今日も穏やかな天気。午前中アロマのセミナーの後、午後から山へ。もうほとんど日課。それでもまだまだ草刈りは済んでないというのに、栗は待ったがききません。
先日東京へ行ったときのこと。仙台へ出張のおり、本当の自然にふれあえて、とても感動したんです、というびっくりするような本当のお話をお聞きしました。そのきっかけとなったのが「ほうの木の葉」だったそうです。
山に行けばいくらでもあるのに。そのほうの木に、自然のアケビが空高く伸びて先端に実をつけていました。こんな風景を見たら、どんなにびっくりするだろうかな。
自然の中に暮らしていると、自然のよさがわからず、こんなところでなく都会に住みたいな〜と思い、都会に暮らしていると、自然に憧れる。そんなものかな。もちろんすべての人の事ではないですよ。あくまでもよくそんなことを耳にするので。
記事のタイトルからかなり離れましたが、「イオン導入器」、たまたま「ビタミンCエステル」について見ていると、面白いことが書いてあったので、思わずご紹介したくなっちゃいました。
それは、「おたま」で作る手作りのもので、200円でできるとのこと。その記事は下記の URL にありますので、興味のあるかたはどうぞ。
・「美容の最新兵器イオン導入器が200円で!」
面白いことに、美白やニキビを改善するために「ビタミンC誘導体」などの成分を肌へ送り届ける目的の事が書かれていたことです。実は、エステティックでは、このイオン導入器は、デサンクリスタスョンといって、「導入の目的」のためにだけ利用されるのではなく、いろいろな目的によって使えるんです。
その一つにまったく逆の「電気洗浄」としても使えるんですよ。そして、その原理や仕組みを理解して応用すると、「電気的なピーリング」や、「鎮静」、「活性」、ビタミンCだけではなく、ハーブの抽出液や、プラセンタ、などなどいろいろ利用できるから不思議なんです。
通常は、作業極を「マイナス」で用いると「洗浄」、「プラス」で用いると「導入」ということになっているようです。上記のケースの「ビタミンC誘導体」を導入するときには、肌にあたる部分が「マイナス」になるように用いたとありました。
あれっ、ちょっと待って、作業極が「反対」ですよね。
でもこれでいいんです。それは、導入する目的の物質によって、作業極を「プラス」や「マイナス」に変えるんです。
簡単にお話すると、
● 洗浄
1. 作業極を「マイナス」で用いると「洗浄」
・通常重炭酸ソーダ(炭酸水素ナトリウム(重曹))を使うことで、電気分解したナトリウムイオン(プラス)が、毛穴などに付着しているファンデーションやメイキャップなどの重金属色素と結合して汚れを吸着してくれます。
・一方では、作業極自体が、「プラス」の電位を持っている老化角質を吸着してくれます(電気ピーリング)。
● 肌の状態による利用
1. 作業極を「プラス」で用いる
・脂性肌は、通常、皮膚表面の「プラス」の電位が大きい状態となっています。そのとき(電気洗浄の後)、電位の大きい皮膚表面の「プラス」が作業極の「プラス」と反発しあい、皮膚表面は「鎮静」することになります。
2. 作業極を「マイナス」で用いる
・ 乾燥(特に乾水性)肌は、通常、皮膚表面の「プラス」の電位が小さい状態となっています。そのとき、電位の小さい皮膚表面の「プラス」が作業極の「マイナス」によって引き上げられ、皮膚表面は「活性」することになります。この場合は、電気洗浄として行うことで、「洗浄」と「活性」の両方を実現することが可能となります。
● 導入
1. 作業極を「プラス」で用いると
・ハーブの抽出液は、アルカリ用材のため「プラス」による電気導入でないと、皮膚へ導かれません。これはカタフォレーゼと呼ばれています。
2. 作業極を「マイナス」で用いると
・ プラセンタや、ローヤルゼリー、ビタミンCなどの酸性用材は「マイナス」のによる電気導入でないと、皮膚へ導かれません。これは、アナフォレーゼと呼ばれています。
ようは、洗浄するのか、肌を鎮静させるのか、活性させるのか。肌を目的によってどうしたいのか、そのときの目的の用材は「酸性なのかアルカリ性」なのかなどなど、いろいろな条件が絡み合ってきますので、それを理解し使いこなすことが大切です。
ですから、おたまの手作りイオン導入器で、肌の還元を目的として、酸性用材の「ビタミンC誘導体」を導入するわけですから、作業極を「マイナス」で用いることとなります。
ここで、例えば、エリカというハーブがあります。このエリカの抽出液を使う場合、作業極を「プラス」あるいは「マイナス」で使い分けることが可能です。それは、エリカに含まれている成分の違いによって可能となります。皆さん、それは何だと思われますか。
先日東京へ行ったときのこと。仙台へ出張のおり、本当の自然にふれあえて、とても感動したんです、というびっくりするような本当のお話をお聞きしました。そのきっかけとなったのが「ほうの木の葉」だったそうです。
山に行けばいくらでもあるのに。そのほうの木に、自然のアケビが空高く伸びて先端に実をつけていました。こんな風景を見たら、どんなにびっくりするだろうかな。
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ほうの木と栗 今年は、葉が最初からシワシワになり道ばたに落ちています。あれ〜こんな感じだったのかなと、本来の葉の姿をなかなか思い出すことができません。木に付いてる葉はまだ緑色ですが、ほとんど落ちていました。 |
自然の中に暮らしていると、自然のよさがわからず、こんなところでなく都会に住みたいな〜と思い、都会に暮らしていると、自然に憧れる。そんなものかな。もちろんすべての人の事ではないですよ。あくまでもよくそんなことを耳にするので。
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ほうの木にからみつくアケビと、サンショの実 アケビの葉はいつも思うことですが、広葉樹の葉が落ちてもまだへばりついています。ですから、「アケビのつるがある」とわかります。これでリースやかごを作るんですよね。サンショの実、この木は自然にあるもので、実がなっていました。 |
記事のタイトルからかなり離れましたが、「イオン導入器」、たまたま「ビタミンCエステル」について見ていると、面白いことが書いてあったので、思わずご紹介したくなっちゃいました。
それは、「おたま」で作る手作りのもので、200円でできるとのこと。その記事は下記の URL にありますので、興味のあるかたはどうぞ。
・「美容の最新兵器イオン導入器が200円で!」
面白いことに、美白やニキビを改善するために「ビタミンC誘導体」などの成分を肌へ送り届ける目的の事が書かれていたことです。実は、エステティックでは、このイオン導入器は、デサンクリスタスョンといって、「導入の目的」のためにだけ利用されるのではなく、いろいろな目的によって使えるんです。
その一つにまったく逆の「電気洗浄」としても使えるんですよ。そして、その原理や仕組みを理解して応用すると、「電気的なピーリング」や、「鎮静」、「活性」、ビタミンCだけではなく、ハーブの抽出液や、プラセンタ、などなどいろいろ利用できるから不思議なんです。
通常は、作業極を「マイナス」で用いると「洗浄」、「プラス」で用いると「導入」ということになっているようです。上記のケースの「ビタミンC誘導体」を導入するときには、肌にあたる部分が「マイナス」になるように用いたとありました。
あれっ、ちょっと待って、作業極が「反対」ですよね。
でもこれでいいんです。それは、導入する目的の物質によって、作業極を「プラス」や「マイナス」に変えるんです。
簡単にお話すると、
● 洗浄
1. 作業極を「マイナス」で用いると「洗浄」
・通常重炭酸ソーダ(炭酸水素ナトリウム(重曹))を使うことで、電気分解したナトリウムイオン(プラス)が、毛穴などに付着しているファンデーションやメイキャップなどの重金属色素と結合して汚れを吸着してくれます。
・一方では、作業極自体が、「プラス」の電位を持っている老化角質を吸着してくれます(電気ピーリング)。
● 肌の状態による利用
1. 作業極を「プラス」で用いる
・脂性肌は、通常、皮膚表面の「プラス」の電位が大きい状態となっています。そのとき(電気洗浄の後)、電位の大きい皮膚表面の「プラス」が作業極の「プラス」と反発しあい、皮膚表面は「鎮静」することになります。
2. 作業極を「マイナス」で用いる
・ 乾燥(特に乾水性)肌は、通常、皮膚表面の「プラス」の電位が小さい状態となっています。そのとき、電位の小さい皮膚表面の「プラス」が作業極の「マイナス」によって引き上げられ、皮膚表面は「活性」することになります。この場合は、電気洗浄として行うことで、「洗浄」と「活性」の両方を実現することが可能となります。
● 導入
1. 作業極を「プラス」で用いると
・ハーブの抽出液は、アルカリ用材のため「プラス」による電気導入でないと、皮膚へ導かれません。これはカタフォレーゼと呼ばれています。
2. 作業極を「マイナス」で用いると
・ プラセンタや、ローヤルゼリー、ビタミンCなどの酸性用材は「マイナス」のによる電気導入でないと、皮膚へ導かれません。これは、アナフォレーゼと呼ばれています。
ようは、洗浄するのか、肌を鎮静させるのか、活性させるのか。肌を目的によってどうしたいのか、そのときの目的の用材は「酸性なのかアルカリ性」なのかなどなど、いろいろな条件が絡み合ってきますので、それを理解し使いこなすことが大切です。
ですから、おたまの手作りイオン導入器で、肌の還元を目的として、酸性用材の「ビタミンC誘導体」を導入するわけですから、作業極を「マイナス」で用いることとなります。
ここで、例えば、エリカというハーブがあります。このエリカの抽出液を使う場合、作業極を「プラス」あるいは「マイナス」で使い分けることが可能です。それは、エリカに含まれている成分の違いによって可能となります。皆さん、それは何だと思われますか。