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今日の秋田市、朝起きたときは雨は降っていませんでしたが、いつしか小雨模様。それでも降ったりやんだりの天気でした。湿っぽくてうっとうしいのですが、それほど暑くないのがせめてもの慰め。夜になると、やや肌寒い感じがします。昨日よりはましのようですが、日本全国、日本海側を除いてはやはり暑かったようですね。

20060716シソ巻き 20060716トマトと青ジソ 20060716ハッシュドビーフ

ばっぱは、朝から何か一生懸命作っていました。上の写真、左は、シソ巻きです。米と麦の粉、それに味噌を耳たぶくらいに練って青ジソでくるみ、低温で揚げたもの。中央は、トマトと青ジソの盛り合わせ。ひまわりは、青ジソよりもバジルの方がおいしいのですけど。右は、ハッシュドビーフなんですって。これを一生懸命作っていたようです。

昨日だったか、NHK ラジオで、サトウキビやトウモロコシから作った植物燃料の話がありました。現在の化石燃料であるガソリンに加えることで、自然循環型の燃料として、世界的にその需要が伸びているそうです。折しも、原油の最高値、地球温暖化による地球規模による異常気象などが起こる中、地球に優しい燃料として、特にブラジルなどでは、サトウキビを今までの作物から転換して栽培がすすめられているとのことです。

日本では、北海道の十勝地方や山形県の新庄、そして沖縄だったか、それくらいしか植物燃料の調達ができず、結局化石燃料の方が割安になるとのことでした。

「自然循環型」というスタイルが、何とも人間と植物の共存共栄を示しているようで、植物療法の考え方にも一致しているようでとても興味があります。そういえば、何日か前には、「エマルジョン燃料」の記事が新聞に載っていたようです。

これは「外国発」ではなく、「国内発」の新燃料のお話です。大気汚染の原因となる排ガスを 90%以上抑えることに成功したとのニュースでした。おもしろいのは、水と油を混ぜ合わせ「エマルジョン燃料」を作ることで、それを達成することが可能なんだそうです。

「三相乳化法」という方法だったと思いますが、この方法だと、油と水が「乳化状態」になり、完全燃焼に近い形で燃焼されるため、結果的に燃費の向上、排気ガスのクリーン化ができたんだそうです。界面活性剤を使わない「微粒子」を使う方法なんだそうで、これも、化学的なものを使わず「水」を使う所に、環境を汚染しない、地球に優しい新しい燃料として興味がわいてきます。

ひまわりは、この微粒子を使って、「精油と水」を乳化する「エマルジョン精油」ができないものかと密かに期待しているのですが。

いずれにしても、近頃の異常なまでの気温や、洪水は、自然破壊が進んだ証拠を自然によって突きつけられているような感じを受けます。そうそう、韓国もすごい洪水のようですね。

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