・「2007.04.02 アロマの効用 4 集中力」
・「2007.04.01 変形性膝関節症に見る精油」
・「2007.03.30 緩和ケア外来」
・「2007.03.28 酸素マスクとベルガモット」
・「2007.03.26 アロマの効用 3 変形性膝関節症」
・「2007.03.24 電気ショックとラベンダー」
・「2007.03.20 アロマの効用 2 アロマ外来」
・「2007.03.13 アロマの効用と題した新聞記事」
・「2006.02.25 普段は納豆菌、薬は納豆禁」
・「2006.02.17 グレープフルーツ禁、納豆禁」
・「2006.02.11 ヤナギナツユキアスピリン」
・「2005.07.13 総合病院で導入しているのは珍しい」
下の写真は、昨夜の晩ご飯。左は、モヤシとチクワのカレーパウダー炒め。中央と右は、イカの料理ですが、煮つけと刺し身です。
下の写真は、山の梅の花芽。彼岸の中日を過ぎて、最高気温も高くなりましたが、朝は氷点下が多かったせいか、深紅の花梅の開きかけた花びらが寒さで痛んでいるようでした。このまま暖かい日が続くと、一気に開花を迎えますね。
ひろっこがもうこんなに伸びてきました。白いベタッとしたものは、寒さで痛んだ昨年の茎の部分。ラベンダーもよく見てみると、わずかですが銀灰色がやや緑がかっているようです。写真のラベンダーはおかむらさき。
その傾向は、店の前のラベンダーの方が顕著です。かなり緑色が濃くなってきました。下の写真、中央と右は、今日のお昼ご飯。ウドセロリミョウガの炒め煮と、お茶漬け。
今日、看護師さんが来られました。主に循環器科を中心に看護されていらっしゃるようです。彼女は、アロマテラピーのセミナーを受講された方なので、先日来の記事をお話しました。「先日来の記事」とは、毎週月曜日の夕刊に連載されている「精油を利用したメディカルアロマテラピー」の事。
・「2007.03.20 アロマの効用 2 アロマ外来」
・「2007.03.13 アロマの効用と題した新聞記事」
です。彼女は、県内の総合病院で働いており、以前「2005.07.13 総合病院で導入しているのは珍しい」でご紹介した方のお一人です。
あれ以来、とても苦労されたようですが、医療の現場で精油を利用する機会が多くなったとの事でした。ご紹介した記事を元に、医師と看護師、助産師が補助療法として施している医療現場が多くなって来ていることなど、いろいろお話をしていました。
そしたら、彼女の働く医療現場でも「ある精油」が活躍しているとの事でした。その「医療現場」と「精油」とは、
・電気ショックを施した後のヤケドの手当て
・ラベンダー アングスティフォリア Lavandula angustifolia
でした。
循環器系の看護をされている医療現場では、「心房細動」という症状が心不全になりやすく、その治療に「電気ショック」を施す場合があるそうです。
心房細動という症状は、脈拍の間隔がバラバラになる不整脈なのだそうです。これは、心房という心臓の一部にあたる部屋が、小刻みに震えるため、血液がよどみやすく血のかたまりができやすくなり、その結果、心不全や脳梗塞などを引き起こしやすくなる病気のようです。
通常、この治療には薬剤が使われるそうなのですが、調べてみると
・心拍数のコントロールにジギタリスや
・血栓予防に抗凝固剤、抗血小板薬
が使われているようです。また、脳梗塞になりやすいと判断された方には
・ワーファリンやアスピリン
なども使われるようですよ。
そして、今回のブログタイトルである「電器シック」、これは、薬剤があまり作用しなかった場合や、心機能が低下している場合などに使われるそうです。
電気ショックを施す場合には、その準備として、意識を一時的に落として、施術後のヤケドを防ぐように、ジェルやパットなどが使われるのだそうですが、どうしてもヤケドをする患者さんもおられるそうです。
そのとき、ヤケドによる痛みや精神的なストレスの軽減にラベンダー アングスティフォリア Lavandula angustifolia を利用するのだそうです。いろんな使い方があるようですが、このような臨床例が、秋田県内でも数多くご紹介できるといいですね。医療現場での実際の使い方を教えていただき、どうもありがとうございました。
● 関連記事
○「精油の化学関連の目次」
○「医療関連の目次」
○「薬と身体関連の目次」
・「2007.04.02 アロマの効用 4 集中力」
・「2007.04.01 変形性膝関節症に見る精油」
・「2007.03.30 緩和ケア外来」
・「2007.03.28 酸素マスクとベルガモット」
・「2007.03.26 アロマの効用 3 変形性膝関節症」
・「2007.03.24 電気ショックとラベンダー」
・「2007.03.20 アロマの効用 2 アロマ外来」
・「2007.03.13 アロマの効用と題した新聞記事」
・「2006.02.25 普段は納豆菌、薬は納豆禁」
・「2006.02.17 グレープフルーツ禁、納豆禁」
・「2006.02.11 ヤナギナツユキアスピリン」
・「2005.07.13 総合病院で導入しているのは珍しい」