今日も昨日に続き朝から雨降りのお天気。降っているか降っていないか分からないくらいの雨。車が行きかう音で、路面が濡れているかなぁという感じの量です。

雨と同じように今日のブログも香りにまつわるお話です。きっかけはまたもや一本の電話です。月桃の情報をホームページにてご覧になられた方からのお電話でした。以前、月桃の精油に関しては、一度アロマ仲間から聞いたことはあったのですが、実際にはまだ「ひまわり」は未体験。


20051114月桃成分

(各芳香成分類の合計は、単純に記載されている芳香分子の比率を合計したもので、実際の数値とは違うと思います。また、微量な成分がまだ少し記載されていました。詳しくは、下記 2005.57号を参照頂ければ幸いです。)

ホームページでご紹介していた内容は、ケモタイプアロマテラピー 2005年57号(みなみの香草屋) にあった新ニュース便りでした。「月桃(ゲットウ)」って、名前からして、月の光に照らし出された桃のイメージの香り、なんて勝手に考えていました。上記内容成分を見てみると、全体的にバランスがとれた精油のような感じを受けます。比較の対象にティートゥリー Melaleuca alternifolia、シナモスマ フラグランス Cinnamosma fragrans を比較してみました。

モノテルペン炭化水素類、酸化物類、モノテルペンアルコール類が中心のようですが、ややティートゥリーに似た香りに、酸化物類の1,8シネオールのスーッと広がる香り。あ〜どんな香りなんでしょうか。多分全体的にどこが強いという割合でもないようなので、爽やかなな森林の中にいるようで柔らかな、穏やかな香りなのでは、と想像をかき立てられます。

成分的にも、三種類の芳香成分類は、感染症に有効に働くようで、また、心身がストレス状態にあるような場合に、心身の疲れを取り去り、元気を回復するような、そんな働きの精油なんでしょうね。当然、呼吸器系にも有効でしょうが、皮膚には、うっ滞を取り去り、すっきりさせるような成分が含まれてるようです。

月桃の名前のイメージと内要成分、そして、実際にその香りを体験したときに、きっとその全体像がつかめると思います。それまでは楽しみにしておきましょう。皆さんは、もうこの月桃の香りを試したことがあるでしょうか。

関連情報
月桃インフォメーション(外部リンク)
2005.11.13 いもづる式精油の香り
2005.09.06 サイプレスとひのき
2005.08.10 主要芳香分子がほとんど同じ
2005.08.10 香りの近い精油
2005.06.10 ニックネームのひまわり