● ひまわりが勝手に選んだ植物療法関係の記事一覧です(月別に並べてあります)
・植物療法に関係のある記事のもくじ(2005.06.04 〜 現在まで)
今日の秋田市は、もったいないくらいの快晴の天気。最低気温は結構低かったようですが、日中の気温は、かなり上がった様子です。朝の天気予報では、やく一ヶ月前の最高気温のレベルの予想をしていましたが、そんな感じを受けました。
ただ、今週末は冷え込むようで、その温度差がとても体に影響を与えそうです。八幡平の紅葉の写真が夕刊に載っていました。広葉樹が黄色、オレンジ、赤と色鮮やかな色彩を放っていました。
上の写真、左と中央は、お昼に食べたカレー雑炊。たぶん、このような組み合わせは食べた記憶がありません。それが、とってもおいしいんですよ。ダシでカレーをのばして雑炊にしたものです。右は、晩ご飯のおかずのシュウマイ。
上の写真は、晩ご飯です。野菜炒め、ギョウザ、そして、イカとサトイモのユズ、青ジゾ和え。それに、写真にはありませんが、赤ワインでした。
今日の午前中は、アロマテラピーのセミナーでした。ケモタイプの精油を中心に考えるアロマテラピーでは、芳香分子や芳香成分類、そして、それらの固有作用、主な作用を理解することがとても大切ですが、その概念を大きな枠組みでとらえる事も重要です。
いろいろな芳香成分類の主な作用と、その主な作用の内容を、身体の仕組みや生理と関連付けてお話していたときの事です。芳香分子っていうのは、学校で例えると、一人一人の生徒のこと。おのおのの生徒は、それぞれの個性を持っていて、その個性が際立って目立っているのを、その生徒の特徴をあらわす個性と考えるとどうでしょうか。
そんな説明をしていたら、わかりやすいという事で、調子にのったひまわりは、ならば、学級のクラスがあって、そのクラスには担任がいます。担任にも、独自の個性を発揮する先生っていたもんですよね。その担任がクラスをまとめていて、長い間そのクラスにいると、どういうわけか、その担任の個性が、各自の生徒に影響を与える事もあり、それをクラス全体の特徴と考えてみたらどうでしょうか、などとわかりやすいのか、わかりにくいのか、そのような話で説明してみました。
一人一人の生徒が「芳香分子」。その生徒のうち、際立って目立つ個性というのを「固有作用」。担任が担当するクラスを「芳香成分類」として、その担任の個性が「主な作用」。本来は、芳香成分類は、基本骨格の炭化水素プラス官能基による分類で、芳香分子はその一つ一つの組成の成分。特にモノテルペン炭化水素類やセスキテルペン炭化水素類のように、分子式で同じ仲間(分子式は同じ)でも、その構造が違うのが芳香分子となるのですが、この際、あまり固い事をいわないで、そのような話をしてみました。
で、精油には、芳香分子が、例えば、ラベンダー アングスティフォリア Lavandula angustifolia であれば、200 〜 300 種類含まれているわけですから、これを、ちょっと例えは難しいのですが、ある目的をもって選抜された、一人一人の生徒さんと置き換えてみました。
学生時代、ひまわりは長距離走にたけていましたが、陸上部ではありませんでした。それで、生徒を、クラス別ではなく、陸上の長距離走にたけた生徒だけを学校から選抜した集合体と考えてみました。生徒には個性があり、その生徒を担当する担任の個性も色濃くでています。でも、その生徒は、長距離走にたけた生徒でもあります。
長距離走にたけた生徒の選抜の集合体というのが、実は精油に該当する概念。ケモタイプでは、
・芳香分子、その芳香分子が属する芳香成分類の固有作用や主な作用を勘案し、
・かつ、そいうった芳香分子が、主にどのくらいの平均含有量で含まれているのか、
・よって、精油全体として考えたとき、それらの主な芳香分子や芳香成分類が含まれていることによって、精油にどのような効能が推測できるのか、
を考えて、精油の選択をします。
それらのことが、経験を重ねることによって、こういう目的(特に複合的な目的)に対して、この精油が有効に働く、というをとを即座に選択することが可能となります。これは、長距離走に長けた生徒を、陸上部の監督さんが、そのことを見抜いて選抜するのと似ていると思います。
精油は、単品で用いる場合もありますが、ブレンドすることで、よりいっそうの効果を発揮することができます。陸上部の監督さんが、長距離走だけではなく、短距離走やら、走り幅跳び・・・、そういった競技にたけた生徒の選抜を、効率的に行うことによって、陸上部という全体のパワーを発揮させる事ができるのと同じではないかなぁと思います。
的外れな説明かもしれませんが、初めての方に難しい名称の精油、芳香分子、芳香成分類、固有作用、主な作用、それぞれの作用の内容などの概念を理解していただくには、ちょっとだけ効果があったようです。
関連記事
・「2006.02.03 芳香成分類の名称」
・「2006.01.29 共有結合」
・「2006.01.27 炭素の手は4本」
・「2006.01.22 炭化水素基と官能基」
・「2006.01.20 精油の化学と基本骨格」
・植物療法に関係のある記事のもくじ(2005.06.04 〜 現在まで)
今日の秋田市は、もったいないくらいの快晴の天気。最低気温は結構低かったようですが、日中の気温は、かなり上がった様子です。朝の天気予報では、やく一ヶ月前の最高気温のレベルの予想をしていましたが、そんな感じを受けました。
ただ、今週末は冷え込むようで、その温度差がとても体に影響を与えそうです。八幡平の紅葉の写真が夕刊に載っていました。広葉樹が黄色、オレンジ、赤と色鮮やかな色彩を放っていました。
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上の写真、左と中央は、お昼に食べたカレー雑炊。たぶん、このような組み合わせは食べた記憶がありません。それが、とってもおいしいんですよ。ダシでカレーをのばして雑炊にしたものです。右は、晩ご飯のおかずのシュウマイ。
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上の写真は、晩ご飯です。野菜炒め、ギョウザ、そして、イカとサトイモのユズ、青ジゾ和え。それに、写真にはありませんが、赤ワインでした。
今日の午前中は、アロマテラピーのセミナーでした。ケモタイプの精油を中心に考えるアロマテラピーでは、芳香分子や芳香成分類、そして、それらの固有作用、主な作用を理解することがとても大切ですが、その概念を大きな枠組みでとらえる事も重要です。
いろいろな芳香成分類の主な作用と、その主な作用の内容を、身体の仕組みや生理と関連付けてお話していたときの事です。芳香分子っていうのは、学校で例えると、一人一人の生徒のこと。おのおのの生徒は、それぞれの個性を持っていて、その個性が際立って目立っているのを、その生徒の特徴をあらわす個性と考えるとどうでしょうか。
そんな説明をしていたら、わかりやすいという事で、調子にのったひまわりは、ならば、学級のクラスがあって、そのクラスには担任がいます。担任にも、独自の個性を発揮する先生っていたもんですよね。その担任がクラスをまとめていて、長い間そのクラスにいると、どういうわけか、その担任の個性が、各自の生徒に影響を与える事もあり、それをクラス全体の特徴と考えてみたらどうでしょうか、などとわかりやすいのか、わかりにくいのか、そのような話で説明してみました。
一人一人の生徒が「芳香分子」。その生徒のうち、際立って目立つ個性というのを「固有作用」。担任が担当するクラスを「芳香成分類」として、その担任の個性が「主な作用」。本来は、芳香成分類は、基本骨格の炭化水素プラス官能基による分類で、芳香分子はその一つ一つの組成の成分。特にモノテルペン炭化水素類やセスキテルペン炭化水素類のように、分子式で同じ仲間(分子式は同じ)でも、その構造が違うのが芳香分子となるのですが、この際、あまり固い事をいわないで、そのような話をしてみました。
で、精油には、芳香分子が、例えば、ラベンダー アングスティフォリア Lavandula angustifolia であれば、200 〜 300 種類含まれているわけですから、これを、ちょっと例えは難しいのですが、ある目的をもって選抜された、一人一人の生徒さんと置き換えてみました。
学生時代、ひまわりは長距離走にたけていましたが、陸上部ではありませんでした。それで、生徒を、クラス別ではなく、陸上の長距離走にたけた生徒だけを学校から選抜した集合体と考えてみました。生徒には個性があり、その生徒を担当する担任の個性も色濃くでています。でも、その生徒は、長距離走にたけた生徒でもあります。
長距離走にたけた生徒の選抜の集合体というのが、実は精油に該当する概念。ケモタイプでは、
・芳香分子、その芳香分子が属する芳香成分類の固有作用や主な作用を勘案し、
・かつ、そいうった芳香分子が、主にどのくらいの平均含有量で含まれているのか、
・よって、精油全体として考えたとき、それらの主な芳香分子や芳香成分類が含まれていることによって、精油にどのような効能が推測できるのか、
を考えて、精油の選択をします。
それらのことが、経験を重ねることによって、こういう目的(特に複合的な目的)に対して、この精油が有効に働く、というをとを即座に選択することが可能となります。これは、長距離走に長けた生徒を、陸上部の監督さんが、そのことを見抜いて選抜するのと似ていると思います。
精油は、単品で用いる場合もありますが、ブレンドすることで、よりいっそうの効果を発揮することができます。陸上部の監督さんが、長距離走だけではなく、短距離走やら、走り幅跳び・・・、そういった競技にたけた生徒の選抜を、効率的に行うことによって、陸上部という全体のパワーを発揮させる事ができるのと同じではないかなぁと思います。
的外れな説明かもしれませんが、初めての方に難しい名称の精油、芳香分子、芳香成分類、固有作用、主な作用、それぞれの作用の内容などの概念を理解していただくには、ちょっとだけ効果があったようです。
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・「2006.01.29 共有結合」
・「2006.01.27 炭素の手は4本」
・「2006.01.22 炭化水素基と官能基」
・「2006.01.20 精油の化学と基本骨格」
これは、いつだったか、ナードの会報誌で、認定講師の方が、実際に
ご自分の講座で行っていた取材レポートとして載っていのを記憶しています。
おもしろいでしょ。このような、わかりやすい言葉やイメージを使って、
まず、概略の理解をしていただき、先へ進んでいくようなスタイルが
はじめてケモタイプを勉強する方々には楽ですし、楽しいでしょうね。