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精油データ

タイム マストキナ Thymus mastichina

精油データ未定義

20070709タイム マストキナ Thymus mastichina

上の表は、タイム マストキナ Thymus mastichina です。

下記表でご覧いただけるように、酸化物類の1,8シネオールを 65%(平均的含有量の最高値)含んでいます。なんでも、スペインに成育するタイムで、成育環境の違いからこのような成分の構成となったのだそうです。モノテルペン炭化水素類、そして、モノテルペンアルコール類のリナロールも含んでいますから、呼吸器系のトラブルや、精神面での利用に役立つようです。

20070709タイム7種類のケモタイプ

基本的なデータは「ケモタイプ精油事典 Ver.5(2006.07.01 改訂版発行)」を参考にさせていただいていますが、表を読み取る場合に、下記の点で、注意が必要です。

・今回の表に記載されている芳香成分類や芳香分子は、主要有効成分です
・芳香分子のデータは、平均的含有量の「最高値」を表示
○ 例 タイム ゲラニオール Thymus vulgaris CT2 (Geraniol)
・モノテルペンアルコール類のゲラニオール
・平均的含有量は「20 〜 30%」
・表中に表示されている含有量は、その最高値の「30%」

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精油の化学関連の目次
2007.07.09 タイムのケモタイプとその利用特性
2007.06.24 現在でも貴重なタイムCT4
2006.08.24 精油のフェノタイプとケモタイプ
モノテルペン炭化水素類
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