● ひまわりが勝手に選んだ植物療法関係の記事一覧です(月別に並べてあります)
・植物療法に関係のある記事のもくじ(2005.06.04 〜 現在まで)
朝から原色の青水色の空。最低気温がもうすぐ、10度を下回る気候になり、「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り。光の質が大気を温かく包み込んでいるような感覚で、澄み渡る空間が広がっています。ひまわりは、最悪の状態のようですが。
ばっぱは、昨夜秋分の日に食べる「ずんだ餅」を作っていました。上の写真は、ていねいに一つずつむいた枝豆をミキサーに入れて細かくしているところ。
上の写真、左側は、できあたった「ずんだ餅」。あんの餅もあります。ひまわりは、お昼に食べました。22日から会津まつりだそうで、昨夜は宵祭りの提灯行列があり、メインストリートの神明通りでは盆踊りでにぎわっていたそうです。上の写真、中央、右は、宮泉という造り酒屋の酒蔵と会津まつりののぼり。今日は藩公行列などが行われるとの事でした。
昨日の夕刊に「遺伝子の働き抑制」と大きく書かれたタイトルの記事が目につきました。どうも、がん細胞が投与された薬に耐性をもつようになる仕組みを遺伝子レベルで解明し、動物実験では、この遺伝子を抑制することで、抗がん剤の効き目を回復できたという内容のことが載っていました。
ちょうど、精油を塗布したり、精油入りのカプセルを内服したりする場合、どのような方法が有効なのか、に関係する記事を投稿していたところでした。昨日の記事は、がん細胞の薬剤耐性という問題がクローズアップされていましたが、正常な細胞にも多分、いえるのではないかと思える内容でした。
耐性の問題がどうして起こるのかは、
・がん細胞の場合、抗がん剤ががん細胞の中に入ってきたときに、外へその薬をくみ出す働きがある
・その働きをするのが特殊なタンパク質
・そのタンパク質の働きを調節しているのが「RPN2」という遺伝子
という事でした。つまり、「RPN2」という遺伝子が働かないと、抗がん剤をくみ出す働きをするタンパク質がその働きをすることができないので、結果的に抗がん剤が、ガン細胞へ取り込まれる事になり、耐性を作らせず抗がん剤が作用する、というもののようです。
細胞の核には、DNA が存在し、タンパク質を作り出す設計図を持っています。その情報を RNA に転写させることで、必要なタンパク質を合成することができます。今回の場合、「RNA 干渉」という、人為的に RNA の断片を細胞に入れて、本来のタンパク質の合成を抑えるという手法を使っての実験だったようです。
ここで、がん細胞に対しての実験データしか載っていませんでしたが、正常な細胞にもこのような働きがあるのではないでしょうか。だとすると、精油の塗布や、精油のカプセルを内服するなどによく出てくる、長期的な連用は「慣れ(耐性)」を作るため、三週間したら、一週間休み・・・などの、精油の人体に対する耐性の問題も、この遺伝子によって説明が可能なのかなぁとも思ってしまいます。
もっとも、がん細胞であるがゆえに、この機能ががん細胞だけに備わっているとも考えられます。以前「2006.06.05 ガン細胞免疫細胞の死滅誘導」でも投稿しましたが、がん細胞は、「TGF β-1」をもって、免疫細胞の活性を低下させて、本体を移動させる「がん細胞の転移」をやってのけますから。
だとすると、がん細胞は、本当にあの手この手を使って生きよう、生き長らえようとするすべをいくつも持っている事になります。そのため、がん細胞のこのような動きや仕組みを理解することで、がん細胞に一番効果的な手法はどんな方法があるのかを考える事になります。これは、がん細胞は悪いものという観点から考えた場合ですが、その逆の観点から考えた内容が、下記の記事に載っています。本当に難しい問題ですね。
・「2006.07.31 顆粒球とヘイフリック限界」
・植物療法に関係のある記事のもくじ(2005.06.04 〜 現在まで)
朝から原色の青水色の空。最低気温がもうすぐ、10度を下回る気候になり、「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り。光の質が大気を温かく包み込んでいるような感覚で、澄み渡る空間が広がっています。ひまわりは、最悪の状態のようですが。
![]() |
![]() |
![]() |
ばっぱは、昨夜秋分の日に食べる「ずんだ餅」を作っていました。上の写真は、ていねいに一つずつむいた枝豆をミキサーに入れて細かくしているところ。
![]() |
![]() |
![]() |
上の写真、左側は、できあたった「ずんだ餅」。あんの餅もあります。ひまわりは、お昼に食べました。22日から会津まつりだそうで、昨夜は宵祭りの提灯行列があり、メインストリートの神明通りでは盆踊りでにぎわっていたそうです。上の写真、中央、右は、宮泉という造り酒屋の酒蔵と会津まつりののぼり。今日は藩公行列などが行われるとの事でした。
昨日の夕刊に「遺伝子の働き抑制」と大きく書かれたタイトルの記事が目につきました。どうも、がん細胞が投与された薬に耐性をもつようになる仕組みを遺伝子レベルで解明し、動物実験では、この遺伝子を抑制することで、抗がん剤の効き目を回復できたという内容のことが載っていました。
ちょうど、精油を塗布したり、精油入りのカプセルを内服したりする場合、どのような方法が有効なのか、に関係する記事を投稿していたところでした。昨日の記事は、がん細胞の薬剤耐性という問題がクローズアップされていましたが、正常な細胞にも多分、いえるのではないかと思える内容でした。
耐性の問題がどうして起こるのかは、
・がん細胞の場合、抗がん剤ががん細胞の中に入ってきたときに、外へその薬をくみ出す働きがある
・その働きをするのが特殊なタンパク質
・そのタンパク質の働きを調節しているのが「RPN2」という遺伝子
という事でした。つまり、「RPN2」という遺伝子が働かないと、抗がん剤をくみ出す働きをするタンパク質がその働きをすることができないので、結果的に抗がん剤が、ガン細胞へ取り込まれる事になり、耐性を作らせず抗がん剤が作用する、というもののようです。
細胞の核には、DNA が存在し、タンパク質を作り出す設計図を持っています。その情報を RNA に転写させることで、必要なタンパク質を合成することができます。今回の場合、「RNA 干渉」という、人為的に RNA の断片を細胞に入れて、本来のタンパク質の合成を抑えるという手法を使っての実験だったようです。
ここで、がん細胞に対しての実験データしか載っていませんでしたが、正常な細胞にもこのような働きがあるのではないでしょうか。だとすると、精油の塗布や、精油のカプセルを内服するなどによく出てくる、長期的な連用は「慣れ(耐性)」を作るため、三週間したら、一週間休み・・・などの、精油の人体に対する耐性の問題も、この遺伝子によって説明が可能なのかなぁとも思ってしまいます。
もっとも、がん細胞であるがゆえに、この機能ががん細胞だけに備わっているとも考えられます。以前「2006.06.05 ガン細胞免疫細胞の死滅誘導」でも投稿しましたが、がん細胞は、「TGF β-1」をもって、免疫細胞の活性を低下させて、本体を移動させる「がん細胞の転移」をやってのけますから。
だとすると、がん細胞は、本当にあの手この手を使って生きよう、生き長らえようとするすべをいくつも持っている事になります。そのため、がん細胞のこのような動きや仕組みを理解することで、がん細胞に一番効果的な手法はどんな方法があるのかを考える事になります。これは、がん細胞は悪いものという観点から考えた場合ですが、その逆の観点から考えた内容が、下記の記事に載っています。本当に難しい問題ですね。
・「2006.07.31 顆粒球とヘイフリック限界」
体調の方、ようやく悪いピークから抜け出せそうです。
やはり、無理のし過ぎが原因。無理はよくないのをよく知っていますが、
それができれば苦労しないのですけど。
すみちゃんパワーを受け取って、早く回復するようなるべくじっとしています。
そう、もうすぐあけびも登場しますよ。一年は本当に早いですね。
今日は、どうもありがとうございました、バンダ。