今日の秋田は爽やかな晴れの日でした。多分アオイの花だと思うのですが、空の青い色と白い色、夏を予感させる色でした。が、週間天気予報を見てみると、八月の第一週まで雨の天気が続いていました。いつになったら本当の夏が来るのでしょうか。もう八月になってしまいます。

20060726ラベンダーおかむらさきの花穂 20060726ラベンダーをこんな風に 20060726ミニひまわりの花

上の写真は、昨日訪ねたサロンでの写真です。左、中央の各写真は、ひまわりが送ったラベンダーおかむらさき(中央の花びんの中にあるのは、ナナ成沢)、収穫のタイミングが少し遅れてしまったため花穂がバラバラになってしまったとのこと。そこで、エステティックで使う素材として、ビンの中に保存したのだそうです。右は、ミニひまわりの花。本物のひまわりの花でした。

20060727アオイの白い花? 20060727トマト 20060727ブドウ

上の写真は、今日の午前中、ご近所で写した写真です。冒頭にも書きましたが、とても爽やかな天気の秋田市でした。アオイ?の白い花、そして、赤い実をつけだしたトマト、それにブドウ。

20060727トマトサラダ 20060727マンゴ入りトルティア 20060727マンゴ

上の写真、トマト、赤タマネギ、バジリコ、ニンニクなどをミックスしたサラダ。オリーブオイルがたっぷりついていました。バジルが大きく育ったため、収穫して利用したもの。中央は、マンゴ入りトルティアだったと思います。右が、とても大きな本物の完熟マンゴ。佐賀の方からいただいた品物。何でも 5,000円以上するのだそうですが、完熟を待って収穫したマンゴだそうですから、それだけ手間がかかっているので、それを考えたら安いのでしょうね。

さて、今日のブログタイトル「サブスタンスPとDA」。DAは前回のブログ
2006.07.21 脳内神経伝達物質 DAでもご紹介した「ドーパミン」のこと。昨日深夜に秋田へ戻りましたが、出張中、ペッパー Piper nigrum についてのお問い合わせがあったとのメモが残してありました。何でも、このブラックペッパーが、高齢者の方々に起こりがちな「誤嚥(ごえん)」の予防に期待されているとのことでした。

通常食べ物を食べたときには、その内容物は、気管に行かず、食道へ運ばれますが、これは、上気道での迷走神経をはじめとする副交感神経系(自律神経)の働きによる嚥下(えんげ)反射によって、無意識のうちになされています。この嚥下は、いろいろな器官(舌、軟口蓋、咽頭、食道)の働きを同調させる複雑な働きをいうそうですが、高齢になるにしたがい、それらの機能が低下するなどして、誤って食べ物を気管や肺に吸い込んでしまうのが「誤嚥」というのだそうです。

しかも、上気道での嚥下反射を制御する物質の一つに「サブスタンスP」という名前がでてきたので、ひまわりの興味も、以前からブログで投稿していたドーパミン(DA)との関連で、調べてみることにしました。

サブスタンスPは、以前神経伝達物質のところで、勉強したことがありました。脳内神経伝達物質には、

・アミノ酸
・アミン
・ペプチド

というように、どのような構造でその伝達物質ができているかによって、大きく三つに区別されているようです。この区分の「アミン」の中の「カテコールアミン」、先日2006.07.21 脳内神経伝達物質 DAで、投稿しましたよね。代表的なものが「ドーパミン」でした。そして、今回問題になっている「サブスタンスP」は、「ペプチド」の区分にはいる伝達物質で、11個のアミノ酸がペプチド結合(アミノ酸分子とアミノ酸分子が結合するときに、水一分子を作って(取れて)結合(これを縮合というそうです)してできる形の結合)によってできあがった化合物です。

気道系のサブスタンスPは、迷走神経の刺激で分泌されますが、その制御には、先ほどの脳内にあるドーパミン作動性神経(ドーパミンを放出する神経細胞)と密接に関係しているのだそうです。

いろいろ調べてみたら、この問題は、

2006.08.03 パーシャルアゴニスト
2006.07.24 脳幹に配置された神経核
2006.07.21 脳内神経伝達物質 DA
2006.07.20 植物の二面性と状況に応じて作用する薬
2006.06.11 なまり言語切り替えと脳の働き

でご紹介した記事ととても関連性がありました。だいたい、概要がまとまりましたので、改めてご紹介したいと考えております。

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