● ひまわりが勝手に選んだ植物療法関係の記事一覧の目次です
● 年度別目次 年度別目次 / 2007年度分目次 / 2006年度分目次 / 2005年度分目次
○ 関 連 情 報 精油の化学 / 植物油の化学 / 医療 / 脳・神経 / 薬と身体 / 福田安保理論 / 千島学説 / その他

精油データ

タイム パラシメン Thymus vulgaris paracymene

精油データ未定義

20070709タイム パラシメン Thymus vulgaris paracymene

上の表は、タイム パラシメン Thymus vulgaris paracymene です。モノテルペン炭化水素類のパラシメン、抗炎症、コーチゾン様の各主な作用と、鎮痛作用という固有作用を持っているのが特徴で、かつ、フェノール類の含有量も多く、痛みを伴う諸症状に有効のようです。タイム チモール Thymus vulgaris CT6 (Thymol) と同じように、フェノール類をかなり含んでいるようですから、取り扱いには十分注意が必要なタイプです。

20070709タイム7種類のケモタイプ

基本的なデータは「ケモタイプ精油事典 Ver.5(2006.07.01 改訂版発行)」を参考にさせていただいていますが、表を読み取る場合に、下記の点で、注意が必要です。

・今回の表に記載されている芳香成分類や芳香分子は、主要有効成分です
・芳香分子のデータは、平均的含有量の「最高値」を表示
○ 例 タイム ゲラニオール Thymus vulgaris CT2 (Geraniol)
・モノテルペンアルコール類のゲラニオール
・平均的含有量は「20 〜 30%」
・表中に表示されている含有量は、その最高値の「30%」

● 関連記事
精油の化学関連の目次
2007.07.09 タイムのケモタイプとその利用特性
2007.06.24 現在でも貴重なタイムCT4
2006.08.24 精油のフェノタイプとケモタイプ
モノテルペン炭化水素類
精油データもくじへ
芳香成分類・芳香分子もくじへ
全精油データ表示へ