朝起きると、晴れまがカーテン越しに見えました。ところが、外は、この冬一番の積雪の感じ。最低気温 - 2.2、最高気温でも 2.2と、寒い一日でした。

下の写真、左は、昨日の鶏手羽先と野菜の煮つけ丼です。中央は、朝の風景。ラベンダーにも雪が積もり、ようやく冬到来という感じです。

20070112鶏の手羽先と野菜の煮つけ丼 20070113雪景色 20070113ラベンダー

下の写真、左は、ラベンダーの畑。中央は、雪のマントをつけた樹木。雪の下には、西洋ナツユキ草が。葉っぱが黄緑色になっていました。

20070113ラベンダー畑 20070113山の雪景色 20070113西洋ナツユキ草

下の写真、左は、月桂樹の葉と花芽に積もった雪。中央は、ローズマリーです。右は、お昼に食べた焼きそば。

20070113月桂樹 20070113ローズマリー 20070113焼きそば

下の写真、空全体は鉛色に染まっているのですが、その間からスカイブルーの色。何ともいえない気持ちよさです。ちょうどうまい具合に、雪が葉を落とした栗の枝にちょこんと乗っかっています。このままラベンダーも冬眠させてあげたいのですけど。

20070113ラベンダー畑

下の写真、帰りの山の峠にも、青空が白黒の世界にちょっぴり出ていました。周りの杉の枝にも雪の衣がついていました。

20070113峠の雪景色

下の写真、ROSSO(ネコ・パブリッシング) No.111 2006.10 月号に掲載された「フェラーリ」。ひまわりのフェラーリではありませんよ。先日ご紹介した「フェラーリの生き字引き(宇宙一の車馬鹿を目指して(外部リンク))」の友人のものですからね。

20070113フェラーリ

昨日、yumi さんのブログPause cafe(外部リンク)にて、

「ところで、「外胚葉」で思い出しましたが、暮れの集いでドクターから興味深いお話を伺いました。ミラノで、驚異の発見があったとか。神経幹細胞が骨髄の造血細胞に変換できるのだと。イタリーやカナダの科学者が関わっているようです。」

というコメントをいただきました(美人画の眉(外部リンク:Pause cafe))。このコメントから、このブログでもよく登場する「千島学説」を思い出しました。・・・・・(1)

そして、今日の新聞には「幹細胞で脳梗塞治療」というタイトルの記事が載っていました。これは、骨髄の幹細胞から脳神経細胞の再生を促す「サイトカイン」の働きによって、血管や神経の再生を促す、というもの。・・・・・(2)

また、今日のテレビでは「インドを紹介する」番組が放送されていました。・・・・・(3)

たまたま、「神経幹細胞が骨髄の造血細胞に変換できる」というコメントから、今日の新聞とテレビの情報によって、下記の図のような「連想ゲーム」的なつながりが頭の中でネットワークを作りました。

20070113連想ゲーム

(1) コメントと千島学説の関係

胚葉学では、神経系は外胚葉、血管系は中胚葉という「胚葉」から発生している、としています。コメントでは、その区別なく、外胚葉である神経幹細胞から、中胚葉の造血細胞を作る事ができるということで、胚葉学的には不思議な関係となります。脳と血液は発生の初期段階で形成される受精卵の中で作られる「異なる胚葉」に由来するからです。

したがって、体質形態学に胚葉学で用いられている「発生学」とも深い関係にあるわけで、その点にとても興味を持ちました。

ところが、「千島学説」という別の観点から、その様子をうかがうと、すべての細胞は、「赤血球」からなるという考え方で説明がつきそうです。上記図の「千島学説」では、青色の線が「正常分化」、赤色の線は「逆分化」であらわされています。神経細胞は「赤血球」の次の段階である白血球から「分化」することがわかります。

また、骨及び骨髄も同じように白血球から「分化」することがわかります。コメントでは、「神経幹細胞が骨髄の造血細胞に変換できる」という事でしたから、神経細胞に分化した正常細胞が、何らかの条件で「逆分化」し、白血球へ戻り、それが、正常な分化の過程を経て、「骨髄」へ「分化」したと説明することができないでしょうか。

アンジェロ・L・ヴェスコーヴィ博士の指導のもと、イタリアとカナダの科学者が、ミラノで、どのようにして「神経幹細胞が骨髄の造血細胞に変換できた」のか、の仕組みを調べてみたいですね。

(2) コメントと今日の新聞の関係

これは、骨髄の幹細胞から脳神経細胞の再生を促す「サイトカイン」の働きによって、血管や神経の再生を促すことですから、直接、骨髄の幹細胞から神経細胞、というわけではありません。その神経細胞の「再生を促す働き」という不思議な力に興味があります。

(3) コメントと今日のテレビの関係

テレビ番組については、とてもおもしろい内容でした。インドのジャイプールというところの「ジャンタルマンタル」というところに、正確に時をはかる「日時計」がありました。川の氾濫などを知るため、正確な暦を作る必要があったため、このような日時計が作られたとの事です。

そして、これらを利用して「いつ何が起こったか」という記録は、5,000年という途方もない記録として「55,000冊」もの集大成としてデータベース化されているのだそうです。
・・・・・(4)

また、これらを利用して「インド占星術のパンチャング」が、現在でも利用され、人生の 120年間の運命の縮図までもが作成されているそうです。生まれた日は同じでも、時間や場所によって、全く違った人生が展開されるという考え方のようで、その日のその時刻の「東の空に見える星座」の配列が影響を及ぼすのだそうです。・・・・・(5)

これって、生命の誕生やその後の細胞の分化にとても影響を及ぼす「因子」にはなるまいか?、などと思いを連想ゲームのように頭の中で楽しんだひまわりでした。・・・・・(6)

詳細については、おいおい勉強していきたいと思います。そうそう、インドの古医学である「アーユルヴェーダ」との関係も見えてきそうですよね。

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脳・神経関連の目次
千島学説関連の目次
2007.02.14 千島学説とアユルヴェーダ
2007.02.12 体質形態学と千島学説
・「2007.01.13 細胞の分化と連想ゲーム」

2006.05.29 クロトーそして自食作用と千島学説
2006.01.12 発生学と千島学説
2006.01.11 ES細胞と千島学説
2005.08.31 千島学説と福田安保理論