● ひまわりが勝手に選んだ植物療法関係の記事一覧の目次です
朝起きると何ともいえない爽快な気分。それもそのはず、とても暖かで春なみの、今冬でこんな気分を味わったことがないほどの春の陽気。昨日、東京で、9時間の本屋さん滞在記録を作ったひまわりですが、そのときに購入した本が届きました。その中の一つに「新しい精密な分子構造モデル」があります。
有機化学の世界では、水素原子を省略して、炭素原子との結合の状態を「線」で結ぶ形で書き表すようです。結合の状態と書いたのは、炭素原子と炭素原子が「単結合」、「二重結合」などをいいあらわすことになります。
ですから、イソプレン分子を馬に見立てて、首に相当する部分が「単結合」、両足に相当する部分が「二重結合」、そして、最後にしっぽを見立てたわけです。
さて、上の写真左は、昨日届いた「新しい精密な分子構造モデル」の箱ですが、分子構造モデルを作るために必要な基本セットが入っています。好奇心旺盛なひまわりは、さっそく「イソプレン分子」を組み立ててみました(上写真中央、右)。
組み立て終わった「イソプレン分子」を見て、あれっ、これって「馬」よりも、犬の「プードル」に似てる、と思わず叫んでしまいました。
写真では、ちょっと判断できないかもしれませんが、水色のチューブが「単結合」、青紫のチューブが「二重結合」を表しています。当然、二重結合となっている炭素原子の手は、四本から三本に減りますから(「2006.01.27 炭素の手は4本」)矛盾なく炭素原子や水素原子の結合個数と対応しています。きれいな構造をしていますよね。
実際は、うまい仕組みになっていて、二重結合を表現する青紫のチューブとそれに対応する炭素原子(手が3本のもの)の手がやや横に扁平になっているんです。ですから、結合の形がその扁平な手によって制限され、上の写真右側のような形となります。プードル犬の足の部分に見えていた部分は、平面的な構造になるようです。
ひまわりは、おもしろくなって、さらなる挑戦をしてみました。続きは後日。
山は、青空が広がり、本当に春が来たっていう感じを受けます。上写真右が、昨日の夜に食べたカキとニンニクの芽の炒め物でした。
関連記事
・「2007.02.19 官能基のエーテル基とエステル結合」
・「2007.02,17 官能基の水酸基とカルボニル基」
・「2007.02.16 アルコールの官能基と酸化反応」
・「2006.03.04 イソプレン分子はプードル犬」
・「2006.03.06 テルペン系はイソプレンブロック」
・「2006.02.03 芳香成分類の名称」
・「2006.01.29 共有結合」
・「2006.01.27 炭素の手は4本」
・「2006.01.22 炭化水素基と官能基」
・「2006.01.20 精油の化学と基本骨格」
・「2005.06.20 精油の芳香成分類の分類は何を基準にして」
・「2006.02.13 サリチル酸二つの官能基」
・「2006.02.11 ヤナギナツユキアスピリン」
・「2006.02.10 サリチル酸と植物療法」
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朝起きると何ともいえない爽快な気分。それもそのはず、とても暖かで春なみの、今冬でこんな気分を味わったことがないほどの春の陽気。昨日、東京で、9時間の本屋さん滞在記録を作ったひまわりですが、そのときに購入した本が届きました。その中の一つに「新しい精密な分子構造モデル」があります。
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テルペン系といわれる炭化水素の基本が、このイソプレン分子(C5H8)を含んでいます。この分子は「メチルブタ-1,3-ジエン」と呼ばれる化合物で、精油の化学の基本となっています(「2006.01.20
精油の化学と基本骨格」 ) 一見すると、馬がかけっこをしている姿を「イソプレン分子」に重ね、仮想のしっぽをつけて覚えやすくしています。 左の図は、イソプレン分子を、 1(上). 水素原子を略した簡略図と 2(下). 水素原子を省略しない図 で表しています(構造式)。 どうですか、省略しないでイソプレン分子の構造式を書き表してみると、炭素原子が「5個」水素原子が「8個」で構成されているのがおわかりいただけるかと思います。 |
有機化学の世界では、水素原子を省略して、炭素原子との結合の状態を「線」で結ぶ形で書き表すようです。結合の状態と書いたのは、炭素原子と炭素原子が「単結合」、「二重結合」などをいいあらわすことになります。
ですから、イソプレン分子を馬に見立てて、首に相当する部分が「単結合」、両足に相当する部分が「二重結合」、そして、最後にしっぽを見立てたわけです。
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さて、上の写真左は、昨日届いた「新しい精密な分子構造モデル」の箱ですが、分子構造モデルを作るために必要な基本セットが入っています。好奇心旺盛なひまわりは、さっそく「イソプレン分子」を組み立ててみました(上写真中央、右)。
組み立て終わった「イソプレン分子」を見て、あれっ、これって「馬」よりも、犬の「プードル」に似てる、と思わず叫んでしまいました。
写真では、ちょっと判断できないかもしれませんが、水色のチューブが「単結合」、青紫のチューブが「二重結合」を表しています。当然、二重結合となっている炭素原子の手は、四本から三本に減りますから(「2006.01.27 炭素の手は4本」)矛盾なく炭素原子や水素原子の結合個数と対応しています。きれいな構造をしていますよね。
実際は、うまい仕組みになっていて、二重結合を表現する青紫のチューブとそれに対応する炭素原子(手が3本のもの)の手がやや横に扁平になっているんです。ですから、結合の形がその扁平な手によって制限され、上の写真右側のような形となります。プードル犬の足の部分に見えていた部分は、平面的な構造になるようです。
ひまわりは、おもしろくなって、さらなる挑戦をしてみました。続きは後日。
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山は、青空が広がり、本当に春が来たっていう感じを受けます。上写真右が、昨日の夜に食べたカキとニンニクの芽の炒め物でした。
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・「2006.02.11 ヤナギナツユキアスピリン」
・「2006.02.10 サリチル酸と植物療法」
2008.09.24
イソプレン分子の構造 1
http://blog.livedoor.jp/biopro/archives/51639111.html
で、tokikou さんから、イソプレンの情報をいただきました。
それに関してのコメントを書き込みましたので、そちらの方も
参照いただければ幸いです。