● ひまわりが勝手に選んだ植物療法関係の記事一覧です(月別に並べてあります)
・植物療法に関係のある記事のもくじ(2005.06.04 〜 現在まで)
昨夜は、夜遅くまで雨が降っていました。実は、今日、恒例の幼稚園の栗拾いの日でしたから、天気がとても気になっていました。朝起きると、日ごろのおこないがよいせいか(幼稚園児ですよ)、晴れ間が広がり、昨日の雨もそれほどきにならないくらい。
午前中、雨雲が広がりましたが、パラパラ一時降っただけ、とても気持ちのよい栗拾いでした。
上の写真は、昨夜のご飯。中華丼とカニとアスパラのサラダです。右は、今日の夜食べちゃった白あん入りのきんつば。
上の写真は、山へ行ったとき、お隣の家のお庭に咲いていたいろいろな草花。もちろん許しを得て撮りましたよ。中央の紫式部しか知りません。
上の写真も同じ。ちょっと珍しいものを見つけました。というか、ひまわりが知らないだけのようです。左は、椿ですが、実をつけています。何でもこの実の中に種が入っているのだそうです。
通常は、上の写真、中央のような花芽が中央についています。ところが、左の写真のように、赤い実をつけているんです。丸い大きな実でした。右の写真は、山椒の実です。
昨夜の雨と風で、栗は結構落ちていましたよ。それに、ちょうど筑波という栗が盛りをむかえていました。上の写真、左が筑波という品種の栗。中央は、改良した甘栗。右は、トゲのない栗のイガです。めずらしいでしょ。
昨年も「2005.10.03 幼稚園の栗拾い」で、ご紹介しました。今年も栗拾いの季節がやってきました。今日は、年中さんのみんながやってきました。月、空、虹の三クラスだったかな。明後日は年長さんのクラスです。雨の影響もなく、みんな楽しんで栗拾いしていた様子。記事を見てびっくり、昨年と同じ日の 3日でした。
昨日の夕刊に、「肥満を抑えるタンパク質」という見出しの記事が載っていました。メタボリックシンドロームの治療として、今後の応用が期待されるなんて、書かれてありましたから、とても興味をもってしまいます。そこで、ちょっと以前から調べていた肥満と脳の関係とも、とても関連がありますのでご紹介したいと思います。
下の図は、視床下部の主な部位をあらわしたものです。ひまわりが、慣れないお絵書きで、とてもてこずりましたが、だいたいの概要がおわかりいただければいいかなぁと思っています。肥満に、特に関係のある部位が、副内側核 VMH と外側核(群)という視床下部にある神経核の部分。
上の図の副内側核 VMH と外側核(群)のおよその位置関係がおわかりいただけたところで、下記の図です。それらの神経核(神経細胞の集合体)が、食べ物やホルモン、神経伝達物質とどのようにかかわっているのかを示しています。
・血中のブドウ糖の濃度が高くなると、満腹中枢として機能する副内側核 VMH が刺激されて、お腹がいっぱと感じます
・逆にいえば、摂食中枢は抑制されることになります
・もちろん、食べないでいると血糖値が下がります(インスリンの働き)から、逆の状態が起こり、食欲が起こってきます(摂食中枢)
・一方、お腹がすいてきたときに、脂肪が分解され、脂肪酸が摂食中枢として機能する外側核を刺激します
・この事は、ダイエットにより「脂肪を燃焼させる」ことは、結果的に、脂肪酸が増えて、摂食中枢を刺激してしまうことにかかわっているようです
・また、レプチンという脂肪細胞で作られるホルモンが、エネルギーの取り込みと消費にとても重要な役割をえんじている事がわかっています
・脳は、このレプチンを使って、脂肪が増えれば満腹中枢を刺激して、満腹感を与え、脂肪が減れば摂食中枢を刺激して食欲を与えるようにしている
・このレプチンによって、脂肪そのものの増加を、満腹中枢と摂食中枢に働きかけることで、コントロールしているともいえる
・次に、セロトニンがかかわっているという事
・セロトニンが多くなると、満腹中枢を刺激して、食欲を抑制してくれる方向へ働きます
・セロトニンは、心の病である「うつ」ととても関係のある脳内の神経伝達物質で、感情とも深くかかわっている
・そのセロトニンと関係しているのが女性ホルモン
という、とても複雑なメカニズムになっているといわれています。セロトニンは、トリプトファンというアミノ酸から作られますが、そのセロトニンは、眠りと関係の深いメラトニンとも関連があります。女性ホルモンが低下して、セロトニンの働きを低下させると、摂食中枢を刺激することになります。そのとき、感情は、とても攻撃的になるということです。
前置きが長くなりましたが、夕刊の記事には、これらの要因の他に、強い食欲抑制作用を示すタンパク質である「ネスファチン1」が、視床下部に存在することが確認されたということが載っていました。
さきほどの、レプチンが、肥満となり脂肪が増えてくると抵抗性が出てきてあまり作用しなくなることがわかり、今回の物質にはそのような抵抗性がない、というこで、肥満やメタボリックシンドロームに有効、ということになったようです。
食べ物を食べることによる満足度、すなわち、心地よい満腹感という感情、一転して、空腹時に起こる怒りや攻撃的な感情、いろいろな要因がありましたが、すべて、自律神経や内分泌系の中枢として働く視床下部に集約されていること、とても興味があります。
今後、これらの事をもっと掘り下げて見てみたいと考えています。
・植物療法に関係のある記事のもくじ(2005.06.04 〜 現在まで)
昨夜は、夜遅くまで雨が降っていました。実は、今日、恒例の幼稚園の栗拾いの日でしたから、天気がとても気になっていました。朝起きると、日ごろのおこないがよいせいか(幼稚園児ですよ)、晴れ間が広がり、昨日の雨もそれほどきにならないくらい。
午前中、雨雲が広がりましたが、パラパラ一時降っただけ、とても気持ちのよい栗拾いでした。
上の写真は、昨夜のご飯。中華丼とカニとアスパラのサラダです。右は、今日の夜食べちゃった白あん入りのきんつば。
上の写真は、山へ行ったとき、お隣の家のお庭に咲いていたいろいろな草花。もちろん許しを得て撮りましたよ。中央の紫式部しか知りません。
上の写真も同じ。ちょっと珍しいものを見つけました。というか、ひまわりが知らないだけのようです。左は、椿ですが、実をつけています。何でもこの実の中に種が入っているのだそうです。
通常は、上の写真、中央のような花芽が中央についています。ところが、左の写真のように、赤い実をつけているんです。丸い大きな実でした。右の写真は、山椒の実です。
昨夜の雨と風で、栗は結構落ちていましたよ。それに、ちょうど筑波という栗が盛りをむかえていました。上の写真、左が筑波という品種の栗。中央は、改良した甘栗。右は、トゲのない栗のイガです。めずらしいでしょ。
昨年も「2005.10.03 幼稚園の栗拾い」で、ご紹介しました。今年も栗拾いの季節がやってきました。今日は、年中さんのみんながやってきました。月、空、虹の三クラスだったかな。明後日は年長さんのクラスです。雨の影響もなく、みんな楽しんで栗拾いしていた様子。記事を見てびっくり、昨年と同じ日の 3日でした。
昨日の夕刊に、「肥満を抑えるタンパク質」という見出しの記事が載っていました。メタボリックシンドロームの治療として、今後の応用が期待されるなんて、書かれてありましたから、とても興味をもってしまいます。そこで、ちょっと以前から調べていた肥満と脳の関係とも、とても関連がありますのでご紹介したいと思います。
下の図は、視床下部の主な部位をあらわしたものです。ひまわりが、慣れないお絵書きで、とてもてこずりましたが、だいたいの概要がおわかりいただければいいかなぁと思っています。肥満に、特に関係のある部位が、副内側核 VMH と外側核(群)という視床下部にある神経核の部分。
上の図の副内側核 VMH と外側核(群)のおよその位置関係がおわかりいただけたところで、下記の図です。それらの神経核(神経細胞の集合体)が、食べ物やホルモン、神経伝達物質とどのようにかかわっているのかを示しています。
・血中のブドウ糖の濃度が高くなると、満腹中枢として機能する副内側核 VMH が刺激されて、お腹がいっぱと感じます
・逆にいえば、摂食中枢は抑制されることになります
・もちろん、食べないでいると血糖値が下がります(インスリンの働き)から、逆の状態が起こり、食欲が起こってきます(摂食中枢)
・一方、お腹がすいてきたときに、脂肪が分解され、脂肪酸が摂食中枢として機能する外側核を刺激します
・この事は、ダイエットにより「脂肪を燃焼させる」ことは、結果的に、脂肪酸が増えて、摂食中枢を刺激してしまうことにかかわっているようです
・また、レプチンという脂肪細胞で作られるホルモンが、エネルギーの取り込みと消費にとても重要な役割をえんじている事がわかっています
・脳は、このレプチンを使って、脂肪が増えれば満腹中枢を刺激して、満腹感を与え、脂肪が減れば摂食中枢を刺激して食欲を与えるようにしている
・このレプチンによって、脂肪そのものの増加を、満腹中枢と摂食中枢に働きかけることで、コントロールしているともいえる
・次に、セロトニンがかかわっているという事
・セロトニンが多くなると、満腹中枢を刺激して、食欲を抑制してくれる方向へ働きます
・セロトニンは、心の病である「うつ」ととても関係のある脳内の神経伝達物質で、感情とも深くかかわっている
・そのセロトニンと関係しているのが女性ホルモン
という、とても複雑なメカニズムになっているといわれています。セロトニンは、トリプトファンというアミノ酸から作られますが、そのセロトニンは、眠りと関係の深いメラトニンとも関連があります。女性ホルモンが低下して、セロトニンの働きを低下させると、摂食中枢を刺激することになります。そのとき、感情は、とても攻撃的になるということです。
前置きが長くなりましたが、夕刊の記事には、これらの要因の他に、強い食欲抑制作用を示すタンパク質である「ネスファチン1」が、視床下部に存在することが確認されたということが載っていました。
さきほどの、レプチンが、肥満となり脂肪が増えてくると抵抗性が出てきてあまり作用しなくなることがわかり、今回の物質にはそのような抵抗性がない、というこで、肥満やメタボリックシンドロームに有効、ということになったようです。
食べ物を食べることによる満足度、すなわち、心地よい満腹感という感情、一転して、空腹時に起こる怒りや攻撃的な感情、いろいろな要因がありましたが、すべて、自律神経や内分泌系の中枢として働く視床下部に集約されていること、とても興味があります。
今後、これらの事をもっと掘り下げて見てみたいと考えています。