今日の朝は、寒い寒い一日からスタート。昨晩から雪が降ったようです。その痕跡がいたるところにありました。イチョウの黄色い葉とシャーベットのうような雪との組み合わせ、季節が秋から冬へと移りゆく様、寒いですけど、きれい。今(17:40です)ブログを書いていたら、外はもうみぞれが雪に変わってました。
昨日は、アロマのセミナー。このブログをご覧いただいた受講生の方がさっそく月桃の精油をお持ち下さいました。私にとっては初体験。さあ、イメージで描いていた月桃の香りは果たしてどんな香りなのでしょうか。
冬用のワイパーは、雪がワイパーの骨組みにこびりついてダンゴ状態になるのを防いでくれます。通常のワイパーだと、雪がくっついて、走行中固まりとなって拭き取れなくなるんです。外気がマイナスの世界で、その中を車で走るため、かちかちに凍って固まってしまうからです。車を止めてワイパーを窓にバシバシ打ちつけてその雪の固まりを取り去るんですよ。雪国の方でないと表現しても分かりづらいですよね。
その他にラベンダーの香り、この香りのベースになっているラベンダーは、種子からこだわって育てたもので、そこから抽出した精油なんだそうです。前にも書きましたが、ラベンダーは本当に個体差が大きい品種です。
種から育てるということは、無数のラベンダーの香りを選択できるということでしょうから、こだわらないとできないこと。選抜種ということになるのでしょうけど、気の長い話ですね。だって、種から育ててから二年目に開花するわけですから、その花も数年たたないと本当の香りを放ってくれないでしょうから、これまた大変です。
ただ、よい香りのラベンダーだけを一種選抜して精油にする方法と、選抜はしますが、数種類の選抜ラベンダーのブレンド精油を抽出する方法など、いろいろ考えられますね。これもおもしろそう。ひまわりもラベンダーを蒸留したくなりました。
二、三日前のラジオで、アートと医療という内容の放送をしていましたが、何でも、患者さん自身が病棟で絵を描くことで、自分自身の心の内を表現したり、その絵を発表したりと、それをすることで病気が治るわけではないけど、自分を癒すことのできるとてもすばらしい効果があるという内容だったと思います。
そこで、精油を医療の分野に適用している諸外国もありますが、アートとして精油を利用することも可能な分野だと思いました。精油を利用したクラフトが一般的ですが、一番有効なのは、「香りをブレンド」することなのでは、と思ってしまいました。
そこで、月桃のお話に戻り、浮かんだイメージにしたがって、まずシンプルな組み合わせが頭に浮かびました。そうそう、その前に月桃の香りの印象でしたね。前回投稿した内容とほとんど同じ。
「2005.11.14 月桃(ゲットウ)の香り 」
「モノテルペン炭化水素類、酸化物類、モノテルペンアルコール類が中心のようですが、ややティートゥリーに似た香りに、酸化物類の1,8シネオールのスーッと広がる香り。あ〜どんな香りなんでしょうか。多分全体的にどこが強いという割合でもないようなので、爽やかなな森林の中にいるようで柔らかな、穏やかな香りなのでは、と想像をかき立てられます。」なんていう表現をしました。
その通りのイメージなんですよ。優しい香りです。ティートゥリーの香りがメインに引き立っているのですが、そこには、1,8シネオールの香りがあるのですが、出しゃばっていなく、かといって、モノテルペン炭化水素類の内側に秘めた香りが爽やかな香りを台無しにしていません。ほんのりとどこからか甘い香りが漂ってくるような感覚です。
そこで、すぐさま、「シナモスマ フラグランス Cinnamosma fragrans」、「ティートゥリー Melaleuca alternifolia」、「サイプレス Cupressus sempervirens」を組み合わせて見ました。全体の割合としては、1:2:1 くらいでしょうか。でも月桃の香りが表現しきれません。全体に1,8シネオールの香りが強すぎました。リナロールの爽やかで甘い香りのイメージがそこに入ったらいいような感じ。
「Alpinia120」さんによると、「私なりに月桃の香りを表現するとローズマリー(シネオール)をベースにゼラニウム、クラリセージ、プチグレンをほんの微量ずつブレンドした香りです。単体であればティートリー、ユーカリの香りが近いかもしれません。」とのことですから、微妙なあのほんのり甘い香り、でもティートゥリーの残りががいつまでも消えないでいる、やはり「月桃にしか表現できない香り」ですね。
こんなことを通して、アロマをアートとして考えると、とてもおもしろいんではないんでしょうか。もちろんアロマテラピーの持っている効果もそこにでは見逃すことはできません。
昨日は、アロマのセミナー。このブログをご覧いただいた受講生の方がさっそく月桃の精油をお持ち下さいました。私にとっては初体験。さあ、イメージで描いていた月桃の香りは果たしてどんな香りなのでしょうか。
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ローズマリーの鉢にちょっと積もった雪、車のワイパーにも ローズマリーの鉢が道端に並んできますが、雪を確認できるのは、この鉢のみ。しかも根元にイチョウの葉が。こんなところに秋から冬へ変わっていく季節の移りかわりを感じます。もうワイパーについた雪は見慣れていますが、今冬はじめてのこと。タイヤもそうですが、冬用のワイパーにも取り替えないと。 |
冬用のワイパーは、雪がワイパーの骨組みにこびりついてダンゴ状態になるのを防いでくれます。通常のワイパーだと、雪がくっついて、走行中固まりとなって拭き取れなくなるんです。外気がマイナスの世界で、その中を車で走るため、かちかちに凍って固まってしまうからです。車を止めてワイパーを窓にバシバシ打ちつけてその雪の固まりを取り去るんですよ。雪国の方でないと表現しても分かりづらいですよね。
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月桃の精油とシソの精油 月桃の精油、何ていい香りなんでしょうか。印象としては、ティートゥリーの香りがいつまでもイメージに残っています。シソの精油、これはいつも嗅いでいる匂いです。まさか、花穂の部分を絶えず持って歩く事はできませんから、精油は重宝しますよね。でもそのままの香りですから、「あれっ、だれかシソ巻きでも食べてるの?」なんていうことになりかねません。 |
その他にラベンダーの香り、この香りのベースになっているラベンダーは、種子からこだわって育てたもので、そこから抽出した精油なんだそうです。前にも書きましたが、ラベンダーは本当に個体差が大きい品種です。
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以前ご紹介したジャムです 左がイチゴのジャムで、右がトマトのジャムです。この季節にイチゴやトマトのジャムでトーストが食べられるなんて、手作りジャムは最高。色も天然ですよ。何ていい色をしているのでしょうか。これをりっぱな器とちょっとした小物を一緒に写真を撮れば、もっと食欲をそそること間違いなし。 |
種から育てるということは、無数のラベンダーの香りを選択できるということでしょうから、こだわらないとできないこと。選抜種ということになるのでしょうけど、気の長い話ですね。だって、種から育ててから二年目に開花するわけですから、その花も数年たたないと本当の香りを放ってくれないでしょうから、これまた大変です。
ただ、よい香りのラベンダーだけを一種選抜して精油にする方法と、選抜はしますが、数種類の選抜ラベンダーのブレンド精油を抽出する方法など、いろいろ考えられますね。これもおもしろそう。ひまわりもラベンダーを蒸留したくなりました。
二、三日前のラジオで、アートと医療という内容の放送をしていましたが、何でも、患者さん自身が病棟で絵を描くことで、自分自身の心の内を表現したり、その絵を発表したりと、それをすることで病気が治るわけではないけど、自分を癒すことのできるとてもすばらしい効果があるという内容だったと思います。
そこで、精油を医療の分野に適用している諸外国もありますが、アートとして精油を利用することも可能な分野だと思いました。精油を利用したクラフトが一般的ですが、一番有効なのは、「香りをブレンド」することなのでは、と思ってしまいました。
そこで、月桃のお話に戻り、浮かんだイメージにしたがって、まずシンプルな組み合わせが頭に浮かびました。そうそう、その前に月桃の香りの印象でしたね。前回投稿した内容とほとんど同じ。
「2005.11.14 月桃(ゲットウ)の香り 」
「モノテルペン炭化水素類、酸化物類、モノテルペンアルコール類が中心のようですが、ややティートゥリーに似た香りに、酸化物類の1,8シネオールのスーッと広がる香り。あ〜どんな香りなんでしょうか。多分全体的にどこが強いという割合でもないようなので、爽やかなな森林の中にいるようで柔らかな、穏やかな香りなのでは、と想像をかき立てられます。」なんていう表現をしました。
その通りのイメージなんですよ。優しい香りです。ティートゥリーの香りがメインに引き立っているのですが、そこには、1,8シネオールの香りがあるのですが、出しゃばっていなく、かといって、モノテルペン炭化水素類の内側に秘めた香りが爽やかな香りを台無しにしていません。ほんのりとどこからか甘い香りが漂ってくるような感覚です。
そこで、すぐさま、「シナモスマ フラグランス Cinnamosma fragrans」、「ティートゥリー Melaleuca alternifolia」、「サイプレス Cupressus sempervirens」を組み合わせて見ました。全体の割合としては、1:2:1 くらいでしょうか。でも月桃の香りが表現しきれません。全体に1,8シネオールの香りが強すぎました。リナロールの爽やかで甘い香りのイメージがそこに入ったらいいような感じ。
「Alpinia120」さんによると、「私なりに月桃の香りを表現するとローズマリー(シネオール)をベースにゼラニウム、クラリセージ、プチグレンをほんの微量ずつブレンドした香りです。単体であればティートリー、ユーカリの香りが近いかもしれません。」とのことですから、微妙なあのほんのり甘い香り、でもティートゥリーの残りががいつまでも消えないでいる、やはり「月桃にしか表現できない香り」ですね。
こんなことを通して、アロマをアートとして考えると、とてもおもしろいんではないんでしょうか。もちろんアロマテラピーの持っている効果もそこにでは見逃すことはできません。
そうですね。どれ一つとして同じ物は作れません。
化学合成のものではないから。それに一滴といってもほんの少し違う物。
前にも書きましたが、合成のものの集合体は香りがはっきりしているのか、
ちょっときつくて人間の嗅覚受容体にはなじめません。
が、そのような香りを嗅いでいると天然の香りの感度が落ちて、
合成の香りの方がよくなるという逆転現象もあり、なのでしょう。
matt さんは、なかなか渋い香りがお好みのようですね。
お気に入りの三本は、一般的な表現からすると、
「青臭い」、「渋み」、「こもってはいるけど鋭い感じ」の香りかな。
ところが、これがブレンドされるとまたいい香りになるから不思議。
天然の香りって、そういうものですね。