今日の寒さは昨日ほどではないにしても、結構積雪がありました。ご覧の通り、山はすっかり冬に逆戻り。田んぼを横切る道路には、大きな雪の吹きだまりがあり、いかに風が強く吹きつけていたかを物語っています

20060314雪の山1 20060314雪の山2 20060314雪の山3

昨夜は、この寒い季節とは違い、ばっぱは、春の菜の花を利用した料理を作りました。下左の写真がその料理。貝柱が入っており、貝柱と菜の花のタマゴ炒めとでも名前をつけたらいいのでしょうか。中央は、その料理がメニューになった夕ご飯。出ました、山ゴボウ。下右の写真は、今日のお昼のお寿司。

20060313貝柱と菜の花のタマゴ炒め 20060313夕ご飯 20060314お昼のお寿司

さて、今日のブログタイトルは、日曜日の朝刊に掲載されていた「薬と上手につきあう」という記事や、
2006.03.11 薬事法抵触販売違反ですの内容、そして、モーリス・メッセゲ氏の著書「メッセゲ氏の薬草療法」の著者のことば、を組み合わせたもの。

「薬はヒトの命と健康を守るうえで欠かせないものです。しかし、ほとんどの薬は治療の目的にそわない副作用をあわせ持っています。また、薬の量が多すぎたり、効きすぎたりすると、毒にも変わる「諸刃の剣」のような性質を持っています。薬と上手につきあうための基礎知識を図解します。」

とは、2006.03.12、秋田さきがけの朝刊。

また
2006.03.11 薬事法抵触販売違反ですでご紹介した、2006.03.11、秋田さきがけの朝刊では、

「県医務薬事課によると、下痢止め、整腸などの効能から、もっぱら医薬品として使用されているゲンノショウコ、キハダ、センブリなどは本来医薬品であり、薬品メーカーなど医薬品の製造許可を得た機関以外での製造や、薬局、薬店など以外での販売を禁じている。」。

また、
2006.02.11 ヤナギナツユキアスピリンでは、最初の合成新薬として登場した「サリチル酸」をご紹介しました。

モーリス・メッセゲ氏の著書「メッセゲ氏の薬草療法」(自然の友社、田中孝治監修、高山林太郎訳)の著者のことばでは、

「私の経験によりますと、せいぜい木の鉄砲ぐらいで十分なのに、大砲をぶっぱなして自分の病気をおいはらおうとする人があまりにも多いのです。重砲は、ほんとうに必要になったときだけしか使わないほうが賢明です。植物は小型で軽い武器です。そして、私のみるところでは多種多様な病気によく効いてくれます。」

R.F ヴァイスの「植物療法」(八坂書房、山岸晃訳)では、「薬用植物」を、「緩和な植物性治療薬」、「中間領域」、「強力な植物性治療薬」という概念が一番最初に記載されています。おもしろいのは、「緩和な植物性治療薬」を、

・緩和だから「効力が弱い」すなわち、多少とも効かないという意味ではない
・通常著しい毒性を呈することがないので服用が長期にわたっても害をこうむることがない

と紹介しています。

植物の持つ力、どのような範疇にて治療特性を有するのか、使い方、薬事法、医師法など、いろいろな概念を理解して、植物療法(フィトテラピー)を学ばないといけません。今後とも、ブログで書いていきたいと思っています。

今日 14日は、ひまわりにっとて、悪戦苦闘の最終段階の日。そう確定申告の前日なのでした。

今、NHK ラジオで、仏教の地(五大仏都:奈良、京都、鎌倉、会津、平泉っていっていましたよ)、会津を放送しています(2:25 PM)。ひまわりは、そんな観点から眺めたことがないなぁ。